2011年5月12日木曜日

京都新聞杯回顧 2011


レース総括
■ゆったりした流れからの上がり勝負
■切れ(&末の持続力)が問われた


京都新聞杯結果
クレスコグランド2.13.5 33.9 06-06-06-05
ユニバーサルバンク2.13.5 34.0 03-03-03-03
サウンドバスター2.13.5 33.6 08-09-09-09
ルイーザシアター2.13.7 34.3 02-02-02-02
サンビーム2.13.7 34.5 01-01-01-01
パッションダンス2.13.7 33.8 08-08-09-09

天候:晴 芝:良
上り4F:46.6 3F:34.3
前半1000m:60.6
12.5-11.0-12.3-12.4-12.4-13.2-13.1-12.3-11.2-11.3-11.8




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半ミドルペースから、道中は一旦しっかり緩む展開、
その後3~4コーナーでかなり加速して、上がりの速くなる形。

今回の場合、基本的にはゆったりした流れからの単純な上がり勝負だと考えて
よさそうだが、上がりではラスト3Fを頂点とするラップになっているように、
仕掛けは早めなので、一応末の持続力が問われたという扱い。

この展開では、上位の地力は無条件で信頼できる…というようなことはさすがに
言えず、ダービーに向けてはなかなかつながるとは思えないが、適性的に終いを
伸び切ったような馬については、他の舞台での活躍は考えてもよさそう。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

クレスコグランド
一応2200mという舞台なだけに、長い距離への適性を発揮して、惰性でジワジワ
伸びて来たという印象。
したがって東京で何とかなりそうな圧倒的な決め手は感じないし、緩い展開での
勝利なので、持久力で足りなくなった時どうするのか?という疑問は現状湧く。
とりあえず過大評価は避けたい…という感覚。

ユニバーサルバンク
一応溜め→切れが身上のこの馬には展開が向いたと言えそうで、それでも終いを
伸び切れないというところで、次戦、一線級に対するには不安を感じる。
感覚的には相手弱化となる瞬間まで待ちたい。

サウンドバスター
ほとんど完璧なコース取りをした鞍上の力も大きいが、(個人的な)予想以上に
持久力を感じる内容だった。
今回速い上がりを使えたことも収穫だったし、終いを伸び切る部分に関しては
前走に引き続きしっかり示していて、次戦以降も面白い存在になりそう。
とりあえず白百合S→ラジオNIKKEI賞@中山であれば十分狙いは立つはず。


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