2011年5月12日木曜日

新潟大賞典回顧 2011


レース総括
■ミドルペースから、道中の締まった展開
■(一定の)持久力&持続力が問われた


新潟大賞典結果
セイクリッドバレー1.58.4 34.2 10-10
マッハヴェロシティ1.58.4 34.4 08-06
サンライズベガ1.58.6 35.1 02-02
ヤングアットハート1.58.7 34.6 08-09
シャドウゲイト1.58.9 35.6 01-01
タッチミーノット1.58.9 34.4 12-12

天候:晴 芝:良
上り4F:47.0 3F:35.1
前半1000m:59.3
12.6-11.2-11.8-11.6-12.1-12.1-11.9-11.7-11.2-12.2




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいだが、道中が締まった展開に
なって、直線では一応加速を示しているものの、過去10年でも最も上がり時計の
掛かった形。

今回の特徴はやはり道中の速さだと言えて、このコースらしい切れ味勝負という
よりも、持久力&持続力勝負という印象の強い内容だった。

脚質的には全く力のない馬では差せない&残れない展開で、どちらとも言えない
くらいだし、当然今回の上位陣の地力はある程度信頼できて、この先の中距離
戦線に対しては、十分つながっていきそうな雰囲気ではある。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

セイクリッドバレー
この馬自身は持ち前の持続力を発揮した形で、鞍上も後ろ過ぎず、外を回し過ぎ
ないという、位置取り&コース取りが光った好騎乗で、人馬ともに初重賞制覇に
相応しい内容だった。
この先は、ここを勝ったことで宝塚記念…ということになればなかなか難しいの
だろうが、例年つながりやすいエプソムCに対しては十分な裏付けになりそう。

マッハヴェロシティ
終いを伸び切るという戦いはやはり得意という印象だが、今回に関しては道中の
部分でも十分な地力を示した内容で、やっと元々いた立ち位置まで戻ってきた…
という雰囲気。
当然この先の中距離重賞戦線では軽視できない存在。

サンライズベガ
前にはある程度厳しい展開を良く粘った内容だが、この馬にしてみれば、それに
よって切れの問題を回避できた…という印象。
どちらにしても持続力が問われることの多いこの路線では、当然この先も中心に
近い活躍をしていくはず。


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