2018年10月4日木曜日

スプリンターズステークス回顧(ラップ分析)2018


まとめ
  • 厳しい流れから→最後は大きく落ち込む展開。
  • 高い持久力が問われた。

スプリンターズS結果

ファインニードル1.08.3 34.5 06-08
ラブカンプー1.08.3 35.1 02-02
ラインスピリット1.08.4 35.0 03-04
ダイメイプリンセス1.08.5 34.4 12-09
レッツゴードンキ1.08.6 34.3 13-11
ワンスインナムーン1.08.7 35.7 01-01
ナックビーナス1.08.7 35.3 03-02

天候:雨 芝:稍重
上り4F:46.3 3F:35.3
前半3F:33.0
11.7-10.3-11.0-11.3-11.5-12.5




レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半が速くなり、そこからはしっかりと減速していく
展開で、ラスト1Fは特に大きく落ち込む形。

今回の場合、一旦止んでいた雨がレース前に降り出し、悪化とまでは言い切れ
ないものの、例年と比べればやはり多少掛かる馬場。
ただでさえ近年と比べるとペースが速いが、その状況を考えれば尚更厳しい展開
だったと言えそう。(最後が12.5秒も掛かったこと自体、久々の出来事)

当然適性的には、これはもう持久力オンリーのレースと言っても良さそうで、
近年台頭し始めた、持続力(or切れ)特化方向の馬には厳しくなったイメージ。

脚質的には、上位の通過順を見ても、前と後ろが並んだところがゴール…という
印象で、どちらが有利とは言い切れない。とにかく地力。

その一方で、ギリギリ悪化し切っていない状況と、徐々に硬くなる今の馬場の
作り方という部分で、基本的には内寄り…ということはハッキリ言えそうで、
実際に勝ち馬以外は、比較的ロスの少ない競馬をした馬が上位。

天候に恵まれなかった今年でもこの傾向がしっかり表れた…ということは、
来年以降は(作り方が急に変わらない限りは)タイトに回すことの重要性が
さらに増しそうな雰囲気。

今後に関しては、この展開なので、まずは上位の地力は信頼出来る。
持続力や切れが問われるようなレースが増えているため、適性面での裏付けは
必要だが、今後の活躍に素直に期待したい。
また、元々適性が合わなかったor外を回して浮上し切れなかった(垂れた)
馬の巻き返しという部分にも、当然注目はしておきたいところ。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ファインニードル
ちょうど中団辺りから、終始外を回す競馬で、勝負所~直線ではなかなか詰め
られないものの、大きく落ち込んだラスト1Fをしっかり11秒台でまとめての
差し切り。
展開自体は適性的にハッキリ向いた格好だが、コース取りを考えれば厳しい
立場ではあったので、やはりこれは1枚上の内容と言えそう。
この先に関しては、(何だかんだ後傾の展開になる)香港スプリントに行く
のであれば、シルクロードSや昨年のセントウルSのような競馬が出来れば
…といったところ。位置取りが全て。とにかく攻めて欲しい。
国内であれば、イメージ的には阪神C。鬼かも。G1であれば…。

ラブカンプー
好発からしばらく競り合うが、相手も全く譲らず、徐々に控えて少し離れた
番手からの競馬。勝負所はじっくり、直線ジワジワ詰めて→上り坂でしっかり
決着をつけて抜けるが、最後勝ち馬にキッチリ捕えられて2着。
道中無理をしなかったというのは大きいが、前半で脚を使いながらも、他が
苦しくなった直線の坂で1頭だけグイっと伸びていて、地の強さを示した。
小柄な3歳牝馬。前走に引き続いての、なかなかの衝撃。
この先は、斤量との戦いに勝てれば…ということになるが、やはり地力勝負に
なる舞台の方が合うタイプ。(持続型の展開でも簡単には崩れないだろうが)
そこでまずは1つ重賞を勝って欲しい。この馬が無冠ではいけない。

ナックビーナス
好発から、一応はハナを窺うが、内の2頭が速く→好位に控えた格好。
そこから終始2頭分くらい外を回す形で、勝負所~直線で攻めつつ、上り坂で
少し怪しくなり→坂上はハッキリ止まった。
この馬の場合、走法的に完歩で稼げないため、距離ロスの影響が他の馬よりも
大きくなりがち。今回は、単純に函館スプリントSと同じ負け方。
枠的にハナは無理だったとしても、道中はやはり内に入れたかったはずだが、
そこは4000勝ジョッキーが完璧にガード。結果的にはノーチャンスだった。
(1、2着馬に対してはともかく)とりあえずこれは力負けとは思わないし、
当然条件は選ぶものの、次戦巻き返す可能性は普通にあっていいはず。





0 件のコメント:

コメントを投稿

※「名前/URL」にて何かしら記名をして頂けると嬉しく思います。

関連記事