2011年1月30日日曜日

京都牝馬S展望 2011


過去のラップタイムは以下の通り。

2010 12.7-11.7-12.3-12.7-12.3-11.6-11.2-11.9
2009 12.2-11.4-11.8-12.2-11.6-11.8-11.5-12.6
2008 12.9-11.5-11.9-12.2-11.9-11.7-12.0-11.9
2007 12.5-10.9-11.4-11.9-11.5-11.1-11.9-11.8
2006 12.6-11.0-11.8-12.1-11.7-11.1-11.3-11.9
2005 12.8-11.4-12.5-12.7-12.1-11.4-11.1-11.0
2004 12.5-11.1-11.7-11.8-11.7-11.6-11.6-12.1
2003 12.2-11.3-12.0-12.5-11.9-11.4-11.4-11.9
2002 12.6-11.6-12.0-12.4-12.1-12.0-11.5-11.8
2001 12.6-11.6-11.8-12.2-11.7-11.6-11.7-12.0

過去10年の平均ラップタイム
12.56-11.35-11.92-12.27-11.85-11.53-11.52-11.89
1.34.89




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、前半~道中がゆったりとした流れになり、3コーナーの
下り坂から加速して、ほぼ確実にラスト4Fで速いスピードを維持する形になる。

この展開だと何と言っても末の持続力が物を言い、上がり勝負ではあるものの
単純に決め手というよりも、レース後半で長い脚を使えることを重視したい。

脚質に関しても、この舞台では二の次という印象で、持続型の馬であればどの
ポジションからも満遍なく上位に来ていて、とにかくここでは展開と適性を
把握するところから…という感覚でよさそう。


好走する条件
・末脚の持続力があること


予想
アグネスワルツに対して番手以下がどの程度突っ掛かるかにもよるが、今回の
先行勢はここが距離延長となる馬が多く、そこまで無理をするとも思えない。
したがって基本的にはミドル~スローで流れ、終いの持続力や決め手が問われる
展開を想定しておきたい。

◎ヒカルアマランサス
昨年は完全に直線のみという展開で1つ違う決め手を発揮した内容だったが、
その後ヴィクトリアマイルではしっかり持続力を示していて、ここでは正直
穴が見当たらない…という印象。

○ブロードストリート
持続力は当然高い馬で、ここでもさすがに好走はしてきそう。
ただしスローの府中牝馬Sなどでは前を残しているように、究極的な決め手を
使うタイプではないので、ペースが落ち着くようだと、勝ち切るのはこの馬では
ないような気はする…。

▲ショウリュウムーン
前々走ではかなり強いメンバーを相手に、締まった流れを好位からまずまず
粘っていて、持続力は十分示している。
決め手勝負よりに傾くと少し不利になるが、前走の失敗を受けて少しでも位置
取りが高くなるようなら、ここでもある程度期待はできそう。

注アプリコットフィズ
小柄な馬体からも明らかに中身で勝負するタイプで、これと言って速い上がりは
示していないように、本質的にはマイルよりも中距離という印象。
したがって本来ならここは道中で削られるかもしれない…という理由で下げても
いいと思える場面だが、流れが落ち着くようならそれもあまり意味がない…。
本当に取捨が難しい。

△リビアーモ
持続力も決め手も一応しっかり示していて、ここでも浮上する可能性は十分。
上がりの速い展開で更にもう1段上の決め手を使えるタイプなので、スローに
なっても脚質はそこまで気にする必要はなく、後は相対的に他の馬がどの程度
伸びるか…という問題。

△アグネスワルツ
元々地力では高いものを見せているし、前走では速い上がりを使えたことは収穫
だったが、タイプ的に長い直線を伸び切るというよりも、コーナーワークからの
一瞬の切れ味勝負の方がイメージは合う。
見せ場は作るだろうが、決め手負けの不安は感じる。

☆コスモネモシン
持久力&持続力勝負でこそというタイプで、基本的には厳しい流れの方が力を
発揮しやすい馬だが、今回そこまでの展開になるかどうか。





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