2018年10月24日水曜日

菊花賞回顧(ラップ分析)2018


まとめ
  • スローから、勝負所もじっくり→直線で一気に加速する展開。
  • 切れ(&末脚の持続力)が問われた。

菊花賞結果

フィエールマン3.06.1 33.9 07-07-05-06
エタリオウ3.06.1 33.9 10-09-08-06
ユーキャンスマイル3.06.3 33.9 09-09-10-10
ブラストワンピース3.06.5 34.1 12-11-10-09
グローリーヴェイズ3.06.6 33.9 14-14-14-12
タイムフライヤー3.06.7 34.1 11-11-12-12

天候:晴 芝:良
上り4F:46.4 3F:34.2
3F毎ラップ:37.2-37.9-39.1-37.7-34.2
12.8-11.9-12.5-12.9-12.6-12.4-13.3-13.0-12.8-12.7-12.8-12.2-12.2-10.7-11.3




レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半がかなりゆったりと流れて、道中もほとんど平均を
上回ることのない展開で、勝負所もじっくり→直線で一気に加速する形。

「スローからの→直線勝負」という一文で終わってしまいそう…な今回。
アイトーンやメイショウテッコンが前に行けず、ジェネラーレウーノが徹底した
溜め逃げをして、勝負所でも、団子状態の馬群の中で早い段階から動きたい馬が
動けなかった。

その結果、コーナーでもあまりペースが上がらず、中団前辺りの外寄りにつけて
いた差し馬が楽に詰めて→直線で決め脚の違いを見せつけた格好。
(最近よくある、コーナーが締まって→外差しが不発になる展開の逆パターン)

特殊な展開が本当に多かった今年のクラシック戦線。
ある意味、それに相応しい幕切れだったのかも知れない。

この展開では、水準の部分では当然判断し切れない部分があるし、この先への
つながりに関しては、やはり他のレースと合わせて考えて…とはなりそう。

それでも、適性面に関しては、このレースとして普遍的なところも一応あって、
何だかんだ「長くいい脚を使える(終いを伸び切れる)タイプ」が上位には来て
いる印象で(水準はともかく)、これほどに偏った展開でもそうなるなら…と、
来年以降に向けての1つの教訓にはなったのかも。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

フィエールマン
中団前からじっくりと進めて、直線最後伸び切る形で際どく交わしての戴冠。
4コーナー~直線入り口で前が壁になり、結果的に1テンポ遅らせた追い出しに
なったことが奏功した部分もありそうだが、そもそもの話、勝てる位置取りに
いた…ということが全て。(ストライカーの嗅覚、もしくは準備…的な)
長距離はジョッキー。これもまた普遍的な部分ではあった模様。
馬自身に関しては、(古馬G1戦線に対する)地力の裏付けの部分ではこれから
…と結局なってしまうが、クラシックはおろか、2000m以上の経験すらない馬が
実際に勝ち切ったことは、やはり重く受け止めたいところ。並みではない。
しばらくは、過信することなく、侮ることもなく見守りたい感覚。

エタリオウ
今回も後方からの競馬にはなったが、前半のペースが緩いと見るや、スタンド前
(~2コーナー)でしっかりポジションを上げて、キッチリ中団前につけている
あたり、鞍上の判断力が光った格好。
後半は正攻法で早めに抜け出しつつ→最後際どく交わされた形だが、そこは少し
刻む走りをするステイゴールド産駒と、フットワークのいいディープインパクト
産駒の違いが出たイメージ。
前半から動いていること、勝負所もある程度攻めていることを考えれば、今回は
当然勝ちに等しい扱いをしていいはずだが、一方で最後勝ち切れなかった原因に
関しては、この先も恐らくついて回る問題。(特に直長コースで)
その点、真価を発揮するのは小回りor内回りという可能性も考えられて、2歳
以来走っていないそれらの条件で1度見てみたい。つまりは有馬記念で見たい。

ブラストワンピース
中団の外から、勝負所でしっかりと攻めつつ→直線は伸び切れずになだれ込み。
この馬の場合、元々京都向き…という印象とは少し違っていた中で、今回は、
4コーナーで斜めに(大きく)加速した形。
これだけの大型馬だけに、その瞬間に受けた遠心力は尋常ではなかったはずで、
直線でもう一脚…とならなかったことは仕方がない。
したがって、大枠の展開としては、一応はまった方の立場ではあるが、マイナス
面も考慮すれば、地力のある馬がそれなりに格好をつけた…という扱いには十分
できそうで、個人的にはむしろポジティブな捉え方をしたい。
この先は、やはり3Fズドン…という舞台で見たい。JCは難しいのだろうか…。





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