2009年10月11日日曜日

京都大賞典展望 2009


過去のラップタイムは以下の通り。

2008 12.9-10.7-11.7-13.2-13.3-13.1-12.8-12.6-12.1-11.5-11.4-11.6
2007 13.1-11.5-11.7-12.6-12.5-12.4-12.7-12.7-11.6-11.4-11.1-11.5
2006 13.0-11.8-11.8-13.7-13.8-13.7-14.0-13.9-12.5-10.9-11.1-11.3
2005 12.9-11.8-12.4-12.6-12.6-12.3-12.4-12.4-11.8-11.6-10.8-11.8
2004 12.9-11.4-11.5-12.6-12.7-12.8-12.8-12.6-11.6-11.5-11.4-11.4
2003 12.8-12.2-12.3-13.1-13.1-12.8-12.5-12.1-11.7-11.0-11.4-11.6
2002 12.6-11.3-11.4-12.1-12.8-12.8-12.7-12.1-11.5-11.4-11.0-11.9
2001 13.1-12.0-12.0-13.0-12.7-12.5-12.3-12.1-11.2-11.3-11.2-11.6
2000 13.3-12.2-12.2-12.4-12.9-12.7-11.8-11.9-11.9-11.7-11.7-11.3
1999 13.1-12.0-11.7-12.8-12.6-12.2-12.1-12.1-11.2-11.5-11.2-11.8

過去10年のラップタイム
12.97-11.69-11.87-12.81-12.90-12.73-12.61-12.45-11.71-11.38-11.23-11.58
2.25.93(36.53-38.44-36.77-34.19)




傾向
ラップタイムを見れば、ゆったりとしたスタートから、道中もかなり緩んで
3コーナー下りからレースが動くという完全な上がり勝負。

とにかくここまで極端なスローペースになると、普段はあまり速い上がりを
使えないような馬でも当然それなりの脚を使ってくるので、そこから一歩
抜け出すためには、元々の地脚の強さを持っていることに加えて、如何に
脚を使わずに前半~道中を進められるかが重要になる。

そうなると脚質的にも(スローだけに前の馬有利は間違いないが)スタート
直後に少しでも脚を使っている先行馬を、勝負所までしっかりと脚を溜めた
差し馬が究極的な切れ味を使って上回る可能性は十分考えられる。

また上がり勝負とは言え、このコースだけにラストは4Fの戦いになることが
多いので、勝ち切るためには速い脚を長く使えるということも当然必要になる。


好走の条件
・末脚の持続力を持っていること


予想
上記したように例年は緩い流れになるレースだが、今年の場合は
テイエムプリキュア&コスモプラチナがいるので、そこまで極端な
スローペースになるとは考えづらい。
したがって中距離的な要素(決め手)に加えて長距離的な要素
(持久力)を少し重視しておきたい。

◎ジャガーメイル
持久力に関しては春に証明済みだし、決め手に関してもこのメンバーなら
普通に1、2位を争う存在。
他の実績を残してしまっている馬に比べても斤量面で有利なここでは
当然勝ちに1番近いはず。

○マイネルキッツ
休み明けでこの斤量というのはさすがに気に掛かるが、道中がそれなりに
締まった流れになれば、切れ味不足が補われて、持ち前の持続力が活きるはず。
予想とは別にしても、天皇賞馬がこの条件で崩れていいのか?という思いも
湧くことだし、ここは積極的に、正攻法で勝ちにいって欲しい。

▲トーホウアラン
昨年ほど道中で楽が出来るとは到底思えないので、その時以上の内容を
期待するのは無理がありそう。
それでも休み明けを叩いての上積みは期待できるし、持続力は元々ある馬
なので、ある程度いいポジションが確保できればそのまま上位に残る可能性は
十分ある。

注オウケンブルースリ
上がりの破壊力は持っているが、切れ味(トップスピード)という点では
不安があるので、テイエムプリキュア&コスモプラチナの存在はプラスに働く。
それでも休み明け、斤量の不安に加えて、個人的に持久力の点での懸念を
払拭できない現状ではこれ以上の評価はできない。

△スマートギア
完全にスローな展開だと想定してしまえば相当に切れる脚があるので
もう少し評価すべきだと思うが、多少でもペースが速くなってこの距離に
なると道中の裏付けがやや足りない。
それでも完全な直線勝負に徹すれば複勝圏内は可能だろうが…。




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