2018年10月21日日曜日

菊花賞展望(予想)2018



予想

「さぁ内枠はどれだ?⇒大体内枠だな…」の木曜から、データと⇔馬体&走法を
照らし合わせつつ、考えを巡らせてきたのだが、全てを兼ね備え、非の打ち所が
ない…というような馬までは、さすがに今年はいない。

となれば、この距離&この舞台で前進を示せそうな馬をシンプルに選択したい
ところで、そこに実績のあるタイプが付随する…というイメージ。

◎メイショウテッコン
まだいる…感がとてもある馬。要は惰性が効く。距離延長する上で重要となる、
溜めが効く、ある程度の変化をつけられる…という点でも問題はない。
それらの合わせ技で、淀の長丁場は「自分の庭」と言ってもいいくらいだし、
単純に、菊花賞馬っぽい馬体はどれか?と問われれば、これ。
今回、内枠に前に行く馬が揃い、インに潜り込むのは難しそうだし、結局自身の
リズムを保つには行くしかないのかも…だが、となると、問題はペース配分。
2000m以下の重賞しか勝っていない松山Jの真価が問われる場面で、その点が
ちょっと悩みどころ…。⇒しかしまあ、妙味もあるし、目を瞑って推し切る。

○グレイル
ここ3戦、距離はそれぞれ違うが、パフォーマンスはピッタリ同じ水準になって
いて、これは純粋な持久力(有酸素運動能力)の高い馬に共通する特徴。
(レベルは当然違うが、サトノダイヤモンド、シュヴァルグランなどがそう)
3000m級になってもそれをキープ出来るか?はもちろん未知数だが、少なくとも
現時点で既に距離によって変動がある馬と比べれば、期待は持てるはず。
超長距離で内枠なら、位置取りも少しは上がっても良さそうだし、鞍上は3000m
級のレース連勝中の岩田J(こじつけ)。仕掛けのタイミングは信頼できる。
ロスなく進め、下り坂を使って詰める騎乗なら、最後届いてもいい気はする。

▲エタリオウ
ダービー&神戸新聞杯で示した道中~上がりのパフォーマンスは高く、単純に
考えて、距離延長につながっていい形ではあるし、終いを伸び切れる…という
タイプ的にも、京都で前進を示す可能性はあって良さそう。
ただし、(以前よりはマシかも知れないが)少し細かい脚使いをする馬で、この
距離ではやはり内枠が欲しかったかも…というのはあるし、内にモタれる点も
含め、問題がない訳ではない。
鞍上が、(位置取りやコース取りなど)何かしらの工夫をしてくるのであれば
…という条件付きで、一応頭まで。(前がやり過ぎて潰れる…なら楽だが)

注エポカドーロ
馬体&走法的には、距離延長はやはりプラスとは思えない。
しかし前走のパフォーマンスは、同じレースでのエアスピネルとピッタリ重なる
(ある程度高い)水準になっていて、あの馬がここで出来るなら…というのは
あるし、その内容を確認できた…という点では、スタート後のアクシデントも
怪我の功名にはなった。結局これは、何だかんだ地力で格好はつけるのかも。
一定の裏付けがあり、枠もいいところを引いてロスのない競馬が出来そうな
馬を下げるのは、やはり違うかな…という感覚になった。

△ジェネラーレウーノ
基本的に"粘り"という部分で戦っていた馬が、前走、ある程度の水準の中で、
溜めを効かす(後半上げる)内容を示せたことは収穫だし、地力と後半の適性
という点で、とりあえず可能性としてはあっても良さそう。
距離延長に対する裏付けの部分では、他の馬と比べるとやや分が悪い印象だが、
キタサンブラックの足跡を辿っているかのような馬が、今回キッチリ2枠4番。
あまりにも出来過ぎているし、大きな力が働いていそうで、まぁ恐ろしい…。
前走同様、実質逃げ…のような少し離れた好位なら。

△ブラストワンピース
前走は、道中を高い水準で進めつつ→上がりで破壊力のある脚を見せての快勝。
パフォーマンス的にも、一応昨年の(同じ舞台での)キセキを超えている扱い
だし(今年の新潟の扱い方は微妙だが…)、実力的には当然上位。
ただしタイプ的には、3Fを伸び切る重戦車。4F目がどうか?という部分はある。
その点で、展開にもう少しメリハリがついた方がいいような気はするし、そも
そも3000m級に対しては、ちょっと"重過ぎる"かも…。
地力でこなす可能性はありそうだが、ここは相手までに止めたい。



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