2019年4月6日土曜日

阪神牝馬ステークス展望(ラップ傾向&予想)2019



まとめ
  • 道中ある程度高い水準から→しっかりと加速する展開。
  • 一定の持久力&切れが問われる。
  • 予想◎ラッキーライラック

過去のラップタイム

2018 12.9-12.0-12.3-11.9-11.9-11.0-11.1-11.7
2017 12.5-11.5-11.6-11.9-11.8-11.2-11.8-12.0
2016 12.8-10.8-11.6-11.9-11.8-11.1-11.3-11.8

過去3年のラップタイム



ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

条件が内回り1400m→外回り1600mに変更されて3回。見事に各年バラバラの
展開になっていて、これはもうメンバー次第…と言う他ない。

しかし道中~勝負所に関しては、前半の流れに関わらず、ほぼピッタリと重なる
ラップになっていて(もちろん実質的な水準は異なるが)、一定以上の水準&
ある程度大きな加速…という部分は普遍的。

ペース次第で、有利になる位置取りはかなり変わってきそうだが、適性面では、
(コースの特徴通りに)一定の持久力&切れを重視しておきたい。


好走の条件
・切れ&(純粋な)持久力があること



予想


◎ラッキーライラック
前走・中山記念は、飛ばした馬に唯一しっかりとつき合う形からの→粘り込み。
他の上位馬が厳しい区間は受け流した中で、クラス1つ分くらい上のラップを
踏んだ格好だし、当然その地力は認められる。
このコースでは、あの馬さえいなければパーフェクトな訳だし、チューリップ賞
&桜花賞の合わせ技で、決め手でも地力でも裏付けは十分。
当然の人気だが、ここは素直に推しておきたい。

○レッドオルガ
前走・東京新聞杯は、締まった展開に引っ張られる形で、自身も道中~上がりで
高いパフォーマンスを発揮。内容的にも、ロスなく…が重要になった中で、他の
上位2頭と比べて1頭分外を回した格好だし、当然その地力は認めていいはず。
多少勝ち味に遅い部分があって、展開に左右される可能性はあるが、この舞台で
一応引っ張りそうな馬もいる今回は、やはり浮上出来て良さそうな雰囲気。

▲ワントゥワン
昨年夏~秋に、それまでと比べてパフォーマンスを一気に上げて、マイル重賞で
3連対。その後、少し忙しい印象だった7F戦でもそれなりの走りを見せつつ、
ついに(覚醒後初めて)この舞台に駒を進めた…という過程。
昨年のこのレースでは何も出来ずに終わったが、その時は超のつくスロー戦。
今年は引っ張りそうな馬がいるし、場合によっては突き抜けまで考えたい。

注ミエノサクシード
ポートアイランドSは、落ち着いた入り方ではあったものの、道中~上がりで
高いパフォーマンスを発揮しての勝利。前走・京都金杯でもしっかりと好走して
いる訳だし、その地力は当然認められる。
ある程度ゆったりとしたタイプ的に、中山のような舞台よりも明らかにこの手の
舞台でこそだし、今回も浮上の可能性はしっかりと考えておきたい存在。

△メイショウオワラ
水準がかなり高くなった一昨年のローズSでは、今を時めくリスグラシューと
コンマ1秒差の5着。地力は確か。
切れ負けの不安はあるタイプだが、ある程度しっかり引っ張られる展開にさえ
なれば、普通に好走は出来ていいし、それを考えると人気は甘い。
結局これ以上の評価にはできないが、注目はしておきたい。

△サラキア
前走・京都金杯は、時計の掛かる馬場でスピード不問の体力勝負…というレース
だったので、馬格のないこの馬には向かなかった印象。一応度外視。
それを除けば、白百合S&青島特別&秋華賞で示した地力と、ローズSで示した
決め手から、やはりここでは上位扱い。
現状も速い馬場ではないが、前走よりはマシ。巻き返しの可能性はあるはず。

△カンタービレ
今この段階に至っては、(特に道中の部分で)もう1つ上の裏付けが欲しい印象
ではあるが、とりあえず秋華賞で示した地力と、ローズSで示した性能の合わせ
技で、何だかんだ上位扱いにはなる。
この馬の本質は中身の良さだと思うので、もう少し距離があった方がいいのかも
知れないが、実力で何とかしてしまう可能性はやはりある。相手には。



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