2010年9月12日日曜日

京成杯AH展望 2010


過去のラップタイムは以下の通り。

2009 12.7-10.5-10.9-11.2-11.5-11.6-11.8-11.9
2008 12.2-10.1-10.5-11.2-11.9-11.9-12.2-12.1
2007 12.7-10.9-11.5-11.2-11.5-11.5-11.6-11.7
2006 12.4-11.1-10.8-11.0-11.4-11.8-11.6-11.9
2005 12.4-11.1-10.8-11.0-11.4-11.8-11.6-11.9
2004 12.9-11.2-11.6-11.5-11.6-11.6-11.0-11.4
2003 12.3-11.3-11.6-11.8-11.9-11.8-11.2-12.0
2002 12.5-10.2-11.2-11.9-11.8-11.6-11.0-11.7(注:新潟開催)
2001 12.1-10.9-10.7-11.1-11.2-11.6-12.1-11.8
2000 12.2-11.0-11.3-12.0-11.7-11.7-12.2-12.4

過去10年の平均ラップタイム(2002年は除く)
12.43-10.90-11.08-11.33-11.57-11.70-11.70-11.90
1.32.61




傾向(過去記事からの転載)
ラップタイムを見ると、前半から相当に速くなることも多く、道中もほとんど
緩まずに淀みのない流れとなり、ラストはそのままスピードを維持するか
やや落ちるという形。

とにかくここは向正面の下りに差し掛かる3F目が止まらないことに由来する、
前半~道中の速さが大きな特徴となっていて、ほぼ確実に最初から最後まで
速いスピードを維持する展開となって、相当な持続力が必要とされる。
(まともな上がり勝負というのは本当に稀な舞台)

脚質的には開幕週の馬場ということもあって、前に行った馬が残ることも
多くなっているが、これだけの持続力勝負となるとやはり逃げ馬というよりも
やや控えた好位の馬というのが最もイメージしやすい。

他に考えられるパターンとしては、極端に道中の速くなった場合のラストの
持久力勝負で、その場合は差し馬の台頭もあり得るのだが、無謀な逃げを打つ
ような馬さえいないのならば、基本的には上記したような持続力勝負想定で
好位の馬中心と考えておきたい。


好走する条件
・相当な持続力を持っていること


予想

◎キャプテンベガ
持続力ということなら、やはりこのメンバーでは屈指の存在。
外枠というのは問題だが、ある程度良い位置取りから進められさえすれば、
ここでは勝ち負けまで届いていいのでは。人気も低すぎる。

○サンカルロ
マイルでの厳しい流れとなると多少裏付けの足りない部分はあるが、元々が
持続力を売りにしている馬で、ここの一貫した流れは合うはず。
休み明けの状態&(鞍上の考える)位置取り次第。

▲キョウエイアシュラ
同舞台のNZTなどでもなかなかの持続力を発揮しているし、前半がかなり
速い流れになったとしても、ここなら追走も問題ない。
あとは好位の馬がどの程度残る展開かによる。

注セイクリッドバレー
エプソムCではある程度スピード勝負にも対応できるというところを見せたが、
開幕週で前半から飛ばす形ではさすがに忙しくなりそう。
地力はもちろん上位だがここでは少し分が悪い印象。

△テイエムアタック
道中~上がりに掛けての持続力はかなりのものを持っている。
ただし前半のスピードへの対応という部分は問題で、ある程度展開の助けが
必要になりそう。





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