2014年2月17日月曜日

東京新聞杯展望 2014


過去のラップタイムは以下の通り。

2013 12.4-11.1-12.0-12.1-11.8-11.2-11.0-11.3
2012 12.5-11.0-11.6-11.8-11.7-11.1-11.3-11.8
2011 12.3-10.5-11.3-11.5-11.9-11.4-11.7-11.9
2010 12.3-11.1-11.4-11.8-11.6-11.0-11.2-11.7
2009 12.5-11.0-11.5-12.2-12.2-12.2-12.4-12.9
2008 12.4-11.0-11.6-11.5-11.2-11.5-11.7-11.9
2007 12.5-10.8-11.5-11.7-11.8-11.3-11.1-12.0
2006 12.7-11.4-11.6-11.7-11.7-11.2-11.4-12.0
2005 12.8-11.1-12.0-12.0-11.9-11.0-11.2-11.7
2004 12.6-10.8-11.7-11.9-12.0-11.2-11.4-11.4

過去10年の平均ラップタイム
12.50-10.98-11.62-11.82-11.78-11.31-11.44-11.86
1.33.31




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見れば、前半はミドルペース、道中は極端には緩まないものの
一旦落ち着き、その後ラスト3Fから一気に加速して、最後は少し落ちる形。

ここは、基本的には上がり勝負であることは間違いなく、一定の切れが問われる
ことは確かだが、形的に一旦落ち着く道中であっても、絶対的なスピード水準は
高くて、持続性能の高さが物を言う印象が強い。

脚質的には、最近の圧倒的に速い馬場の影響で、ある程度好位から持続できる
タイプでなければ好走は難しい…というイメージになっていて、前半ゆったりと
入り→道中で詰めて→上がりで切れる…とかでは届かない可能性が高い。


好走する条件
・スピード持続力&切れが必要


予想
とにかく状況がイレギュラー過ぎて、馬場が良く分からない。
1周して結局は開催4日目なので、普通に2週目の馬場ということでいいのか?
それとも雪に押し潰された芝…というのが全く違う特徴を示すのか?

とりあえず先週月曜の競馬を見る限りは、極端な傾向というのは感じられずに、
ペース次第で内先行も残り、外差しも決まる…というイメージだった。

その意味で、今回は近走逃げ続けているサトノシュレンの参戦こそあるのだが、
馬自身マイル基準ではそこまで速いという訳でもないし、鞍上も逃げれば基本
溜める方向の武豊Jなので、結局はそこまで流れないのでは?という雰囲気。

したがって、基本的には東京の前哨戦…というイメージは変えずに、多少進んだ
状態の馬場を考慮して、好位からしっかり上がりをまとめられるタイプに、道中
からある程度動いても、直線でしっかり決め手を発揮出来るような差し馬が絡む
…という想定にしたい。

◎サトノギャラント
函館記念では、レースを通しての持続力を発揮して地力の高さを示しているし、
それと東京マイルで度々見せている、終いを伸び切る能力を合わせて考えると、
同じ父を持つストロングリターンを彷彿させるようなところがある。
とりあえず、(恐らく)真っ当に速い馬場ではなくなった分、開催が先延ばしに
なっての得はしていそうだし、俄然注目してみたくなった。

○クラレント
基本的には前哨戦タイプ…という馬で、道中が極端に締め付けられないペースで
進みさえすれば、好位からでも確実な決め手を発揮出来る。
その点、今回想定した展開を考えれば、やはりポジション的にはしっかりと嵌り
そうなイメージになるし、ここは普通に残って良さそう。
延期されて、勝ち切れるかは微妙な印象になったが、当然推しておきたい。

▲ショウナンマイティ
道中~上がりの持続力と、ここでは1枚上と言える決め手を考えれば当然上位に
扱うべきだし、状態がどうか…というようなことを言われているが、それ以上に
開催が延期されて、馬場が差しやすくなったことの方が大きそう。
当然頭まであっていいが、今回は他の馬に注目してみたい…という3番手評価。

注コディーノ
朝日杯の内容を考えれば、スピード自体には問題はないし、本質的には好位から
切れを発揮するタイプで、東京の前哨戦には合っていそう。
鞍上も、天皇賞である程度積極的に進めたリスポリJが引き続き跨るというのは
プラスだろうし、あとは外目の枠からしっかりとポジションを確保出来れば。

△サクラゴスペル
印象としてはラストの惰性で勝負する雰囲気の馬なので、もう少しだけ持久力が
問われる展開の方がいいのかも…というのはあるが、元々の状況から比べれば、
当然差しやすくなった訳だし、安田記念の内容を考えればやはり上位。
それなりに高いポジションにつけるなら。

☆レッドスパーダ
好位からしっかりと持続できる…というタイプで、マイルで毎日王冠のような
緩み方はさすがにないだろうし、一応今回は持ち味を発揮できそう。
ただ、この相手に58kgを背負うというのはやはり厳しい部分があるし、開催が
先延ばしになってプラス…という訳でもない。微妙。

☆ヴィルシーナ
好位からしっかり持続出来る馬だし、ここである程度粘り込む可能性はもちろん
あって良さそう。
それでもこのメンバー相手では、性能面で普通に上を行く馬が何頭もいそうな
雰囲気なので、掲示板前後くらいまで…が妥当な印象。






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