2023年3月19日日曜日

スプリングステークス展望(ラップ傾向&予想)2023


まとめ
  • 道中フラットな流れから→勝負所である程度加速する展開。
  • 持久力&持続力(&切れ)が問われる。
  • 予想◎アイスグリーン

過去のラップタイム

2022 12.9-11.6-12.2-12.1-12.0-12.3-12.0-11.3-12.0
2021 12.8-11.7-12.7-13.0-12.3-12.5-12.4-12.1-12.5
2020 12.8-12.1-12.6-13.0-12.7-12.3-11.8-11.1-11.4
2019 12.6-11.4-11.8-12.1-12.1-12.1-12.0-11.6-12.1
2018 12.4-11.3-11.9-12.2-11.8-12.1-12.4-12.2-11.8
2017 12.6-11.7-12.1-12.2-11.7-11.8-12.1-11.8-12.4
2016 12.7-11.5-11.8-12.3-12.0-11.6-12.0-11.6-12.6
2015 12.7-11.6-12.4-13.1-12.8-12.0-11.8-11.2-11.5
2014 12.4-11.4-12.0-12.4-12.1-12.1-12.1-11.7-12.2
2013 12.6-11.8-12.4-11.7-11.6-12.1-12.3-11.4-11.9

過去10年の平均ラップタイム
12.65-11.61-12.19-12.41-12.11-12.09-12.09-11.60-12.04
1.48.79



ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

ラップタイムを見れば、前半はミドルペースで流れて、道中はそれ程緩まないフラットな展開になり、勝負所である程度加速して→最後だけ少し落ちる形。

ここの特徴はまずは道中の水準の高さで、一定以上の持久力(底辺の高さ)と、レースを通してスピードに耐える持続力が必要になる。

その点をクリア出来ることを前提として、勝負所ではある程度の加速を示すことから、それなりの機動力(切れ)を備えた馬が浮上するイメージ。

とにかくこのレースは、体感速度的には本番に近いものがあるので、ここをある程度好位から押し切るような馬がいれば、それは相当に有力な存在…だと言っていいだろうし、皐月賞に直結する可能性を意識して見守りたい感覚。
(※近年は有力馬のローテの変化によって、つながりは微妙になっているが…)


好走する条件
・持久力&持続力があること
・(切れがあること)



予想


◎アイスグリーン
前走は、後半長い脚を使う展開の中で早い段階から押し上げて、直線は(おそらく)一旦交わされた相手を差し返しつつ→最後まで伸び切っての勝利。自身が道中で踏んだ水準も高くなっているし、持久力&持続力を示した。
今回は前に行く馬も複数いてそれなりには流れそうだし、少し控えつつ→一貫した脚の使い方をして勝ち切る可能性は十分。期待しておきたい。

○セブンマジシャン
京成杯は、後方から道中をまずまず高い水準で進めつつ→上がりをしっかりまとめての勝利。前には少し離された格好だが、肝心なところで不利もあったし、最後はジワジワと詰めてきていた。パフォーマンス的にはやはり上位に扱える。
そのレースも含めて、これまでは後傾の展開しか経験がないが、その点では今回、前がもう少し引っ張る格好になれば、着が上がる可能性もある。注目しておきたい。

▲パクスオトマニカ
同舞台の前走は、道中を高い水準で進めつつ→後半長い脚を使う形で押し通しての勝利。持久力&持続力をしっかり示した。
今回はマイルG1で先手を取れるような馬もいるので、どのような競馬になるのか?というのはあるが、地力で粘り込む可能性は考えておきたい。

注オールパルフェ
朝日杯FSは、ジワっとハナに立ち、前半で厳しいラップを踏みつつ→直線もまずまず粘った格好。地力ではやはり上位に扱える。
その内容だけだと距離延長のここではどうか?となるが、この馬の場合はデイリー杯のように後半上げていく形での勝利もあるし、こなす可能性も十分。注目しておきたい。

△ホウオウビスケッツ
前走は、道中をまずまず高い水準で進めつつ→後半は長い脚を使っての押し切り。前半で少し放置されて楽ができた部分もあるが、一定の地力は認められる。
今回は強力な同型もいるので、まずはそのあたりの兼ね合いがどう出るか?といったところだが、残る可能性は考えておきたい。相手には。

△ハウゼ
前走は、道中まずまずの水準から→徐々にペースアップしていく展開を、好位から押し通しての勝利。前々走でも一貫した脚の使い方をして粘っているし、持続力はありそう。
大きく&一定のリズムで…というイメージの走りなので、9Fへの短縮で少し忙しくなる可能性もあるが、ここも残る可能性は考えておきたい。

△ベラジオオペラ
2連勝はともに、勝負所で大きな加速が入った展開。当然性能は高そう。
ここへ向けての裏付けという点では、やはり走ってみなければ…となるが、新馬戦に関しては、初戦としては水準も低くなかったし、ここで更新してくる可能性はある。
相手には当然ピックアップしておきたい。



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