2019年8月3日土曜日

小倉記念展望(ラップ傾向&予想)2019



今週はディアドラが快挙を成し遂げた一方で、ディープインパクトの訃報。
ドバイの頃のウオッカもそうでしたが、良い事と悪い事が同時にやって来る
この感じはいったい…。(プラスマイナス…的なやつ?)

お気づきの方もおられると思いますが、このブログで使っているトップ画像
(PCページのみ)はディープの菊花賞の1周目(全力で掛かっている最中)。
確かゴール前100m辺りで、3冠達成を見守った記憶が思い出されます。

同馬の産駒も複数出走する小倉記念。まずは全馬無事で、好レースを期待。

まとめ
  • 前半速い流れから、その後もあまり息の入らない展開になる。
  • 一定の持久力は必要。
  • スピード持続力が問われる。
  • 予想◎アイスバブル

過去のラップタイム

2018 12.5-11.2-11.9-12.5-11.9-11.7-11.7-11.1-10.9-11.5
2017 12.3-10.8-11.3-12.3-11.6-11.5-11.9-11.9-11.8-12.2
2016 12.5-11.7-12.0-12.5-11.8-11.8-11.6-11.7-11.8-12.6
2015 11.9-10.7-11.4-12.2-11.7-11.8-12.0-12.1-12.2-12.0
2014 12.4-11.0-11.3-12.8-12.5-11.9-12.1-12.0-11.4-12.4
2013 12.3-10.8-11.1-12.0-11.8-11.9-12.2-11.8-11.3-11.9
2012 12.2-10.7-11.6-12.5-12.0-11.8-11.6-11.6-11.7-11.6
2011 11.8-10.7-10.8-12.0-11.8-11.8-12.0-12.0-11.8-12.6
2010 12.1-10.9-11.3-12.3-12.0-12.0-12.1-11.5-11.6-12.1
2009 12.2-10.9-11.6-12.4-12.1-11.6-11.7-11.6-11.8-12.4

過去10年の平均ラップタイム
12.22-10.94-11.43-12.35-11.92-11.78-11.89-11.73-11.63-12.13
1.58.02




ラップ傾向

(過去記事に一部加筆)

ラップタイムを見ると、前半がかなり速くなり、コーナー部分で多少は落ち着く
ものの基本的には道中は淀みなく流れ、勝負所まで一定に近いスピードを維持
しつつ→ラスト1Fだけ少し落ちる形になっている。

このレースは、前半からある程度引っ張られて、その後もほとんど息を抜けない
展開になるため、当然のように一定の持久力は問われる。

また近年に関しては、1分57秒台が当たり前…というようにスピード化が顕著に
なっていて、終いの部分を"耐える"というよりも、ラストまでトップスピードを
"維持する"ということが必要で、地の強さで他力本願的に差すタイプより、高い
性能を備えたタイプの方を中心に考えたいところ。

※近年流れが少し落ち着く傾向にあり、このままいくと全体がもっとフラットな
形になりそうな雰囲気だが、現時点ではまだちょっと様子見。文面も据え置く。


好走する条件
・一定の持久力は必要
・スピード持続力があること



予想


◎アイスバブル
前走・目黒記念は、速い馬場を考えても道中がかなり厳しい展開で、位置取り
的には恵まれた格好だが、この馬自身もやはり厳しいラップは踏んでいるし、
持久力&持続力は認めていいはず。
そのレースも含めて、近走は(と言うかこの1年は)持続力が問われる展開で
ずっと好走を続けていて、適性も問題ないし、実際に小倉では500万下ながら
当日のOPレース(レトロロックが勝利)を超えるタイムで勝ち切っている。
相手も強いが、ディープのご加護もあるはずだし、ここは推し切りたい。

○メールドグラース
前走・鳴尾記念は、道中をある程度高い水準で進めつつ→上がりをしっかりと
まとめての勝利。その時のパフォーマンスを考えれば、ここでもやはり上位。
適性面でも、尼崎Sの後半11秒台が並ぶラップでの勝利もあるし、この舞台でも
早仕掛けの展開で勝ち切っていて、とりあえず問題はなさそう。
あとは斤量を背負う点がどうか?という部分で、57.5kgの「.5」が少し気掛かり
&相手との兼ね合いというところで→2番手。

▲ノーブルマーズ
宝塚記念は、やや落ち着いた入り方から→早めにペースアップしていくトコトン
差しづらい展開で、中団後ろから進めての6着。この馬より上にいるのも凄い
メンバーだが、下にいるのもなかなかのメンバーだし、ここでは十分威張れる。
鳴尾記念の内容は少し物足りない部分はあったが、その時は休み明けだったし、
元々持続力はしっかりと示している馬。(ここへの裏付けとしては下鴨Sなど)
勝ち切れるか?という部分で、2頭を上には取ったが、好走には期待。

注アイスストーム
前走は、道中をかなり高い水準で進めつつ→上がりをまとめての勝利。最後は
止まりながら…という内容になっているため、距離延長に対してはピッタリの
裏付けとは言えないが、パフォーマンス自体は高く、やはりその地力は認めて
おきたいところ。
決め手という点でも強烈な内容を示していて、ペースが落ち着いた場合の心配も
あまりないし、やはり浮上の可能性は考えておきたい。

△タニノフランケル
前走・七夕賞は、ロードヴァンドール以外は2桁のポジションからの馬が上位
というレース。その中でこの馬は、少し離れた番手から→早めに詰めての6着
ならば、当然評価はしていいはず。
他との兼ね合いで結局この位置になってしまったが、今回は単騎でマイペースの
ラップを刻める可能性も十分にあるし、粘り込む可能性は当然考えたい。

△カデナ
この2走は、前傾の厳しい展開でしっかりと浮上。もちろん位置取り的には
恵まれた格好ではあるのだが、その手の展開では今まで何も出来なかった馬が
急に対応し始めた…というのは注目すべきだし、復活気配を感じさせる。
前走などは、仮にそれが2000mだったら本命でもいい…という水準の内容に
なっているし(1800mなのでしないが)、やはり浮上の可能性は考えたい。



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