2023年3月11日土曜日

中山牝馬ステークス展望(ラップ傾向&予想)2023


まとめ
  • ミドルペースから→淀みなく流れ、後半少し加速する展開が基本。
  • 持続力(&切れ)が問われる。
  • 予想◎クリノプレミアム

過去のラップタイム

2022 12.1-11.7-12.4-12.2-11.8-11.6-11.5-11.7-11.8
2021 13.1-12.1-12.5-12.5-12.4-12.3-12.7-12.8-14.4
2020 12.7-12.0-12.3-12.0-11.8-11.6-12.2-12.3-13.3
2019 12.5-11.6-11.9-12.3-11.5-12.4-12.2-11.4-11.9
2018 12.5-12.1-12.3-12.3-12.1-12.3-12.0-11.5-11.9
2017 12.9-12.3-12.6-12.4-12.2-12.1-11.8-11.3-11.8
2016 12.8-12.7-12.9-13.1-12.2-11.5-11.8-11.6-11.7
2015 12.6-12.0-11.5-11.5-11.6-11.9-12.4-11.8-12.2
2014 12.7-11.4-11.8-12.3-12.2-12.0-12.0-11.7-12.4
2013 13.1-12.0-12.2-12.3-11.7-11.9-11.9-11.5-11.9

過去10年の平均ラップタイム
12.70-11.99-12.24-12.29-11.95-11.96-12.05-11.76-12.33
1.49.27



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見れば、前半はミドルペース~やや落ち着いた流れで、道中はしっかりとは緩まずほぼ一定のスピードで進み、勝負所で少し加速して、最後だけ少し落ちる…という形。

ここの特徴は、まずは(この舞台らしく)レース全体としてラップの緩急の幅があまり大きくはならないという点で、そうなれば基本は"持続力"となることは間違いない。

あとは流れが落ち着くパターンを考慮して、勝負所である程度しっかりと動ける"切れ"を併せて備えていれば安心…といったところ。


好走する条件
・持続力(&切れ)があること



予想


◎クリノプレミアム
昨年はここで勝利。その時は53kgだったが、道中~上がりで長い脚を使って持続力を示した。その後の福島牝馬Sでも強い競馬をしているし、この手の舞台への適性は高い。
前走・中山金杯でも、牡馬相手に55kgを背負って、後に中山記念で2着した馬とハナ差の接戦を演じているし、さすがにここでは有力な存在に思える。
妙味はついになくなったが、推し切っておきたい。

○サトノセシル
前走・愛知杯の大加速勝負では少し分が悪くなったが(それでも5着)、近走は重賞でずっと安定したパフォーマンスを発揮できている。当然上位。
タイプ的にも道中~上がりという脚の使い方をして、この手の舞台は適性的にハマるし、それを考えると現状の人気は少し甘く感じるくらい。しっかり注目したい。

▲アートハウス
前走・愛知杯に関しては、ハッキリと上がりに寄った展開だったが、ローズS&秋華賞は、道中で一定以上のラップを踏みつつ→上がりをまとめた格好。地力はやはり上位。
スタートはソロっと入りたいイメージの馬だが、今回はメンバー的にマイペースを保てそうだし、(57kgという点で評価はここまでにしたが)やはり可能性は考えておきたい。

注スルーセブンシーズ
前走は、中団から進めつつ→道中~上がりで高いパフォーマンスを発揮しての勝利。その時の内容で考えれば、ここでも普通に上位に扱える。
経歴的に中山への適性は言うまでもないし、鞍上もルメールJなので、無駄のない競馬をしつつ→周ってくれば普通に浮上はしてきそう。当然注目しておきたい。

△ウインピクシス
前走は、逃げて前半から脚を使いつつ、道中以降は淀みのないラップを刻んでの→押し切り。持続力を示したと言えるし、その時のパフォーマンスで考えれば、ここでも上位。
タイプ的にもこの手の舞台でこそ…という雰囲気があり、引き続き近走と同じ斤量で走れる点でも魅力。注目はしておきたい。

△イリマ
小倉や福島の一貫した展開で結果を残していて、その中にはここでも普通に戦える水準のパフォーマンスも含まれている。適性込みでは十分戦えて良さそうな馬。
今回は50kgで斤量面では大いに恵まれるし、(そのバイアスもあって)指数的にも普通に上位に食い込んできている。少しでも積極的な競馬ができれば面白そうではある。

△スライリー
昨年ここでは4着。その時は後半長い脚を使う展開の中で、道中~上がりで高いパフォーマンスを発揮しての浮上。内容的にはやはり上位に扱える。
それ以降はなかなか結果がともなっていないが、常に上がりはしっかりとまとめられていて展開1つという印象だし、ここで巻き返す可能性は考えてみたい。

△ストーリア
秋華賞は、中団の後ろから、道中をまずまずの水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめた内容。結果は8着までだったが、直線では中~外寄りを捌きつつ→最後はジワジワと詰めてきていたし、パフォーマンス的には上位に扱える。
今回は52kgで走れるし、浮上してくる可能性はやはり考えておきたい。



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