2018年9月9日日曜日

京成杯オータムハンデキャップ展望(ラップ傾向&予想)2018



まとめ
  • 前半から速くなって、道中も全く淀みのない展開。
  • スピード持続力が問われる。
  • 予想◎ロードクエスト

過去のラップタイム

2017 12.5-10.9-11.2-11.2-11.3-11.5-11.6-11.4
2016 12.5-11.2-11.4-11.3-11.6-11.7-11.5-11.8
2015 12.7-11.3-11.4-11.6-11.7-11.5-11.3-11.8
2014 12.8-10.9-12.2-12.1-11.9-11.1-10.7-11.6 新潟開催
2013 12.6-10.6-10.8-11.2-11.5-11.5-11.9-11.7
2012 12.2-10.9-10.9-11.1-11.1-11.2-11.5-11.8
2011 12.0-11.0-11.0-11.1-11.5-11.7-11.8-11.8
2010 12.4-11.6-11.4-11.7-11.4-11.2-11.3-11.8
2009 12.7-10.5-10.9-11.2-11.5-11.6-11.8-11.9
2008 12.2-10.1-10.5-11.2-11.9-11.9-12.2-12.1

過去10年の平均ラップタイム(2014年は除く)
12.42-10.90-11.06-11.29-11.50-11.53-11.66-11.79
1.32.14




ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

ラップタイムを見ると、前半から相当に速くなることも多く、道中もほとんど
緩まずに淀みのない流れとなって、ラストはそのままスピードを維持するか、
やや落ちるという形。

とにかくここは、向正面の下りに差し掛かる3F目が止まらないことに由来する、
前半~道中の速さが大きな特徴となっていて、ほぼ確実に最初から最後まで速い
スピードを維持する展開となって、相当な持続力が必要とされる。
(まともな上がり勝負というのは本当に稀な舞台)

脚質的には開幕週ではあるが、少し緩めに作る今の馬場によって、前から押し
切るのは難しくなっていて、前半少し受け流しつつ→道中~上がりでしっかり
持続出来るタイプを中心に考えたいところ。


好走する条件
・相当な持続力を持っていること



予想


◎ロードクエスト
機は熟した…感がある。(とっくにここは勝ってるが)
スプリントの経験が活きているのか、前走もスタートはあまり良くなかった
ものの、しっかりと流れには乗れていて(展開的には裏目だったが)、そこ
から道中~上がりという脚の使い方をして5着。
パフォーマンス的にも、ここを勝った時のものとピッタリ重なる水準。
昨年のグランシルクもそうだったが、このレースを勝ち切るには速い流れを
受け流すだけではなく、ある程度つき合うことも必要。今はそれが出来そう。

○ワントゥワン
前走の道中~上がりのパフォーマンスは、行くところまで行ってしまっている
感があって、それをそのままここで出せるのなら圧勝する。
しかし、そう簡単にはいかないはずで、基本的にここを勝ち切る馬は、前半
部分でもう少し脚を使っているし、そこを受け流すと道中~勝負所で斜めに
力を使ってしまうことになる。追い掛けず→最後の1枚上の決め手に賭けるか
or前半を更新するか。斤量は軽いし可能性はあるが、ここは相手まで。

▲ヒーズインラブ
ダービー卿CTは、前半からそれなりに流れに乗りつつ→道中~上がりでも
しっかりと脚を持続させる形で勝利。
単純にその時のパフォーマンスで考えれば、ここでも当然有力な存在という
ことになる。
今回は斤量が増えるし、休み明けという部分で状態面はやはり気になるが、
可能性としてはしっかり考えておきたい。

注ロジクライ
前走は、前半かなり厳しい展開を、前からは離れてはいたものの、4番手から
粘り込んだ強い競馬。
(自身の内容としては、道中で脚を使って→坂上で惰性を効かした形)
大きな走りをするタイプで、中山の細かく脚を使って持続するイメージからは
少しズレている雰囲気だが、地力で何とかこなす可能性はある。
とりあえず、前半を少しでも受け流す競馬であれば。

△ショウナンアンセム
この舞台の重賞で好走している馬と比べると、裏付け的に少し劣る扱いには
なるのだが、一応道中~上がりという脚の使い方は出来るタイプ。
前走は、厳しい展開を積極策から潰れたのだから仕方のない部分はあるし、
そもそも東京1400mからは、中山マイルの方が適性的にはつながる。
そこでしっかり負けていて56kgというのは少しキツいが、今回池添Jに乗り
替わって、少しでも控える選択になるのであれば、一応巻き返しも。

△トウショウドラフタ
スピードに引っ張られる形は元々得意で、細かく脚を使う…という部分でも、
マイルならこの舞台でこそ。
ここでは一昨年6着。その時は外枠だったが、今回は内枠に入り、程々の位置
取りでロスなく道中を進めつつ→後半外に持ち出すような競馬が出来れば、
浮上の可能性はあっても良さそう。

△ストーミーシー
ダービー卿CTは、自身道中を高い水準で進めつつ→上がりをまとめる形で
3着に浮上。そのパフォーマンスは十分に高いものになっているし、ここでも
浮上はあっていいはず。
今回はその時以来の久々だし、状態が問題なければ…ではあるが、圏内候補
には一応しっかりピックアップしておきたい。

△ゴールドサーベラス
ダービー卿CTでは、道中でかなり脚を使いつつ→上がりをまとめる格好で
6着。そのパフォーマンスであれば、ここでも普通に上位には浮上していい。
その時負けた馬はもちろんいるが、他の馬と比べてこの馬の方がレース間隔が
短くなっているし、状態面で多少詰められる可能性はあるはず。
相手候補には、とりあえず加えておきたい存在。



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