2021年9月9日木曜日

小倉2歳ステークス回顧(ラップ分析)2021


まとめ
  • レース全体としてフラットに近い展開になった。
  • 高い持続力(&一定の持久力)が問われた。

小倉2歳S結果

ナムラクレア1.07.9 33.9 06-07
スリーパーダ1.08.3 34.2 06-06
アネゴハダ1.08.5 34.2 09-09
デュガ1.08.6 34.9 02-03
インプロバイザー1.08.6 34.7 04-03

天候:小雨 芝:良
上り4F:45.4 3F:34.3
前半3F:33.6
11.8-10.7-11.1-11.2-11.6-11.5



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半(このレースとしては)少し落ち着いた流れから、
その分道中は締まった展開で、そのまま最後まであまりスピードを落とさずに
ゴールを迎える形。

今回の特徴は、レース全体としてフラットに近い展開になったこと。
前半で極端には脚を使っていないと言っても、溜められる場面がなく、やはり
一定の持久力は問われたが、後半は"耐える"だけでは足りず、適性としては
持続力を備えていることが重要になった。

脚質的には、前が一本調子に脚を使ってしまって→差し馬が浮上した形だが、
(完勝の勝ち馬はともかくとして)2&3着馬は、ともに前後半をコンマ1秒差
というイーブンの内容で勝ち上がってきた2頭(1頭はダートだが)。
この点でも適性が物を言った感はある。

この先に向けては、レースの水準自体ある程度高く出ているので、まずは上位の
力を信頼したいし、展開的に、距離延長へのつながりも考えておきたい。
あとは次戦以降、"耐える"タイプの適鞍での巻き返しにも注目はしておきたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ナムラクレア
好発から少し控えて、前後半を34.0-33.9という、ほぼイーブンでまとめての
完勝。高い持続力を示した。
この馬の場合は、前走で前半から(実質的に)脚を使ったパフォーマンスもある
ため、今回は適性的な幅を示した格好だし、今のところ穴がない…という扱い。
この先は(目標となる6F戦がない以上)距離延長ということになるのだろうが、
とりあえず1つくらいの延長は問題ないはず。当然注目していきたい存在。



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