2018年10月10日水曜日

京都大賞典回顧(ラップ分析)2018


まとめ
  • 実質的に少し落ちついた流れからの→超ロングスパート戦。
  • 動いた馬には厳しく、じっくりと進めた馬に向いた。
  • 高い持続力(&一定の持久力)が問われた。

京都大賞典結果

サトノダイヤモンド2.25.4 34.1 06-06-07-04
レッドジェノヴァ2.25.5 34.3 04-04-04-09
アルバート2.25.8 34.4 09-09-09-06
シュヴァルグラン2.26.0 34.9 05-05-04-02
ブレスジャーニー2.26.1 34.6 09-09-09-06

天候:晴 芝:良
上り4F:47.1 3F:35.1
前半1000m:61.2
12.9-11.1-11.7-12.7-12.8-12.3-12.2-12.6-12.0-12.1-11.2-11.8




レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、スタートはまずまずの流れから、道中は細かい緩急が
付きつつ平均弱くらい。後半もギザギザしつつ一応しっかり加速する形。
(当然これは離して逃げた馬が作ったラップ)

今回は、例年と比べてあまり速い時計が出る馬場ではなく、それを考えれば、
とりあえず平均くらいの(高過ぎず低過ぎない)水準には扱って良さそう。
(前半はそれなりに引っ張られてもいるし、やはり一定の持久力は問われた)

そして流れ自体は平均的…という中での、大逃げで縦長の隊列。後続が、前半
部分をさぼったことは確か。
しかし後半はかなり早い段階から動いているため、そこから高い水準のラップを
刻み続けた格好("平均"の意味が→厳しい方に逆転)。

要は、今回は実質ゆったりした流れからの→超ロングスパート戦。適性的には
相当な持続力が問われたはず。
ゴールドシップ並みの仕掛けをした白い馬を筆頭に、先に動いた馬には厳しく、
相対的に少しでも後ろに位置していた馬、少しでも溜められた馬に向いた。

実質後半型で、尚且つ"脚の使い所"という問題が大きいレース。
(一定の持久力は必要だが)力の差が表れにくかった…とは言えそうで、今後に
向けては、各馬の挙動をしっかりチェックして、細かい上げ下げをする必要は
当然ありそう。


~馬場に関して~
昨年の極悪馬場の影響が春まで尾を引いて、天皇賞なども例年のようなスピード
レースにはならなかった。そこまでは理解できる。

当然、大メンテナンス期間の夏にリセットされるものだと考えていたのだが、
秋開催が始まってみれば、(雨の影響は少しあったとは言え)全体的に例年より
時計が掛かっている状況。どうゆーこと?となる。

で、推測。雨降って地固まった馬場。まずはしっかりと掘り起こして…という
ところからの作業になったのでは。それを念入りに行った結果、馬場改修後に
緩くなるような状況に、少しだけ近くなったのかも…知れない。
今週末以降も、その点は注視したい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

サトノダイヤモンド
中団やや後ろからの→正攻法の競馬で、早め先頭からしっかり押し通した内容。
展開的に持続力(中距離)の方に寄ったので、自身の果てしない持久力は活かせ
なかったが、得意の舞台でしっかり完勝。まずは好発進と言っておきたい。
JCに関しては、(極端な上がり勝負とかはともかく)それほど展開には依ら
ないイメージだが、昨年やエピファネイアの年のように、道中の水準勝負という
形になれば、より純粋な持久力の部分で威張ることが出来る。
ライバルは多過ぎだが、とりあえず春のようなことにはならないのでは。

レッドジェノヴァ
中団のインからロスなく進め、4コーナーで少し詰まった格好。その分他よりも
追い出しが遅れて、それが結果的には奏功したイメージ。
…と、今回は恵まれた部分はあるのだが、それでもこれまでのレースと比べて、
特に道中の水準の部分では間違いなく更新してきた。
馬体的には"長い"タイプで、中長距離への適性は高そうだし、可能性としては
エリザベス女王杯につながっても良さそう。展開と枠次第。

シュヴァルグラン
この馬も、まずは純粋な持久力を活かせてこそ…という部分があり、大阪杯や
宝塚記念で勝負になっていないように、あまり中距離的な方に寄ると難しい。
相対的に、勝ち馬などよりも早めに追い掛けた内容だし、今回の負けは仕方ない
…とは言えそう。
当然、次戦で巻き返し…と言いたいところだが、相手も多く、そう簡単な話には
ならない。パフォーマンス的には前進を示すとして、あとは展開&枠次第。





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