2011年5月20日金曜日

オークスの傾向 2011


オークス過去8年のラップタイム
過去のラップタイムを見てこのレースの傾向を探ってみたい。

2010(アパパネ&サンテミリオン:2.29.9)
12.2-10.9-12.3-12.4-12.8-13.1-13.3-13.5-13.5-12.0-11.5-12.4

天候:雨 芝:稍重
上り4F:49.4 3F:35.9
前半1000m:60.6
勝ち馬コーナー通過:09-13-13-11&07-10-10-08
勝ち馬上り3F:35.2&35.3


2009(ブエナビスタ:2.26.1)
12.4-11.3-12.3-12.5-12.5-12.5-12.6-12.6-12.6-11.7-11.1-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:47.4 3F:34.8
前半1000m:61.0
勝ち馬コーナー通過:15-16-15-14
勝ち馬上り3F:33.6


2008(トールポピー:2.28.8)
12.5-10.6-12.8-12.8-12.7-12.9-13.0-12.9-12.9-11.3-11.8-12.6

天候:曇 芝:稍重
上り4F:48.6 3F:35.7
前半1000m:61.4
勝ち馬コーナー通過:09-07-08-07
勝ち馬上り3F:35.3


2007(ローブデコルテ:2.25.3)
12.6-11.0-11.6-11.8-12.1-12.8-12.7-12.5-12.4-11.8-11.4-12.6

天候:晴 芝:良
上り4F:48.2 3F:35.8
前半1000m:59.1
勝ち馬コーナー通過:07-08-09-09
勝ち馬上り3F:34.7


2006(カワカミプリンセス:2.26.2)
12.5-10.9-11.3-11.6-11.8-12.4-12.8-13.5-13.2-11.6-12.2-12.4

天候:晴 芝:良
上り4F:49.4 3F:36.2
前半1000m:58.1
勝ち馬コーナー通過:08-07-05-05
勝ち馬上り3F:35.5


2005(シーザリオ:2.28.8)
12.6-11.3-13.2-13.1-12.9-13.4-13.1-12.6-12.2-11.5-10.9-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:46.6 3F:34.4
前半1000m:63.1
勝ち馬コーナー通過:15-16-13-12
勝ち馬上り3F:33.3


2004(ダイワエルシエーロ:2.27.2)
12.6-11.4-12.6-13.1-12.3-12.7-12.9-12.5-12.1-11.2-11.4-12.4

天候:曇 芝:稍重
上り4F:47.1 3F:35.0
前半1000m:62.0
勝ち馬コーナー通過:02-02-01-01
勝ち馬上り3F:35.0


2003(スティルインラブ:2.27.5)
12.6-11.1-12.3-12.6-12.6-12.7-13.1-13.4-12.7-11.5-11.1-11.8

天候:晴 芝:良
上り4F:47.1 3F:34.4
前半1000m:61.2
勝ち馬コーナー通過:09-09-09-09
勝ち馬上り3F:33.5


過去8年の平均ラップタイム
12.50-11.06-12.30-12.49-12.46-12.81-12.94-12.94-12.70-11.58-11.43-12.28
2.27.48




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいの流れで、道中はしっかり
緩む展開になり、上がりの部分はラスト3Fで一気に加速して、まずまず速い
ラップを刻んだ後、最後だけ少し落ちる形。

さすがにこの時期の牝馬の2400m戦だけに、道中の水準自体は高くなくて、
純粋な持久力という意味ではそこまで問われる訳ではない。

それでもこの舞台(改修後の東京)では、仕掛けの早さという共通の特徴が
あるために、かなりの加速を示す勝負所で(一瞬の)切れを使えることよりも、
終いの3Fを最後までしっかりと伸び切れる力が必要になる。

そして2000m近く走った末の持続力勝負ということで、直線で力を発揮する
ためには、道中で無駄脚を使わずに、(走行フォームも含めて)楽に追走する
ということが重要で、結局は地力の高い馬が浮上するという構図になる。

したがって折り合いさえ問題なければ、完成度の高さと既に一定の地力を示して
いる点で、桜花賞上位組が優勢になるのは頷けるし、脚質的にも(無駄脚を
使わないという観点から)中心はやはり差し馬と言っていいだろう。


好走の条件
・持久力&末脚の持続力が高いこと





- PR -

0 件のコメント:

コメントを投稿

- PR -