2018年11月11日日曜日

福島記念展望(ラップ傾向&予想)2018



まとめ
  • 前半が速くなり、さらに後半も仕掛けの早い展開。
  • 高い持久力が問われる。
  • 予想◎エアアンセム

過去のラップタイム

2017 12.5-11.9-11.7-12.8-12.7-11.4-11.6-11.6-11.5-12.5
2016 12.3-11.3-12.0-12.8-12.6-12.1-11.8-11.6-11.5-12.8
2015 12.4-11.1-11.8-12.2-12.8-12.4-12.1-12.6-12.0-13.1
2014 11.8-11.1-11.9-12.3-12.3-12.2-11.8-11.7-11.2-11.8
2013 12.0-10.9-10.8-11.7-12.1-12.6-12.3-11.6-11.2-12.1
2012 12.0-11.3-11.5-12.5-12.6-12.7-11.8-11.8-11.3-12.0
2011 12.5-11.0-12.0-11.9-12.0-12.8-12.3-11.6-11.1-11.9 新潟開催
2010 12.0-11.1-12.3-11.6-12.0-12.6-11.7-12.1-11.7-11.8
2009 11.8-11.1-11.1-11.6-11.9-12.3-12.4-12.4-11.6-12.4
2008 12.1-11.3-11.5-12.1-12.1-12.3-12.3-12.0-11.6-12.8

過去10年の平均ラップタイム(2011年は除く)
12.10-11.23-11.62-12.18-12.34-12.29-11.98-11.93-11.51-12.37
1.59.56




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半がある程度速くなって、2コーナー~向こう正面に
かけて一旦流れが落ち着き、その後ラスト4F~3Fで徐々にペースアップしつつ、
4コーナー~直線半ばで一気に力を使い→最後はラップがかなり落ちる形。

ここの特徴は、"前半部分の速さ"と、スパイラルカーブ&直線の短さという意識
に由来する"仕掛けの早さ"の2点。

スタート直後にある程度引っ張られつつ、3コーナー辺りからジワジワ加速して
いく…という展開によって、道中息の入らなかった馬が少しずつ淘汰されていく
サバイバル的な要素の強いレースとなり、持久力の高さがしっかり反映される。

脚質的には、ラスト1Fのラップが落ち込むことで、直線で隊列がガラっと変わる
ことも当然あり得るが、それ以上に、この展開に耐えられるかどうか?…という
部分がまずは重要なので、その裏付けだけはしっかり取っておきたいところ。


好走の条件
・高い持久力が問われる



予想

ここはさすがに流れそう。少しでも受け流せるタイプには注目したい。

◎エアアンセム
都大路Sでのハイパフォーマンス。それだけでこの3戦ずっと高い評価にして
いるが、ここでも継続。でも本命は初。
正直に言えば、持久力というよりも持続力というイメージだが、このメンバーの
中では、前半を受け流す方になるだろうし、展開的には十分はまっていいはず。
土曜はあまり時計は出ていなかったが、本来はもっと速い馬場なはずで、それで
内枠確保となれば、好走の可能性はやはり高そう。素直に期待。

○スティッフェリオ
札幌記念は、ある程度好位で前半から脚を使った格好。展開自体がかなり厳しい
レースで、直線一旦先頭に並びつつの→5着は強い。高い持久力を示した。
前走に関しては、上がり勝負で、何とな~く後ろからの競馬になっただけなので
度外視できるし、ここの引っ張られる展開での巻き返し(前進)は期待できる。
やり過ぎて→少し垂れる心配はなくはないが、とりあえず格好はつけるはず。

▲マサハヤドリーム
エアアンセムの裏付け・都大路Sでは4着。この馬は中団からの浮上だが、自身
としては前半でそれなりに脚を使っている内容だし、パフォーマンスは十分。
福島テレビOPでも、縦長の極端な展開を差し切っていて、厳しい流れは問題
ないし、鞍上も今回は持久力勝負が得意な勝浦J。仮に崩れるくらいの展開に
なった場合には、一発の可能性まであって良さそう。注目しておきたい。

注マイスタイル
前走では、前半かなり速い展開の中で、3コーナーで無謀とも思える仕掛け。
最後厳しくなったことは仕方がない…と言うか当然。度外視。
同舞台・福島民報杯では、超ハイペースを番手から粘っていて、地力はしっかり
示しているし、ここも展開的に厳しい立場にはなりそうだが、残る可能性は
あっても良さそう。軸には無理だが、やはり注目はしたい。

△メドウラーク
同舞台・七夕賞は、ハイペースで後半完全な右肩下がりという展開で、位置取り
的にはさすがに恵まれた部分が大きい。
それでも今回のメンバーではその再現もなくはないし、前走にしても、道中~
上がりのパフォーマンスはなかなかの水準で、展開1つという雰囲気。
もちろん斤量も増えているが、可能性としては考えておきたい。



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