2011年1月9日日曜日

フェアリーS展望 2011


過去のラップタイムは以下の通り。

2010 12.3-10.6-10.9-11.2-11.8-12.6-12.4-13.0
2009 12.8-11.6-12.0-12.2-12.3-12.2-11.4-12.0

過去2年のラップタイム



傾向
まだ2回の開催ではっきりとした傾向を示すことは不可能だが、過去2年の
ラップタイムを見てみると、2010年は1頭が飛ばして超ハイペース、後続から
見てもレースを通して速いラップを刻む展開。
2009年は道中少し落ち着く形から、上がりが速くなる展開になっている。

両者を比べると全く間逆の展開だが、若駒のレースなので2010年程の厳しい
展開が基本になるとは考えづらく、緩む形の方がやはり有力に思える。

ただしコース自体は(向こう正面の下り坂の影響で)前半~道中が締まった
流れになりやすい舞台なので、極端に道中が緩むというイメージにもならず、
開催が進んで平均をとれば、おそらく両者の中間くらいのフラットな展開に
なると考えるのが妥当な気もする。


好走の条件
・スピード持続力があること


予想
ミドルペースで流れ、展開的にもある程度淀みのない形を想定し、持続力優先で
ここは考えたい。

◎アドマイヤセプター
新馬戦で見せたスピード持続力を考えたら、ここ2戦は適性的には微妙に思える
溜め→切れという展開だったので、今回やっと力を発揮できそう。
フェアリーS=中山1600mという感覚が(個人的に)未だに持てず、牡馬でない
ことが惜しいと感じていたのだが…このレースがあった。迷わず本命視。

○マイネイディール
同舞台では、前走でも持続力の問われる展開を勝ち切っているし、新馬戦でも
直線は内で少し詰まったものの流れにはしっかり乗れていた。
もちろん相手は強くなるし、実質的な時計面でも物足りない部分はあるが、
適性的には出来てもいい…と思える。

▲ダンスファンタジア
前走に関しては、前半~道中が前々走と同じ程度で進めて上がりだけが止まった
という内容だったので、確かに掛かったことが大きかったのだと思う。
そしてその前々走・赤松賞は余裕たっぷりの押し切り勝ちで、スピード性能は
やはり高く、ここでは当然有力な1頭。
ただし今のところ締まった流れへの対応という点での裏付けがなく、(気性的に
プラスに働く可能性もあるが)今回はこのあたりの評価に止めておきたい。

注ピュアブリーゼ
葉牡丹賞でも4着に入っているのだから、やはり地力は上位だと思うが、単純に
道中のスピードという点で、どこまで対応できるかは未知数。
もちろんそれが問題なければ上位には残りそうだが…。

△スピードリッパー
全体的な時計としては物足りないところはあるが、終いの部分の持続力は示して
いるし、ここの流れに対する適性は十分ありそう。
外枠は問題だがある程度好位につけられれば。




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