2009年10月13日火曜日

毎日王冠回顧 2009


レース総括
■前半~道中が緩く、完全な上がり勝負
■勝負所での切れ&末の持続力が問われた


毎日王冠結果
カンパニー1.45.3 33.0 06-05-05
ウオッカ1.45.5 33.8 01-01-01
ハイアーゲーム1.45.8 33.2 09-08-08
ナムラクレセント1.45.8 33.8 02-02-02
サンライズマックス1.46.0 33.4 06-07-08

天候:晴 芝:良
上り4F:45.3 3F:33.6
前半1000m:60.0
13.0-11.3-11.5-12.2-12.0-11.7-10.9-11.1-11.6




レース詳細
ラップタイムを見れば、前半、道中ともに近年の平均を下回る遅い流れで、
極端に上がりの速い形。
ウオッカ基準で昨年と比べても、前半3Fは全く同タイムで流れているものの、
道中は昨年よりもかなり遅く、完全に4コーナーからの競馬だった。

この展開になっては地力よりも勝負所での切れ&末脚の持続力が優先されて、
位置取りと回って来たコースによる部分が大きく、個々の適性が測られた点を
除けば、レースそのものとしてはこの先につながるとは言えないものだった。

したがって上位2頭のカンパニー、ウオッカに関しても、今回全く問われ
なかった地力の面でも既に十分な裏付けの取れているのだから、単純に適性の
違いが表れただけで、次戦に向けて今までの認識を変える必要は全くない。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

カンパニー
前半がある程度溜められる流れで、道中も楽な展開となれば、元々決め手は
持っている馬なのでこの結果も不思議ではない。
しかしこの馬の場合、持続力はあるのだが(持久力の問題か)どこかで溜めが
必要で、最初から飛ばして最後まで持たすというところまでは少し足りない。
(それが出来るのならとっくにG1を獲っているはず)
したがってウオッカがマイルCSに出走するというのなら今回の再現も
あり得なくもないが、とりあえず天皇賞では(昨年程とまでは言わないが)
ある程度後方から最後に上位に突っ込むといったあたりだろう。

ウオッカ
持久力不問の展開で足元をすくわれただけと考えていい。
ラスト1Fにしても止まっているのは今回に限ったことではなく、圧勝して
いるレースでも大体止まっているので、敢えてその部分を強調するのは
本質的なところから外れてしまうことになる。

本来のこの馬の良さ(強さ)は、速い流れからも究極的な切れ味を発揮
できることで、他の馬が切れを発揮できない厳しい展開では、勝負所での
加速の部分で他の馬と差が出来るために、(ラストが止まっていても)
見ている側からはあまり気にならない。

しかし他の馬も十分に余力が残っているような遅い流れでは、勝負所で
他の馬もある程度ついてくるので、ラストの粘りの部分に課題があるこの馬が
差される(もしくは差し届かない)という事態が度々起こる。

したがって今回に関しても秋華賞のレインダンス、ヴィクトリアマイルの
エイジアンウインズ、昨年の毎日王冠のスーパーホーネットに負けた原因と
全く同じで、相手の土俵で戦って、本来の実力を出し切っていないだけだと
割り切ることが可能…馬の方は。

問題は鞍上の方で、「道中で力んでラストが鈍った」と把握しているのでは
この馬の特性を全く把握していないのでは?と感じてしまう…。
まあそうだとしてもG1になれば道中が自然と速くなるのだから、結果的には
問題はないのだが。

とにかくこの結果を受けても本番に関しては全く問題なく、当然天皇賞連覇の
可能性は現時点ではかなり高い。

ナムラクレセント
結果だけ考えたら無理をしてでもハナを切った方が良かったような気もするが、
得意とは思えないスローペースからの上がり勝負にある程度対応して見せた
ことで、逆にその実力を証明した形。
当然道中がより厳しい流れになれば今回以上のパフォーマンスが期待できるし、
人気次第では面白い存在になりそう。



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