2010年9月18日土曜日

セントライト記念展望 2010


過去のラップタイムは以下の通り。

2009 12.3-11.5-11.9-12.7-12.5-11.9-11.5-11.8-11.7-12.0-12.2
2008 12.6-11.5-11.9-12.3-12.9-12.6-12.5-12.6-11.8-11.8-12.1
2007 12.0-10.7-11.6-12.1-12.7-12.7-12.4-12.2-11.8-11.9-11.9
2006 12.0-11.6-11.9-12.2-12.5-12.4-12.2-12.0-12.0-11.6-12.7
2005 12.4-11.1-12.0-12.2-12.4-12.2-12.4-11.9-11.7-11.8-11.7
2004 12.2-11.2-11.6-11.9-11.9-11.9-12.0-12.0-11.9-11.5-12.0
2003 13.3-12.4-13.3-13.3-13.5-12.9-12.9-12.6-12.7-13.2-14.4
2002 12.1-11.2-11.7-12.8-13.3-12.5-12.2-12.1-11.8-11.5-11.7(注:新潟開催)
2001 12.8-10.6-12.4-12.2-12.7-12.4-12.2-11.9-11.8-12.1-12.0
2000 12.5-11.3-12.5-12.3-12.7-12.5-12.5-12.4-12.3-12.8-13.1

過去10年の平均ラップタイム(2002年は除く)
12.46-11.32-12.12-12.36-12.64-12.39-12.29-12.16-11.97-12.08-12.46
2.14.23




傾向
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れ、道中は
一旦は落ち着く展開になるが、向こう正面の下り坂から徐々に加速して行き、
上がりはロングスパートの形になる。

中山2200mは本来なら前半がスローに流れやすいコースではあるのだが、この
レースに限っては、コース平均と比べても速く流れていて、そうなれば当然
好走のための条件の中で、持久力の占める割合が大きくなる。

また上記したように、向こう正面からペースアップして、上がりの部分では
長い脚が必要な展開になるために、勝負所で動いて行ける程度の切れに加えて、
末脚の持続力を持っていることが重要になる。


好走する条件
・持久力を持っていること
・多少の切れ&末脚の持続力が必要


予想
ヤマニンエルブが単独で引っ張るにしても、前半はある程度速くなりそうで、
まずは持久力重視という方向で考えたい。

◎ゲシュタルト
元々持続力は示していて、個人的に春競馬で注目しながら、徐々に長距離への
イメージを固めてきた馬。
道中が厳しい展開の裏付けには乏しいが、ダービーでは得意とは言えない決め手
勝負にも対応していて、それはつまり高い持久力に支えられて道中で無駄な脚を
使わなかったという見方も出来る。
勝負所でもある程度は動いて行けるし、人気だがここは素直に期待したい。

○ヤマニンエルブ
前走は道中こそ多少緩む場面もあったが、前半で飛ばして、尚且つ勝負所では
かなりの加速を示す内容で、終いまで十分な余力を残すことが出来ていて、
高い持久力を備えていることは間違いなさそう。
今のところ持続力という点での裏付けは足りないが、レースを見る限り最後も
止まるイメージはないので、ここでも普通に好走はしてきそうな雰囲気。

▲アロマカフェ
末の持続力という部分では前走でもしっかり示していて問題はないし、持久力に
関しても青葉賞である程度高いものを示している。
ただ印象としては多少スピードの方によりすぎの感もあり、ここで勝ち切るには
もう少しゆったりとした形から、切れを活かす競馬が必要になるかも知れない。

注ミキノバンジョー
前走はなかなかの持続力を示した内容で、地力勝負なら浮上の余地はありそう。
ただここで勝ち負けに近い内容を示すには、もう少し緩急への対応力が欲しい
印象で、積極策から粘る形で馬券圏内争い…というイメージ。

△クォークスター
それまでの決め手に加えて、前走では末の持続力を示した形で、終いの部分に
関してはここの展開にも対応はしてきそう。
それでも持久力に関してはまだ疑問が残り、現状ではこれ以上の評価は難しい。






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