2009年3月3日火曜日

阪急杯回顧 2009


レース総括
■前半が速くラストは地力が試される流れ
■持続力&持久力が必要とされた
■高松宮記念につながりそうな内容


阪急杯結果
ビービーガルダン1.21.134.902-02
ローレルゲレイロ1.21.335.601-01
ドラゴンファング1.21.935.503-03
フィールドベアー1.21.935.208-07
トウショウカレッジ1.22.034.615-14
ジョリーダンス1.22.035.109-09
ファリダット1.22.135.111-11

天候:晴 芝:良
上り4F:47.0 3F:35.4
前半3F:34.1
12.2-10.6-11.3-11.6-11.7-11.6-12.1

レース詳細
ラップタイムを見れば、勝ちタイムの比較からおそらく例年より0.5秒くらい
掛かる馬場だったことを考えても、前半はかなり速いことが分かる。
レースはその後ある程度のスピードは保ちながらもラストは持久力が
問われる展開となった。

今年は前半の速さ故に例年のように勝負所で加速していくような場面は見られず、
レース全体を通したスピード持続力よりも、速い流れからしっかりと地力が
試されるようなレースだった。
つまり例年よりもややスプリントよりの流れだったと言え、道中で溜めが必要な
上り勝負の馬には少し厳しかったかもしれない。

しかし一月後の高松宮記念を睨んでこのレースを見ると、かなりつながりそうな
予感がしている。
その理由は、まず高松宮記念はスプリントG1なんだから当然前半が速く、
地力の高さが問われる。
阪急杯は前半が速くなったことでその点では例年よりも信用できる。
(本番はもっと速いが)

また中京の1200mは3~4コーナー中間から直線半ばまで続く下り坂によって
上がりはスピードを維持するような流れになりやすい。
つまりラストをどこまで粘れるかという持久力勝負になるスプリンターズSとは
違って、高松宮記念は持続力があって速い脚を使えるタイプに向く。
(実際に完全なスプリンタータイプよりも1400mくらいはこなせるスピードタイプの
馬の活躍が目立っている)

したがって阪急杯がラストの持続力&持久力が問われる流れになったことで
上りの形としても高松宮記念に十分つながる内容だったと言える。
特に勝ったビービーガルダンは理想的なくらいピッタリとその適性に当てはまり、
軸候補としての信頼度は高いのではないか。(もはや妙味はないだろうが…)


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ビービーガルダン
ローレルゲレイロが引っ張った流れの中でしっかりと脚を溜め、ラストの
持続する脚を発揮したのはさすがの騎乗。
不安点と言えば、高松宮記念でかなりのハイペースとなった場合にその流れを
どう捌くかという点くらいだが、今回のようにしっかりと折り合いをつけられて
上りの勝負に持ち込めるくらいの自在性があればおそらく問題ない。
少なくとも完全な持久力勝負となるスプリンターズS(2008年は違ったが)よりも
高松宮記念の方が適性的に合っていることは確かだし、本命候補の資格は十分。

ローレルゲレイロ
鞍上が藤田だっただけにかなり引っ張ったレースをしたが、そこまでしなくては
ならない程この馬は一本調子タイプではなく、しっかりと溜めてからお終いの
脚に掛けるようなレースもできるはずで、今回の結果は少し残念ではある。
(一本調子なのは藤田の方…絶対に脚を余さないという点で良い所でもあるし、
サンデー亡き時代にはますます重要なのだが…まあ"男"だから仕方ない)
どちらにしてもこれだけ厳しい展開を演出してラストもあそこまで粘っているの
だから、高松宮記念には十分つながる内容だったし、期待しても良さそう。

ドラゴンファング
前半が速くなりラストは持久力が問われる流れとなったことで最後は少し
厳しくなった。
少なくとも前の2頭とは地力の差が浮き彫りになった形で、ここよりも
ペースが速くなるスプリントG1で力を発揮するのは少し厳しい。
やはり1400m~1600mの持続力が問われるスピード勝負の方が合うだろう。

トウショウカレッジ
前半が速い流れとなったことで、持ち前の持久力を発揮してラストまで
しっかりと脚を伸ばしていた。
前もほとんど止まらないような馬場だったために5着止まりだったが、
もっと差しの効く馬場であれば浮上の可能性が高い。
このメンバー中で巻き返しがあるならこの馬。
今年の高松宮記念は例年にはない1月開催でいつもより馬場悪化の可能性が
高く、大外一気という展開もあり得るのでは…。
(それがこの馬かどうかは分からないが)

ファリダット
この馬の場合開幕週で前が行った行ったとかの理由ではない。
実際に前から進めたビービーガルダンよりも上り3Fは遅いわけだし、
早い段階から動いていたとは言ってもラストは止まり過ぎている。
前半が速くなったことで例年とは違って地力が試される流れとなったことで
このメンバー相手だと持久力が足りないことをハッキリと認識させられた。
当然ここより持久力が試されることになるスプリントG1では何もできなく
なる可能性が高く、やはり前半がゆったりと流れてスピード持続力勝負と
なる適鞍を待って狙いたい馬。




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