2023年3月5日日曜日

弥生賞ディープインパクト記念展望(ラップ傾向&予想)2023


まとめ
  • ミドルペースから、一旦しっかり落ち着いて→徐々に加速していく展開。
  • 切れ&末脚(トップスピード)の持続力が問われる。
  • 予想◎レヴォルタード

過去のラップタイム

2022 12.7-11.6-11.9-12.5-12.4-12.4-11.8-11.5-11.4-12.3
2021 12.7-11.6-12.4-13.0-12.9-12.6-12.3-11.6-11.0-11.9
2020 12.7-11.4-12.1-12.3-12.6-12.6-12.6-12.5-11.8-12.3
2019 12.7-11.7-12.5-12.5-12.4-12.3-12.2-12.1-12.3-12.6
2018 12.5-11.0-12.5-12.8-12.7-12.4-12.8-11.7-11.0-11.6
2017 12.4-11.4-12.8-13.2-13.4-12.7-12.3-11.9-11.4-11.7
2016 12.5-10.5-11.3-12.2-13.0-12.8-12.5-12.5-11.3-11.3
2015 12.5-11.4-12.3-12.4-12.7-12.0-12.1-12.1-11.9-12.4
2014 12.4-11.0-12.2-12.8-12.8-11.9-11.9-12.3-11.9-12.2
2013 12.9-11.4-12.2-12.4-12.7-12.5-11.7-11.6-11.4-12.2

過去10年の平均ラップタイム
12.60-11.30-12.22-12.61-12.76-12.42-12.22-11.98-11.54-12.05
2.01.70



ラップ傾向

(過去記事の転載)

過去のラップタイムを見ると、前半はミドルペースで流れ、道中は一旦しっかり緩んでから、向こう正面~勝負所に掛けて徐々に加速して行く展開で、そのままラストまである程度のスピードを維持する形。

この舞台では、基本的には道中で息の入れられる展開になるため、終いの部分で如何に主張できるか…というのが重要で、適性的には、機動力と末脚の持続力を備えたタイプが浮上しやすい。(ただし道中の水準が高くなるパターンもあるので、一定の持久力を示している馬の方がやはり信頼はできる)

また本番を見据えた場合、皐月賞は前半-道中-上がりの全てにおいてこのレースよりもかなり高い水準になるので、ここで突き抜けられるくらいの能力を備えていなければ、なかなかつながりにくくなっている。

したがって弥生賞→皐月賞の連勝があり得るかどうかは、本当にその馬が歴史的名馬かどうか…を考えれば、ある程度容易に分かることなのかも知れない。


好走の条件
・切れ&末脚(トップスピード)の持続力を持っていること
・(一定の持久力を備えていること)



予想


◎レヴォルタード
前走は、2頭で飛ばす形になって(番手)、道中を2歳の段階ではなかなか見られない高水準で進めつつ→最後まで落とさずに押し通しての完勝。高い持久力&持続力を示したと言えるし、その時のパフォーマンスで考えれば、普通に上位扱いとなる。
新馬戦では、まだまだ未完成な雰囲気を感じさせながらも、一応変化にも対応できていたし、それらの合わせ技でここもこなせて良さそう。タイミング的に鞍上にとってエピファネイア産駒の第二章となる可能性もあるし、しっかり注目しつつ、期待しておきたい。

○トップナイフ
ホープフルSは、逃げて道中がしっかりと緩んだ展開を演出しつつ、勝負所で変化をつけての→2着。その前の2戦で地力の面でも一定の裏が取れているし、それらを合わせて考えれば、ここでもやはり上位に扱える。
今回は頭数は落ち着いたものの同型がそれなりにいるので、どのような競馬をするのか?というのはあるが、実力的にやはり残る可能性は考えておきたい。

▲タスティエーラ
共同通信杯は、しっかり変化がついた展開の中で、直線ビュッとはこないものの、最後までジワジワと脚を伸ばした格好。タイプを考えれば悪くはなかった。
地力の面ではもう1つ裏付けが欲しい部分はあるが、中山に替わることで適性面での前進はあってもいいだろうし、可能性としては考えてみたいところ。

注グリューネグリーン
京都2歳Sは、一定以上の厳しいラップを踏みつつ、直線もしっかり持続させての勝利。地力ではやはり上位扱いになる。
前走ホープフルSでは、大きく変化がついた展開でついて行けず…となったので、その点での不安はあるが、そこは積極策で打開できるなら。騎乗も含めて注目。

△ゴッドファーザー
前走は、逃げて前半から脚を使いつつ、直線はほとんど持ったまま→最後まで落とし切らない内容で押し通しての圧勝。インパクトを残しつつ、一定の力は示した。
その時のメンバーがどうだったのか?という点と、数字的には特別とまでは言えない部分があるので、評価はここまでだが、見せていない"底"次第では可能性はありそう。

△ワンダイレクト
新馬戦は、前半は歩いたような格好だが、道中をまずまず高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめての勝利。前走でも、最後外からの強襲にあって差されたものの、性能はしっかりと示している。
最後少し甘さを感じるところはあるので、評価はここまでだが、やはり相手には。

△ヨリマル
前走は、(特別に高いという訳ではないものの)まずまずの水準で逃げつつ→後半で変化をつけての押し切り。その時のパフォーマンスで考えれば、この相手でも戦えていい。
ここにはしっかりとした性能を示している馬がいて、後半でもう1つ上げ切れるか?というのはあるので、評価としてはここまでだが、とりあえず相手には。



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