2018年3月3日土曜日

オーシャンS展望(ラップ傾向&予想)2018



過去のラップタイム


2017 11.9-10.8-10.9-11.5-11.3-11.9 33.6-34.7
2016 11.6-10.3-10.8-11.3-11.4-12.1 32.7-34.8
2015 11.7-11.0-11.3-11.4-11.4-11.9 34.0-34.7
2014 12.0-10.9-11.0-11.6-11.5-11.9 33.9-35.0
2013 11.8-10.5-10.8-11.5-11.5-12.4 33.1-35.4
2012 11.9-10.4-11.1-11.4-11.6-12.8 33.4-35.8
2011 12.0-10.6-11.0-11.5-11.2-11.5 33.6-34.2
2010 11.9-10.4-11.1-11.4-12.1-12.9 33.4-36.4
2009 11.8-10.6-11.0-11.4-11.7-12.7 33.4-35.8
2008 12.0-11.0-11.1-11.4-11.2-12.2 34.1-34.8

過去10年の平均ラップタイム
11.86-10.65-11.01-11.44-11.49-12.23
1.08.68 33.52-35.16




ラップ傾向

(過去記事に一部加筆)

ラップタイムを見ると、前半がかなり速くなり、2F目以降は基本的にはしっかり
減速していく展開で、勝負所で少し耐えた後、ラスト1Fはガタっと落ちる形。

このレースの特徴は(このコースらしく)やはり前半部分の速さで、基本的には
ハイペースからの持久力勝負が想定できる。

そうなれば当然、厳しい展開を浮上した、もしくは粘り込んだ経験を持っている
タイプが中心になることは間違いなくて、例えば京都などの、ある程度上がりの
速い舞台で(のみ)実績を示しているタイプの扱いには注意しておきたい。

※以前と比べれば、前半が少し落ち着くパターンも増えているが、それでも
やはり西のスプリント戦とは性質は異なる。⇒結局耐えるタイプが基本


好走する条件
・スピード(耐性)&持久力があること




予想


◎レーヌミノル
前走は、久々のスプリントらしい流れに少し戸惑いがあったような印象だし、
道中モズアスコットに蓋をされるような格好で難しい競馬になったが、最後は
崩れずに粘り込んでいるし、パフォーマンスとしては全く悪くない。
ここに向けても、その展開を経験したことは大きくプラスに働きそうだし、
いよいよ本当の力を示す時…という雰囲気。
スプリンターとしての完成はまだ先だろうが、しっかり注目したい。

○ナックビーナス
昨年ここでは2着。その時はペースが速かった訳でもないし、そこまで高い
評価にはできないのだが、その後キーンランドCの厳しい展開で粘りを見せて
いて、地力はしっかり示している。
前走も、内有利な状況の中で、外を回しつつ→5着に粘っているし、ここで
巻き返す可能性は十分に考えられる。頭まで。

▲キングハート
ハイペースの函館スプリントSをしっかりと浮上して、地力は示している馬。
ここ2走、半端な着が続いているが、パフォーマンス的には特に悪い訳では
ないし、今回、叩き2走目の上積みがあれば、巻き返してくる可能性は十分。
人気的にも、ほとんど忘れられたような存在になっているし、ここは積極的な
評価にしておきたい。

注ネロ
一昨年ここでは、相当なハイペースの中で4着。
京阪杯は、持続力を発揮という内容での勝利だが、その時は周ってくるだけで
負荷が掛かるような条件。むしろ粘りを示した…という雰囲気だし、やはり
本来は"耐える"タイプではあると思う。
当然ここへの適性はあるし、好走の可能性はしっかり考えておきたい。

△ビップライブリー
まずハイレベルな前走での5着は素直に評価しておきたいところだし、地力は
ここでは普通に上位の扱い。
基本は7Fという馬ではあるが、トリトンSの超ハイペースでも崩れておらず、
スピードへの対応はとりあえず可能。(多少忙しいとは思うが)
勝ち負けまではどうか?だが、好走は普通にあっていいはず。

△ジューヌエコール
単純に、函館スプリントSのハイペース戦勝利の内容は強い。
秋は全く良いところがなかったが、特殊な京都開催で、度外視しても差し支え
ないだろうし、巻き返す可能性はあっていいはず。
もちろん、より強く期待するのは、ここで状態を見てから…ということには
なるが、相手候補としてはしっかり注目しておきたい。

△スノードラゴン
持久力勝負を浮上…というタイプで、単純にこの舞台は得意。
昨年のスプリンターズSも、(スローではあるが)粘りという印象の方が強い
レースでしっかりと好走。カペラSの内容も含め、まだまだ出来る。
流れが落ち着いた場合の展開リスクはあるが、浮上の可能性は常に考えたい
(考えておかなければならない)存在。相手には。




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