2010年9月16日木曜日

セントウルS回顧 2010


レース総括
■道中が落ち着いた流れから、勝負所で一気に加速する展開
■切れが問われた


セントウルS結果
ダッシャーゴーゴー1.08.0 33.7 06-04
グリーンバーディー1.08.0 33.4 09-12
メリッサ1.08.2 33.7 06-09
ヘッドライナー1.08.4 34.4 02-02
タマモナイスプレイ1.08.4 34.3 03-04

天候:晴 芝:良
上り4F:45.3 3F:34.1
前半3F:33.9
12.0-10.7-11.2-11.5-10.8-11.8




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半は平均的な流れだが、3~4コーナーが緩んで、
勝負所では一気に加速する展開。

とにかく今回は道中が随分落ち着いたという印象で、それによって勝負所では
(他力本願ではなく)積極的に浮上できることが求められて、スプリント戦では
珍しく、かなりの切れが問われた。

したがって今回の条件を考えれば、前有利というのは間違いなく、後ろから差し
込んだということは1つの強さと考えていいだろうが、結果に対する適性面の
関与がかなり大きくて、特にG1に向けては慎重に扱いたい感覚。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ダッシャーゴーゴー
この馬は、ファルコンSの厳しい流れを好位から良く粘っていたり、地力勝負
でも十分強いと考えていたのだが、古馬との戦いになった近3走を見る限りは
(前走は不利があったとは言え)前半で引っ張られる形よりも終いの脚を活か
せる形の方がどうやら合っている…という印象を受ける。
したがって現状ではこのままG1でも好走…という感覚にはならなくて、地力
アップを待つか、スピード持続力勝負になる舞台で狙いたいところ。

グリーンバーディー
今回は(履歴を見る限り)自身の得意な決め手勝負という展開ではあったが、
59kgを背負ってこのパフォーマンスならば、地力ではこのメンバーでは上と
考えて良さそう。
ただしスプリンターズSはこことは全く違う"速さ"が特徴的なレースなだけに
その点では未知数…という扱いのまま本番を迎えることになり、現時点では
それに対応出来れば別路線の2~3頭と頭争い…という言い方しかできない。


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