2014年2月24日月曜日

共同通信杯展望 2014


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2013 13.0-11.2-11.8-12.1-12.1-11.8-11.3-11.2-11.5
2012 12.9-11.9-12.5-12.8-12.5-12.1-10.9-11.0-11.7
2011 13.1-11.5-12.2-12.4-12.4-12.5-11.3-11.1-12.0
2010 12.8-11.1-12.3-12.8-12.6-12.4-11.7-11.2-11.3
2009 12.4-11.5-11.7-12.2-12.6-12.0-11.6-11.6-11.7
2008 12.5-10.6-10.8-11.9-12.7-13.0-12.2-11.5-12.4
2007 13.1-11.4-11.4-11.7-12.5-12.9-11.7-11.2-11.8
2006 13.0-11.5-11.5-12.2-12.8-12.6-11.7-11.4-11.7
2005 12.9-11.4-11.4-12.0-12.3-12.4-11.9-11.3-12.2
2004 12.6-11.4-12.1-12.7-12.1-12.3-11.3-11.5-11.4

過去10年の平均ラップタイム
12.83-11.35-11.77-12.28-12.46-12.40-11.56-11.30-11.77
1.47.72




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見れば、前半はミドルペースくらいで流れ、道中は一旦しっかり
緩んで、ラスト3Fから一気に加速する形の上がり勝負。

以前のこのレースは、向こう正面の長さから展開が緩むまでに少し時間が掛かる
という格好で、前半~道中である程度引っ張られる形が多かったのだが、近年は
ペースがかなり落ち着いて、純粋に上がりの性能が問われる戦いになっている。
(もちろん道中で無駄脚使わないという意味で、一定の持久力を備えていた方が
有利と言えば有利)

また上がりの部分では最後までラップがあまり落ちないので、3Fしっかりと速い
スピードを刻む必要があって、勝負所での切れに加えて末脚の持続力を持って
いることも重要になる。


好走する条件
・切れ&末の持続力が必要


予想

◎ガリバルディ
前走はかなり遠い所から追い掛けた訳なので、最後甘くなったのは仕方ないし、
前々走は前半~道中それなりの水準から、最後しっかり決め手を発揮していて、
性能は十分に感じられる。
これまでペースに寄らず安定した上がりを示していることから、純粋な持久力も
備えていそうだし、馬番が何故だか4→14になったが…ここは期待してみたい。

○イスラボニータ
東京スポーツ杯2歳Sの内容を考えれば普通にここでは上位に扱えるし、可能性
としては当然勝ち切ってもおかしくない。
ただ、主役に近いポジションでクラシックに駒を進めるには、ややスケール感が
足りない印象ではあるし、(半端だが)ここは1つだけ下げてみたい。

▲マイネルフロスト
前走は、直線馬場の悪い所を通りつつもまずまず粘っていて、とりあえずここは
巻き返しが期待できる場面。
元々速い上がりも使えていて、尚且つ今回これと言って速くなる要素もないし、
順延で内枠から外枠になった運のなさはあるが、残る可能性を考えてみたい。

注ベルキャニオン
前々走の上がり勝負ではセンスを見せてのレコード勝ち、前走の厳しい展開では
勝負所でゴチャついた格好ながらしっかり浮上して、一応の地の強さを示した。
両者を合わせて考えると、ここでも十分に出来て良さそうだし、飛び入り参加で
内枠をしっかり確保したあたり、只者じゃない運は感じる。注目はしたい。

△ハギノハイブリッド
前走は、ずいぶん遠い前を、道中からある程度追い掛けて、ラスト伸び切る形で
上がり33.5秒の脚を使った…という内容。持続力は十分に認められる。
そのパフォーマンスを考えると、ここもある程度浮上してきても良さそうだが、
一瞬の切れの問題はあるかも知れないので、このくらいの評価に止めておく。

△ピオネロ
純粋な持久力と切れとパワー。この馬を言い表すにはとりあえずこの3つという
印象だが、ここではもう少しだけスピードの要素が欲しいイメージにはなって、
浮上はして来ても、最後何頭か残しそうな雰囲気がある。
降雪直後の、道悪がしっかり残っている状態で走りたかった…という気はする。

△サトノアラジン
それまでのレースとは違い、前走では最後までしっかりとした脚を使えていて、
イメージ的には荒れ馬場が嵌った?という気がしないでもない。
⇒ディープインパクト産駒でもダノンバラードに近い方向の馬?という印象。
そうなるとここでは…どうしても遅れを取りそうな雰囲気。微妙。

☆ローハイド
前々走では、結果的に直線勝負というようなラップを、伸び切って最後しっかり
交わしていて、なかなかの持続力を示した格好。力は当然あるはず。
ただ、そこで示した強みがここで活きるか?と言うと微妙で、勝負所での加速で
しっかり主張できるかどうか…。可能性はあるがやや静観。






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