2021年6月3日木曜日

日本ダービー回顧(ラップ分析)2021


まとめ
  • スタートで引っ張られつつ、一旦溜めて→後半は長い脚を使う展開。
  • 一定の持久力&持続力&切れが問われた(総合力勝負)。

日本ダービー結果

シャフリヤール2.22.5 33.4 07-07-11-09
エフフォーリア2.22.5 33.4 03-04-09-09
ステラヴェローチェ2.22.7 33.4 13-14-13-12
グレートマジシャン2.22.7 33.6 13-11-09-09
サトノレイナス2.22.7 34.0 07-04-02-02

天候:晴 芝:良
上り4F:45.3 3F:33.9
前半1000m:60.3
12.2-10.6-12.2-13.0-12.3-12.4-12.8-11.7-11.4-11.5-10.8-11.6



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、スタート直後は速くなったが、道中は一旦しっかりと
落ち着いた展開。その後3コーナー辺りで一気にペースアップしつつ→直線で
もう1段加速という形。

今回の場合、道中に関しては確かにゆったりと流れたのだが、最初の2Fのラップ
(22.8秒)に限れば、かなり速い扱いになる。

奇しくも(キズナ-エピファネイアの)2013年も同じく22.8秒だったのだが、
22秒台という数字自体、30数年遡ってみても、今回を合わせた2回しかない。
(もしかしたらダービー史上でも、その2回だけかも…)

後方から浮上した馬の内容を見ても、最初の3Fは36秒台半ばくらいに収まって
いるし、スタートである程度引っ張られたことは間違いなさそう。
(後半の息の入らない展開も含め)やはり一定の持久力は問われた。

後半に関しては、ロングスパートの形から→もう一脚使う…という展開で、適性
的には、切れ&持続力をバランス良く備えていることが重要に。
結果的には、総合力勝負になった。

脚質的には、一応は(外の)差し馬優勢といったところだが、早仕掛けから→
なし崩し的に脚を使ってしまった馬が伸び切れず、(「結果的に」も含めて)
じっとしていた馬に向いたイメージ。

この先に向けては、高いスピード水準に"居る"時間が長かった、激しい緩急で
脚を使う場面が多かった…という点で、自分でも予想外の高い指数が出ている。
それぞれの挙動による細かい上げ下げは当然必要になるだろうが、とりあえずは
単純に上位の活躍に期待しておきたいところ。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

シャフリヤール
(結果的に)ワンテンポ遅れた仕掛けになったことが奏功した部分もあるが、
最後までしっかりと伸び切っての勝利。後半のペースが上がった場面で抑える
動きをした福永Jの判断も素晴らしかった。
2400mでもしっかりと溜めが効いて、全く問題なく…ということであれば、
とりあえず(スピードに寄った)毎日杯の価値も変わってくるし、個人的にも
そこはしっかりとイメージを更新しておきたいところ。
もう少しパワー&持続力に寄っていた兄とは少し違うタイプだが、その強さは
間違いなさそう。将来的には短縮方向かも知れないが、当然注目していきたい。

エフフォーリア
前述のように、過去トップクラスの速さだったスタート直後に脚を使って→高い
位置取りにつけて、その後は少し渋滞したこともあり→徐々に下げる内容。
包まれていたことで、早仕掛けに巻き込まれずに済んだ…という側面もあるが、
相手と比べればやはりキツい競馬をしていて、結果的にも内枠から唯一掲示板に
載った格好。最後差されはしたが、高い評価ができそう。
秋に向けては、タイプ的に距離延長は全く問題ないし、あとはエピファネイア
産駒という部分で、阪神内回りに対してどうか?といったところ。
そこはもう少し考えたいが、中山で内を回す形でG1を勝っている馬。
可能性は当然あっていいはず。

ステラヴェローチェ
長い脚を使う展開になったことが適性的に向いた部分はあるものの、ダービーの
リズムでしっかりと浮上。改めて力を示した。
ここでこの競馬が出来るのなら、更なる距離延長も十分こなせていいだろうし、
タイプ的にも、阪神内回りにはピッタリとはまっていいイメージ。
当然、秋も有力な1頭ということにはなりそう。注目しておきたい。




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