2019年1月19日土曜日

アメリカジョッキークラブカップ展望(ラップ傾向&予想)2019



まとめ
  • やや落ち着いた入り方をしつつ→後半徐々に加速していく展開。
  • 持久力&持続力が問われる。
  • 予想◎ジェネラーレウーノ

過去のラップタイム

2018 12.8-11.2-12.3-12.5-12.5-12.0-12.2-11.8-11.8-12.1-12.1
2017 12.6-10.8-12.4-11.9-11.9-12.3-11.8-11.9-12.2-11.8-12.3
2016 12.3-11.2-12.8-12.2-12.3-12.0-12.0-11.8-11.6-11.8-12.0
2015 12.6-11.7-13.4-13.2-12.1-11.9-12.1-12.0-11.4-11.2-12.0
2014 12.5-11.1-12.9-12.2-12.4-12.3-11.9-12.3-12.4-11.9-12.1
2013 12.3-11.5-12.2-11.6-12.1-12.2-12.4-12.5-12.1-11.5-12.7
2012 12.6-11.3-13.4-13.2-13.3-12.5-12.4-12.3-12.1-12.0-12.2
2011 13.0-11.9-13.0-12.8-12.7-12.5-11.8-11.4-11.5-11.3-12.3
2010 12.3-11.3-12.7-12.2-12.0-12.4-12.4-12.2-11.9-11.2-12.0
2009 12.3-11.8-12.5-12.2-12.7-12.4-12.0-12.1-11.6-11.7-12.6

過去10年の平均ラップタイム
12.53-11.38-12.76-12.40-12.40-12.25-12.10-12.03-11.86-11.65-12.23
2.13.59




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~ややゆったりとした流れになり、
道中は一旦は流れが落ち着くものの徐々に加速して行く展開で、そのまま勝負所
までジワジワ加速して→ラスト1Fだけ少し落ちる形。

ここの特徴は、向こう正面の下り坂によって道中のスピードが押し上げられて、
結果的にロングスパートという形になっている点で、ある程度水準の高い道中を
楽に進められる持久力に加えて、末脚の持続力が必須になる。

脚質的には、先行馬も差し馬も一応来ているが、(馬場改修後は特に)前半で
あまりゆったりしていてはなかなか届かない…という雰囲気なので、ある程度
しっかり流れに乗れて→尚且つ上がりでも止まらないタイプを狙いたいところ。
当然、切れ味はあっても使える脚が限定的な差し馬には注意が必要になりそう。


好走する条件
・持久力&持続力が必要



予想


◎ジェネラーレウーノ
菊花賞は、スローから→急加速する直線勝負を作って、圧倒的な切れ負け。
とりあえず、この馬の適性からはかけ離れた内容だったし、さすがに度外視。
セントライト記念は、自身は冷静に対応した格好だが、超の付く早仕掛けで追い
込みまで浮上した中で、番手からしっかりと押し切り。前から沈んだ馬がその後
バンバン巻き返していることからも、この馬の価値は際立っている。
元々ここは、好位から押し通す形がはまるレース。シンプルに巻き返しに期待。

○フィエールマン
9F戦で3戦3勝。そこからいきなりの菊花賞制覇。展開にはケチがつくものの、
その事実はやはり重い。
そして、3000mでも溜めが効く…というのであれば、山藤賞の道中~上がりで
示したパフォーマンスの価値が(それ以前とは)違ってきて、成長分を少し足す
だけで、ここの水準には普通に届く計算になる。
相手に期待という意味で、結果的には2番手だが、当然頭まで考えたい。

▲サクラアンプルール
有馬記念&天皇賞の道中~上がりのパフォーマンスは高く、単純にそれだけで
考えても、ここではやはり上位扱い。
少し細かく脚を使うイメージはあるので、外回りよりも内回り、外枠よりも内枠
…という雰囲気ではあるが、外差しも決まり始めている現状、前がある程度締め
付けるようであれば、可能性としては頭まであってもいいのかも。

注ダンビュライト
前走は、前半何もせず→後ろから進め、生涯最速タイの上がりを使っての4着。
(長い脚を使う展開なので表現としては微妙だが)切れ負けと言っていい内容。
状態も緩かったし、当然ここは巻き返しが期待できる場面だが、昨年勝ち切った
時のパフォーマンスが、ジェネラーレウーノのセントライト記念とほぼ同じ…。
こちらは斤量が増えるし、単純な比較で威張れない…。⇒予想外の4番手。

△メートルダール
単純に、新潟記念の道中~上がりで示したパフォーマンスは高い。
そこの勝ち馬ブラストワンピースは有馬記念を制して、3着ショウナンバッハは
この舞台の常連。文脈としてはつながって良さそう。
不器用なタイプで、直長や広いコースの方が本来イメージは合うが、外回りなら
何とかなってもいいし、今の馬場ならば、浮上の可能性はあっても良さそう。

△ショウナンバッハ
この舞台では、常にそこそこの着に浮上。道中~上がりというパフォーマンスが
単純に合っている雰囲気。
少し細かく脚を使うタイプ的には内枠の方が良かったし、この相手に勝ち負け
というのは少し厳しいかも知れないが、先行タイプはいて、ある程度締まった
展開になれば、浮上する可能性はあってもいいはず。注目はしたい。

△ミライヘノツバサ
元々この舞台では、迎春S&AJCCで高いパフォーマンスを見せている馬。
1年半振りのオールカマーは何も出来ずに終わったが、前走は、そんな上がりは
ない!…と、余裕で切れ負けしたものの、走りの印象としては、多少息が戻って
来た雰囲気は窺えた。叩き3走目のここで前進を見せる可能性はあってもいい。
信頼度の部分で他の上位には劣るが、相手には考えてみたい。




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