2016年12月14日水曜日

阪神JF回顧 2016


レース総括
■前半ある程度速い流れから→しっかりと加速する展開
■一定の持久力&切れが問われた


阪神JF結果
ソウルスターリング1.34.0 34.8 03-04
リスグラシュー1.34.2 34.5 15-13
レーヌミノル1.34.5 35.2 05-05
ディーパワンサ1.34.8 35.3 06-09
ヴゼットジョリー1.34.9 35.2 13-13

天候:晴 芝:良
上り4F:47.3 3F:35.2
前半4F:46.7
12.4-11.0-11.3-12.0-12.1-11.5-11.5-12.2




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半ある程度速くなって、道中は平均的ながらもそれ程
緩まない展開で、勝負所でしっかり加速しつつ→ラスト1Fは落ちる形。

今回の特徴は、まずは前半~道中がそれなりにしっかりと流れたことで、そこで
引っ張られる形から、レース後半では当然一定の持久力が問われたはず。

また展開としては、このコースのデフォルトに近いイメージで、一旦溜める格好
から→しっかり加速する形になっていて、適性面では、やはり切れを備えている
ことが重要になった。

脚質的には、多少は前に有利な印象ではあったが、そもそもその要因としては、
「内有利な馬場」による影響が大きかったため、位置取りよりも通ったコースに
よって、それぞれのパフォーマンスの価値を考えておきたいところ。

どちらにしろこの展開であれば、レベルとしては十分な扱いになり、この先への
つながりは当然意識していいだろうし、(多少の上げ下げは考えつつも)今回の
上位馬の今後にしっかり注目していきたいところ。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ソウルスターリング
好発から終始最内を通って、内有利な馬場という条件の中で、恵まれた部分は
少なからずあった。
それでも、それ程楽ではないペースをしっかりと好位で追走して、直線も余裕を
持って押し通した内容はやはり強いし、その地力は当然認めておきたい。
一方で、一応まだ底を見せていない扱いだし、適性面ではハッキリとしたことは
言えなくて、その点は今後、どのタイミングでパフォーマンスが変動するのか?
というところをしっかり見極めて判断したいところ。観察中。

リスグラシュー
スタートで立ち遅れて、勝負所~直線も大外を通る形でしっかりと浮上。
この週の、内有利で外差しがなかなか決まらない馬場を考えたら、これはやはり
相当に強い内容と言っていいはず。
(他の上位陣は最初から内を通ったかor直線で何かしらの工夫をしている)
このパフォーマンスを示せるのであれば、当然この先への期待は大きくなるし、
とりあえずは次戦、すぐにでも巻き返す(前進を示す)可能性は高い。
注目しておきたい。

ヴゼットジョリー
休み明け&外枠発走という厳しい条件の中で、4角~直線では内に進路を選択
して、(最後は狭い所に突っ込んで制裁を受けたが)しっかりと掲示板は確保。
これはなかなかの和田Jの好判断だったと言えそう。
馬自身に関しては、上位2頭に対してどこまで…という判断は現状では難しい
のだが、今回逆境の立場だったことは確かなので、一定の地力は当然認めていい
だろうし、次戦以降での巻き返しにまずは期待したいところ。



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