2009年3月7日土曜日

オーシャンS展望 2009


G3に格上げ後3回のラップタイムを調べると以下の通り。

2008 12.0-11.0-11.1-11.4-11.2-12.2(34.1-34.8)
2007 11.8-10.5-11.2-11.6-11.3-11.8(33.5-34.7)
2006 12.1-10.4-10.8-11.3-11.3-12.7(33.5-35.9)

以下は参考までにOP時代のラップ

2005 12.2-10.7-10.9-11.0-11.1-12.0(33.8-34.1)
2004 12.0-10.3-10.9-11.5-11.5-11.9(33.2-34.9)
2003 11.8-10.5-11.0-11.7-12.1-12.6(33.3-36.4)
2002 11.5-10.2-10.3-11.3-11.4-12.6(32.0-35.3)
2001 12.0-10.7-11.3-11.6-11.7-12.5(34.0-35.8)
2000 11.7-10.5-10.9-11.7-12.0-12.3(33.1-36.0)


傾向
OP時代とG3に格上げ後のラップを比較してもレベル自体はそれ程
変わっていないので同じレースとして考える。

過去を遡ってラップを見ていくと、2002年の超ハイペースなレースが
まず目に付くが、これはショウナンカンプが厳しいラップを自身で刻んで
完勝したもので、その後一気に高松宮記念まで制した馬ということを
考えればここでは例外視できる。

ただその年を除いたとしても、OP時代のレースは3F目まで10秒台を
刻んでいるような流れが多く、スプリント戦らしくかなりの持久力が
試されるような流れになっている。

そしてG3に格上げ後初年度も同じような"ザ・スプリント"の流れをして
いるのだが、ここ2年は勝負所のラスト3F~2Fの間で加速を示しているように
終いの速い脚を問うような流れとなっている。

このような流れでは一本調子タイプの純粋なスプリンター以外の台頭も
考えられ、勝負所での切れと末の持続力を売りとしているようなタイプでも
活躍できる可能性が出てくる。

実際に2008年のスプリンターズSのラップも
11.9-10.4-11.3-11.4-11.5-11.5
というもので究極的なスピードの持続力が問われる流れではあるものの、
G1としては前半は遅くなっており、もしかしたら中山のスプリント戦自体の
傾向が変わりつつあるのかもしれない。

したがって今年の場合もスプリント戦だけに最低限の持久力を持っている必要は
あるだろうが、終いの速い脚に掛けるようなタイプを積極的に狙っていっても
面白いかもしれない。


好走する条件
・持久力を持っていること
・速い上りに対応できる脚があること


予想
まずは16頭中11頭が出走しているシルクロードSのラップを見ると
11.9-10.8-10.9-11.0-11.7-12.2
というもので、前半もある程度速く道中でも息を抜けない展開だった。
さすがに今回はもう少しペースが落ち着くと思うので、ここで先行して
負けた馬の巻き返しは期待できる。

ただしシルクロードSの前に緩い流れのスプリントで好走していた馬は
この流れで跳ね返された感があるので、そのような馬は単純にここでも
地力の面で劣り、なかなか巻き返しという訳にはいかない。

展開的にはアイルラヴァゲインが逃げ馬をどの程度突っついてくるかが大きい。
(本人はそれで沈むのだからタチが悪い)
それによって3F目が10秒台を刻むか11秒台に落ち着くかで浮上できる馬が
変わってくる。

もし10秒台で道中が厳しい流れとなれば普通にモルトグランデあたりの
持久力の高い馬に向き、逆に11秒台に落ち着くようならアポロドルチェや
アポロフェニックスあたりの巻き返しが期待できる。

現時点で展開を読み切るのは難解過ぎるのだが、今回の場合は後者の方に
山を張る方が妙味を期待できるので予想もその方向で行ってみたい。


◎キンシャサノキセキ
状態さえ良ければさすがにここでは力が違うので、展開に関係なく
勝ち負けして当然の存在。
まあ人気は集めるだろうから馬券的にはリスクの方が大きいのだが…。

○サープラスシンガー
すんなり先手を取れれば前半が多少速くなっても、さすがに今回は4F目で
少しは息が入るだろうから、最後も押し切れる可能性が高い。
余計な邪魔さえ入らなければ…といったところ。

▲アポロドルチェ
道中が厳しくなり過ぎずにしっかりと脚を溜められたら、終いはある程度
速い脚が使える。
外枠に入ってしまい、良いポジションが取れるかどうかが不安だが、
そこがクリア出来れば叩き2走目で前進は十分は期待できる。

注モルトグランデ
地力の高さはこのメンバーではキンシャサノキセキの次を争える存在で、
さすがに△までは落とせなかった…。
問題は大外枠に入ってどのようなレースをするかというところだが、
ある程度積極的に行けばおそらく崩れることはないはず。
逆に控えてしまうと前がなかなか止まらない流れも考えられるので
差し届かない可能性もなくはない。

△アポロフェニックス
ここ4戦で「柴田善で勝ち→和田で惨敗」の繰り返し。
その違いはと言うと仕掛けのタイミングに尽きる。
和田の方は速い流れを受けて立ち、勝負所でも積極的に仕掛けていくのに
対して、柴田善の方は道中はじっくりと脚を溜めて満を持して仕掛ける。
この馬の場合、加速は遅いがその分持続力があって、溜めさえ作ってあげれば
ラストは11.5秒前後を刻み続ける脚が使える。
したがって地力では微妙だが今回は乗り替わりによって巻き返し必至な存在。

△アーバニティ
前走はスタートで後手を踏んだ後かなり脚を使って好位まで上げ、それでいて
ラストまで脚が続いた。
その持続力はかなりのものでここでも十分やれる存在だと思うのだが、安定感に
欠けてこれ以上の評価をするには少し不安を感じてしまう。

△ソルジャーズソング
地力は高い馬だが、どうしても後ろからになるので展開に左右されやすく、
道中が少しでも緩んだ展開を想定すると差し届かない可能性が大きくなる。
もちろん前が崩れる展開なら勝ち負けに近いところまで行ってもおかしくはない。






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