2019年4月12日金曜日

アーリントンカップ展望(ラップ傾向&予想)2019



まとめ
  • 前半~道中ある程度流れつつ→上がりでしっかりと加速する展開。
  • 切れ&スピード耐性が問われる。
  • 予想◎ヴァルディゼール

過去のラップタイム

2018 12.4-10.8-11.3-12.0-12.2-11.4-11.3-12.0

~開催時期:1回阪神1日~
2017 12.3-11.0-12.0-11.9-11.9-11.4-11.3-12.3
2016 12.4-10.6-11.4-12.3-12.4-11.4-11.3-12.3
2015 12.7-11.2-11.7-12.5-12.7-11.9-11.1-12.1
2014 12.6-11.1-11.5-11.5-12.1-11.6-11.1-12.5
2013 12.6-11.3-12.0-12.4-12.4-11.4-10.9-11.8
2012 12.9-11.5-12.1-12.2-12.4-11.7-11.2-12.3
2011 12.6-10.8-12.0-11.9-11.8-11.5-11.2-12.4
2010 12.6-11.3-12.4-12.1-11.2-11.1-11.4-12.7
2009 12.7-10.8-11.3-12.0-12.4-12.1-11.8-12.5

過去10年の平均ラップタイム
12.58-11.04-11.77-12.08-12.15-11.55-11.26-12.29
1.34.72




ラップ傾向

(過去記事の転載)

過去のラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいの流れで、道中は一旦
落ち着く展開ではあるが極端には緩まずに、勝負所では一応しっかり加速して、
ラスト1Fがかなり落ち込む形。

このレースの特徴は、前半または道中が意外と速く流れている…ということで、
(実際には前後半イーブンくらいではあるのだが)決め手勝負というコースの
イメージから考えると、前半の方に比重が偏っている印象を受ける。

したがって、"切れ"という部分は当然大前提になるが、一定以上のスピードに
(レースを通して)耐えられる…という点も重視はしておきたいところ。


好走する条件
・切れ&(スピード耐性)があること



予想


◎ヴァルディゼール
前走シンザン記念は、前半しっかりと引っ張られつつ→上がりでもう一脚を使う
形で勝利。流れ的には、マイネルフラップに交わされていてもおかしくなかった
中で、(後肢の)粘り強いバネを効かせたイメージで、これはなかなかに非凡。
道中の水準の部分で、もう1つ裏付けが欲しいところではあるのだが、この馬に
関しては期待の方が大きく、小さなことには目をつぶって、推し切りたい。

○ヴァンドギャルド
前走・毎日杯は、淡々とした流れになり、内を回った馬が基本というレース。
その中でこの馬は、外から最後しっかりと浮上した格好だし、当然評価できる。
(スリップストリーム→満を持した仕掛け…という鞍上の好騎乗もあったが)
もう少し前半部分の裏付けがあれば…という点で、本命は相手に譲るが、可能性
としては頭まで考えておきたい存在。

▲ミッキースピリット
2走前は、前半厳しいペースで引っ張りつつ→しっかりと粘り込んだ強い内容。
そこを勝ち切ったエメラルファイトは次走でスプリングSを制している訳だし、
この馬の地力も十分認められる。
後半少し上げ切れない印象ではあるので、勝ち切るまではさすがにどうか?とは
思うが、ここも粘り込む可能性はしっかりと考えたい。

注フォッサマグナ
前走は、フラットな展開の中で、自身も道中高い水準で進めつつ→押し通した
内容で、その地力は当然認められる。
タイプ的には、少し持続力の方に寄っているイメージで、(良い脚を長くという
のはともかく)瞬間的な加速の部分でこの舞台にピッタリとは言いづらいが、
実力的に浮上の可能性は高そう。勝ち切るというより、安定の相手候補として。

△ミッキーブリランテ
シンザン記念は、前半引っ張られつつ→一応しっかり浮上して、前走はゆったり
した流れから→決め手を発揮。それらの合わせ技で、ここもこなせていいはず。
少し細かい脚の使い方をするため、この手の舞台でそれなりに流れると、効率の
部分で損をする可能性が高く、実力の割りには推し切れない感覚になるし、外枠
というのも微妙だが、それでもやはり、序列としては上位扱いにはなる。

△サンノゼテソーロ
前走は、道中まずまずの水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめた内容で、
初戦としてはかなり高いパフォーマンスを示しての完勝。
(フォッサマグナと同じ)ウォーフロントからの血統で、この舞台に対しては
切れの部分でどうか?というのはあるが、仮に叩いた上積みが大きかった場合、
地力で何とかしてしまう可能性もなくはない。前走はそれくらいの水準。注目。

△ニシノカツナリ
前走スプリングSは、後方から進めて→最後なだれ込んだだけという競馬だが、
4コーナーでは超大外を回した形だったし、道中も極端に脚を使っている内容。
自身のパフォーマンスとしては特に悪くはない。
上がりの性能の部分では、デビュー2戦で一定のものを示しているし、舞台が
替わっての前進もありそうで、とりあえず巻き返す可能性は考えておきたい。

☆ユニコーンライオン
地力に関しては、つばき賞でかなり高いものを示している馬。しかし上がりの
裏付けが皆無。
例えばシルポート的な走りで、途中からハナに立つなりして、道中を締め付ける
…など、そういった思い切った競馬が出来れば。とりあえず積極策が絶対条件。

☆イベリス
2走前さざんか賞のパフォーマンスが高くて、地力では上位に扱える存在。
前走、7Fでもある程度溜めを効かせられたことは収穫だが、さすがにマイルで
どこまで?というのはあるし、決め手の部分ではやはり分が悪くなりそう。
ここで期待というよりも、葵Sへの布石として、名前だけ挙げておく。




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