2009年6月3日水曜日

日本ダービー回顧 2009


レース総括
■馬場以上に例外的なハイペースで流れた
■ラストは完全な持久力勝負


ダービー結果
ロジユニヴァース2.33.739.203-03-03-03
リーチザクラウン2.34.440.202-02-02-02
アントニオバローズ2.34.439.805-05-05-05
ナカヤマフェスタ2.34.539.016-16-16-12
アプレザンレーヴ2.34.739.609-09-08-08
シェーンヴァルト2.34.839.017-18-18-16

天候:曇 芝:不良
上り4F:54.4 3F:39.7
前半1000m:59.9
12.8-11.0-11.8-12.1-12.2-12.4-13.2-13.8-14.7-13.2-12.9-13.6




レース詳細
ラップタイムを見れば、不良馬場だったのにも関わらず前半は例年以上の
(ほとんど暴走と言っていい)ハイペースで流れ、後半は完全に崩れる
ズブズブな展開だった。

もちろん前半はジョーカプチーノが2番手以降を大きく離して逃げたラップ
ではあるが、後続にとってもそのペースに引っ張られてかなり速かったことは
間違いなく、完全に切れ味不問の戦いとなった。

(余談だがこのラップを見て思ったのは、東京D2100mで行われていた時の
JCDのラップにかなり似ているということ…それだけでも例外的なラップ
だと言えて、例年とはほとんど別のレースだと考えたい)

今回の流れで最も必要となったのが何と言っても持久力(有酸素運動能力)で
あって、最近の例で思い当たるのは阪神大賞典に近いような相当にステイヤー
的な資質が問われるレースだった。

そうなると推進力を無酸素的な機構(乳酸解糖系、筋力)に依存する割合が
大きくて、それによってそのパフォーマンスを支えている馬(マイラー~
中距離ランナー)にとっては相当に堪えるレースだったと思われて、実際に
NHKマイルC組や皐月賞(上位)組はことごとく惨敗してしまっている。

したがって今回好走した馬は心肺機能が相当に優れているとハッキリ言えて、
その点のみに関しては上位馬の力は信用できるので、(結果的に)菊花賞には
十分につながる内容だったと言える。

また今回惨敗したマイルC、皐月賞組に関しては秋は菊花賞というのは
なかなか厳しく、ある程度今後の路線が決まってしまった感は否めない。
もちろん距離短縮などで(今回の上位馬に対しても)巻き返す可能性は
当然あり得るが…。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ロジユニヴァース
持久力に関しては言うまでもなく相当に優れたものを持っている。
しかしこの馬場なので結局速い脚は全く問われなかった訳で、距離は
伸びた方が都合がいいとは思うが、ある程度速い脚が問われる京都3000mの
上がりに対応できるかは疑問。
速い上がりへの対応という問題は一生ついてまわるのだから、いっそのこと
ブエナビスタといっしょに凱旋門賞を目指した方がいいのではないだろうか。

リーチザクラウン
今回の持久力の問われる流れでの好走を見ても、単純にその走法を見ても
距離は長い方が良いのは間違いなく、ある程度の上がりは使えるのだから
(折り合えることは条件となるが)京都の長丁場にはかなり合いそう。
それでもラストの持続力にはどうしても課題が残るので勝ち切れるかどうかを
考えたら現状では何とも言い切れない。




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