2018年9月30日日曜日

スプリンターズステークス展望(予想&香港馬考察)2018



予想&香港馬考察

傾向記事をついに書き換えたところで、馬場悪化が必至の状況…。
今年は以前のスプリンターズSに戻るのかも。
有力な前哨戦の2レースが、道悪でのハイペース戦になり、ともに高いレベル。
シンプルにそこの上位が中心にはなりそうな雰囲気。
捻りなし。(人気的には少しあるが)

◎ファインニードル
前走は、レースとしてはシルクロードSに次ぐ高い水準、自身のパフォーマンス
としては(ペースによる負荷&斤量を考えると)間違いなく過去最高。
"耐える"という方向性の馬で、近年のスプリンターズSにはピッタリの適性では
ないが、その点で馬場悪化というのは朗報。逆らう理由がなくなった。
この馬の不安点としては、主に上がり勝負の方に傾いた場合と、前にいなければ
どうしようもない状況になった場合。
道悪でむしろ持久力勝負の方に傾きそう…ということを考えれば前者はクリア。
となると後者の、イメージとしてはアストンマーチャンやカルストンライトオの
時のようになった場合だが、排水性能の上がった今の中山で、そこまでの馬場に
なるとはさすがに思えない。⇒素直に期待したい。

○ナックビーナス
前走は、勝負所の手前で上手く溜めを効かした…という部分もあるが、かなり
厳しいペースで逃げて、形としては後ろを潰しての→押し切り。
単純なパフォーマンスで言えば、2011年のカレンチャンの水準に達している。
前走の回顧で、ここは天候、相手、展開という条件が揃えば…などと書いたが、
なかなかに揃いつつある。間違いなく恵みの雨。
鞍上も連続騎乗で、行き切る選択もありそうだし、坂まではイメージできる。
あとはそこから(細かい脚使いをする馬だけに)最後の最後をまとめられるか?
惰性を効かせられるか?という問題。モレイラJが持たせてしまうなら。

▲ラブカンプー
前走は、相手に絡まれつつ、(実質)超ハイペース逃げでの→粘り込み。
元々厳しい展開でこそ…というタイプではあるが、連戦してきた小柄な牝馬が、
阪神という舞台で、それまでのパフォーマンスを大幅に更新する(G1水準の)
内容を示した格好。これには正直驚いた。
今回、更なる連戦で、ファインニードルに対しても斤量差が2kg詰まる…という
マイナス材料はあるが、パフォーマンスを落としたとしても、もの凄く高い所
から落ちてくる訳だし、好走する権利は普通に持っていそう。
馬体的には、究極の仕上げかor仕上げ過ぎか微妙だが、やはり注目したい。

注レッツゴードンキ
前走は、ナックビーナスの厳しい展開で後続の脚が削られたというのもあるが、
勝負所で緩急がついて、内先行が溜めた区間で差し馬が押し上げたために→直線
不発…という側面もある。
この馬も、他よりはじっとしていた方ではあるものの、斜めに力を使った形では
あって、(少し物足りない内容だったことも事実だが)巻き返しはあり得そう。
馬体的には、前走より明らかに締まって見えるし(昨年の方がもっといいが)、
展開も、ある程度引っ張られた方が安心できるタイプ。
春に思った、ここで本命にしたい気持ちは封印するが、相手には当然考えたい。

△ラインスピリット
前走は、道中控えて、前2頭からは少し離れたポジションだったが、形としては
ハイペースを好位からの→粘り込み。勝負所でも真っ先に追い掛ける立場では
あったし、最後も止まり切らずジワジワと詰めていて、ラブカンプーと比べれば
目立たないものの、これもなかなか強い内容。
単純なパフォーマンス比較で言っても、ここでも普通に上位扱いになる。
昨年ほどに内有利な状況ではないにしろ、ある程度好位からロスなく→なだれ
込む…というのは、元々スプリンターズSの穴馬の典型的なパターン。
4000勝ジョッキーの手腕を見せつけるにはちょうどいい人気。注目したい。

△アレスバローズ
全てのクラスで勝ち上がるのに時間が掛かっている、ディープインパクト産駒
らしくない叩き上げ。OPクラスでも、ハイレベルなシルクロードSで洗礼を
受けてから、徐々に経験を積みつつ→重賞を連勝するところまで到達。
特に、ペースが上がって、尚且つそれにある程度つき合うようになって前進を
示した…という点には好感が持てる。
さて、ここはOP(重賞)の延長線上か?G1という新たなステップか?
上位はシルクロードSで完敗した相手と変わらないので、ある程度は追いついて
いるだろうが…、やはり1度経験してからかも。

△ワンスインナムーン
前走は、(格差の激しいメンバー構成だったが)かなり飛ばした逃げをして、
勝負所でもしっかりと変化をつけつつ→そのまま押し通す強い内容。
パフォーマンス的にも、スプリントG1クラスと言っていいレベルで、昨年と
同じレースを勝利しての参戦だが、その価値は全く違う。
…と、レース直後は、場合によっては本命にする選択肢すらあり得るのでは?
などと考えていたのだが、個人的に紫苑S&セントライト記念で新潟経由の馬を
選び⇒大失敗。どうやら今年の新潟は指数が高く出過ぎている模様(馬場差は
当然考慮、例年と同じ手法なのに…)。グッと堪えて相手まで。


☆ラッキーバブルズ
とりあえずG1レースをピックアップして、経歴を遡りつつ眺めてみたい。

~2018年チェアマンズスプリントプライズ~
23.57-22.32-22.74 1.08.63(レースラップ)
24.25-22.28-22.98 1:09.51(自身ラップ) 5着
24.21-22.12-22.95 1.09.28(ファインニードル4着)

中団やや後ろ。ファインニードルと同じような位置取りから、同じように切れ
負けした格好。地力で勝負する方向性とすれば、怖いのか。

~2018年センテナリースプリントカップ~
24.40-23.10-22.14 1.09.64
24.96-23.14-22.20 1:10.30 8着

超スロー→直線勝負。後方から何も出来ず。そうだろうとも。

~2017年香港スプリント~
23.37-22.09-22.94 1.08.40
23.93-21.77-23.09 1:08.79 4着
24.73-21.45-22.76 1.08.94(レッツゴードンキ6着)

(前半~)道中が締まった展開になり、早い段階で前に迫りつつ→粘り込み。
地力発揮。やはりこの方向性か。(ちなみにレッツゴードンキは自滅に近い)

~2017年チェアマンズスプリントプライズ~
23.88-22.36-22.72 1.08.96
24.24-22.28-22.44 1着

好位インから→直線押し通して勝利。
2018年と比べるとこの年の方が馬場が良く、レースレベルは落ちる格好だが、
後傾度の高い展開も一応こなしていることになる…。
位置取りの差もあるので、ちょっと判断は保留。

~2016年香港スプリント~
23.90-22.12-22.78 1.08.80
24.50-22.12-22.20 1:08.82 2着

2017年と比べると上がり勝負寄り。中団後ろから→直線しっかり迫った内容。
普通に切れてるし…。

⇒つまりは、元々使えていた切れの部分が、近年は見られなくなった…という
ことか。これは衰えているのかも…。
となれば、近年の上がりも重要なスピードレースなら全力で切りたい!となる
…のだが、歴戦の古馬にはありがちの、地力勝負になれば何とかなる…という
パターンはあり得る。
昨年の香港スプリントの内容からは、地力は十分に認められるし、道悪で実質
的にペースが上がり、厳しい展開が予想される今回は、相手には加えておいた
方が無難なのかも知れない。煮え切らない結論。





2 件のコメント:

  1. ひまんたい2018年9月30日 21:32

    ◎→▲→△での的中お見事でした。おめでとうございます!
    人気でも勝ち馬を真っ直ぐ評価し、成績が下降したわけでもないのに極端に人気落ちしたラブカンプーが▲、ラインスピリットを△でキッチリ拾っているという本当に素晴らしい予想だったと思います。
    ファインニードルは本当に強くなりましたね。香港に向かうのであれば是非頑張って欲しいものです。

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    返信
    1. ひまんたいさん、いつもありがとうございます。

      ラブカンプーはともかく、ラインスピリットに関しては、2013年の
      マヤノリュウジンや2006年のメイショウボーラーがいてくれたから
      こそです。間違いなく。
      見続けていれば、たまにはいいことがある…と(笑)

      確かにファインニードルは、"強い"の一言ですね。
      今年の重賞4勝はどれも文句のない地力での勝利ですし。
      それを活かして強気に攻めれば、香港でも出来ていい気がします。
      (ゴドルフィンがラビットを用意してくれないものか…)
      何にしろ、再遠征も含めて期待したいところです。

      またよろしくお願いします。

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