2016年10月28日金曜日

アルテミスS展望 2016


過去のラップタイムは以下の通り。

2015 12.5-11.3-11.1-12.4-12.6-11.9-11.1-11.2
2014 12.5-11.5-11.8-11.8-12.2-11.7-11.2-11.7
2013 12.3-11.1-11.8-12.5-12.8-11.9-11.2-11.6
2012 12.5-10.5-11.5-12.1-12.3-11.6-11.6-11.7

過去4年の平均ラップタイム
12.45-11.10-11.55-12.20-12.48-11.78-11.28-11.55
1.34.38




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速い流れで、道中はしっかり
落ち着く展開、そこから勝負所で大きく加速して、上がりが速くなる。

まだ開催も浅くペースの誤差は大きいものの、それなりに引っ張られる形からの
→切れ勝負…というのが基本。
したがって、一定の持久力を備えていることを前提にして、このコースらしく、
素直に「性能」を重視したいイメージ。

またここはやはり、本番を見据えつつ"見るレース"だと言えるが、その視点から
言うと、阪神JFと同様に"スケール感"が重要になるはずで、外を回しつつ突き
抜けるなどのパフォーマンスを示した馬に関しては、当然本番でも注目したい。


好走する条件
・一定の持久力&切れがあること


予想

◎リスグラシュー
前走は、厳しい展開を好位から突き抜けてのレコード勝ちで、パフォーマンス
的にも、マイルかと見間違えるくらいの内容になっていて、とりあえずここでは
抜けているくらいの存在だと思える。
新馬戦ではしっかりした決め手を発揮しているし、展開にもそれ程左右されない
印象ではある。期待しておきたい。

○トーホウアイレス
前走は、道中で相当に脚を使う形から→上がりをしっかりまとめた格好で(届き
そうもないところから)勝ち切っていて、そこで示した地力と前々走で示した
切れの合わせ技で考えれば、このメンバーでははっきり上位。
何だかんだ地力が問われるここでは、普通に周って来れば自然と浮上するはず。

▲ライジングリーズン
前走は、道中である程度脚を使いつつ→上がりをしっかりとまとめた内容で、
新馬戦としてはかなり水準の高いパフォーマンスだった。
タイプ的に、東京に替わっての前進もあって良さそうだし、2戦目の上積みが
あれば、可能性としては頭まで一応ありそう。注目しておきたい。

注アピールバイオ
まずは切れ勝負の新潟2歳Sで逃げて4着…という内容だけで考えてもここでは
上位に扱えるし、前走の前傾で締まった展開を、好位から粘って3着した地力を
合わせて考えれば、ある程度信頼は出来そうなイメージ。
位置取り的に逆境の立場になる可能性も一応あるが、当然注目はしておきたい。

△フローレスマジック
前走は、少し掛かる馬場で(周って来るだけで消耗するような状態だったのか)
上位には差し馬が浮上した中で、自身は好位から最後突き放しての圧勝。
データ的に見ると意外と高くなっていない部分で、評価はここまでに止めるが、
額面以上の地力を備えている可能性はあるし、やはり注目はしておきたい。

△サトノアリシア
このレースでは、9F戦で結果を出していることは(単に体力的な部分で)大きな
プラス材料になるが、まずまず高い水準で勝ち切った前走&前々走は、地力の
部分で十分な裏付けになっている。
切れという点でどこまで?というのはあるが、やはり注意しておきたい存在。




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