2011年5月19日木曜日

京王杯SC回顧 2011


レース総括
■ゆったりした流れからの上がり勝負
■先行力&決め手が問われた


京王杯SC結果
ストロングリターン1.20.2 33.1 09-07
シルポート1.20.2 33.8 01-01
ジョーカプチーノ1.20.2 33.5 02-02
コスモセンサー1.20.3 33.4 05-04
クレバートウショウ1.20.4 33.3 07-07
フィフスペトル1.20.6 33.3 11-11
ドリームバレンチノ1.20.6 33.2 12-11

天候:晴 芝:良
上り4F:45.2 3F:33.8
前半3F:35.0
12.4-11.0-11.6-11.4-11.0-11.2-11.6




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半はゆったりした流れで、3~4コーナーで徐々に
加速しつつ、上がりがかなり速くなる展開。

今回の場合、1400mのスピードに対応できることは最低限必要だが、さすがに
この展開では決め手の占めるウェイトが大きく、脚質的にも圧倒的に前の馬に
有利なレースだった。

したがってこのレースのみによって地力を判断するのは難しいので、基本的には
適性判断のレースと捉えて、特に安田記念へのつながりという観点からは、今後
慎重な扱いをしたい感覚。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ストロングリターン
ほぼ好位の馬が残る展開を、中団から差しての勝利だけに価値はありそうだし、
やはりこの馬の終いを伸び切る力は相当なもの。
それでも安田記念に関しては適性的に微妙な印象もあるので、現状では勢いの
ままにそこで期待するというよりも、適鞍まで待ちたい気持ちの方が強い。

シルポート
前半の入り方が「12.4-11.0-11.6」というマイラーズCと寸分違わぬラップを
踏んでいて、マイルでも溜めが効くような馬にとっては、さすがに楽な展開
だったと言えそう。
とりあえずハナにこだわる限りは、安田記念のハイペースでは注意したい。


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