2019年4月14日日曜日

アンタレスステークス展望(ラップ傾向&予想)2019



まとめ
  • 前半ある程度の流れから、レースを通してフラットな展開になる。
  • 高い持続力&一定の持久力が問われる。
  • 予想◎ロンドンタウン

過去のラップタイム

2018 12.7-10.7-12.3-12.2-12.3-12.0-12.3-12.3-13.0
2017 12.5-10.8-13.0-12.5-12.4-12.1-12.1-12.0-12.5
2016 12.4-10.7-13.1-12.1-12.1-12.1-12.2-12.3-12.9
2015 12.7-11.0-12.6-11.8-12.0-12.1-12.1-12.3-13.0
2014 12.7-11.0-13.1-12.5-12.7-12.5-12.1-11.9-13.0
2013 12.4-10.7-13.2-12.7-12.6-12.2-11.9-11.5-12.5
2012 12.5-10.4-12.4-12.6-12.6-12.1-12.2-12.1-13.0

過去7年の平均ラップタイム
12.56-10.76-12.81-12.34-12.39-12.16-12.13-12.06-12.84
1.50.04




ラップ傾向

(過去記事の大部分修正)

過去の平均ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいで、
道中はコーナーで一旦落ち着きつつも淀みなく流れて、上がりは早めの仕掛け
から→ラスト1Fがしっかりと落ち込む形。

舞台が替わってから、しばらくは道中落ち着いた展開もあったのだが、近年は
締まった展開が増えていて、結局のところ、コースの特徴通りフラットな形に
近づいてきた…という印象。

そうなれば、適性的にはやはりスピード持続力ということになるし、レースを
通して一定水準以上の領域に"居続けられる"ことが重要になる。
(当然、底辺の部分=持久力も必要)

またレース後半に関しても、3コーナー手前から下る構造もあって、早い段階
からペースアップして→長い脚を使う形になり、ここでもまた持続力。
その点でのごまかしは効かないものとして考えたい。


好走の条件
・高い持続力があること
・一定の持久力は必要



予想


◎ロンドンタウン
ここでは一昨年2着。エルムSなどもそうだが、道中が締まった形のスピード
レースは得意で、適性的にはピッタリはまっていいタイプ。
昨年は6着だったが、その時とは直前のマーチSの内容(&着順)が全く違って
いて、状態はやはり今年の方が上だろうし(海外遠征後にしっかりと休ませた
というところが大きいのかも知れない)、ここはシンプルに前進が期待できる。
(1700mだが)日本レコード保持者。雨で時計が速くなるのも、歓迎なはず。

○グリム
(前半で脚を使いつつ)溜め→切れという形で結果を出しているイメージで、
レースを通しての持続力…という適性にピッタリはまる訳ではない。
それでも、レパードSや青竜Sの、迫る相手を封殺する姿を見ると、地の強さは
間違いなく備えているだろうし、そう簡単に止まるとも思えない。
雨で単純に前有利になる可能性もあるし、やはり上位扱いにはしておきたい。

▲ウェスタールンド
とにかく前走の(道中~)上がりはダートでは見たことがない水準。
前半は受け流すことが基本のタイプだけに、レースを通して…という走りには
ならないし、適性的には微妙なところはあるが、抜き脚の良い馬場で決め手を
発揮して→直線だけで全てを覆す…という可能性はやはり捨てきれない。
1発まで含めて、ジョーカー的な考え方をしておきたい存在。

注リーゼントロック
ここでは一昨年4着。その時は、レースを通して(ほぼピッタリ)平均的に脚を
使った内容で、持続力は十分に認められる。
この2走の内容から、調子はしっかり戻ってきている雰囲気だし、再度好走する
可能性はあっていいはず。
人気も甘め。当然ここは注目しておきたい。

△ピオネロ
長めの距離で、持久力を活かす形での好走が多いが、ダート転向後初戦は、不良
馬場で持続力を発揮…というところからの馬。
日本レコードのエルムSで何も出来てない…というのは1つ気掛かりだが、元々
芝を走っていた馬が、雨予報の中で最内枠。イメージ的には怖さがある。
人気もあまりないし、相手候補には考えてみたい。

△テーオーエナジー
(展開はともかく)ハイレベルなメンバーが揃ったG1で2着した馬もいれば、
重賞を複数勝っている馬もいれば、海外G1を連覇している馬もいて、その中で
地方重賞1つのこの馬が58kgを背負うルール…。G2(Jpn2)はとても偉大。
脚の使い方的には、中山よりも阪神というイメージだし、適性的にここは巻き
返しに期待してみたかったのだが、さすがに考えてしまう…。相手まで。

△ヒラボクラターシュ
スケール的な部分で、基本的には小回りでこそ。阪神9Fはギリギリ感がある。
その点で、内枠が欲しかった…という気はする。
前走マーチSは、斤量を背負う立場ながら崩れていないし、チャンピオンズCの
パフォーマンスを考えても、地力では普通に上位。
好走の可能性はもちろんあるが、ここは相手までの扱いにしたい。




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