2010年8月15日日曜日

クイーンS展望 2010


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2009 12.5-11.4-11.6-12.4-12.2-12.2-11.9-11.9-12.1
2008 12.5-11.5-12.2-12.4-12.3-11.7-11.8-11.5-12.2
2007 12.3-11.3-12.5-12.0-12.1-11.8-11.5-11.2-12.0
2006 12.2-10.9-11.3-11.8-12.0-12.2-12.3-11.9-12.1
2005 12.6-11.4-12.0-11.5-11.7-11.7-12.0-11.8-12.0
2004 12.6-11.5-11.8-11.9-12.2-11.9-11.4-11.5-12.7
2003 12.4-11.6-12.2-12.6-12.6-12.2-11.3-11.2-11.6
2002 12.1-11.0-11.3-11.5-12.2-12.5-12.5-12.6-12.4
2001 12.9-12.1-11.9-11.6-11.8-11.6-11.7-12.0-11.8
2000 12.6-11.1-11.8-12.1-11.9-11.8-11.5-12.0-12.0

過去10年の平均ラップタイム
12.47-11.38-11.86-11.98-12.10-11.96-11.79-11.76-12.09
1.47.39




傾向
ラップタイムを見ると、前半はミドルペースで、道中は極端に緩むことはない
ものの形としては一旦落ち着いて、その後勝負所で徐々に加速して行く展開。

ここでは、一定に近いスピードで流れる道中に対応するための持続力がまずは
必要になるが、前半がそれ程速くはならないために持久力があまり問われず、
その分だけ上がりの性能も試されるので、勝負所で動ける程度の切れは欲しい。

脚質的には、昨年こそ函館の改修に伴い、開催が進んだ状態の馬場で行われて
差しが嵌まったが、本来は逃げ馬が圧倒的に勝っているレースで、少なくとも
4角で先頭に近い所にいなければ勝ち切るのは厳しいと言える。


好走する条件
・切れ&持続力があること


予想
メンバー的に少し速くなる可能性もあるので、上記した条件に加えて、
終いの部分を粘れる持久力を併せ持ったタイプを中心に考えたい。

◎ブラボーデイジー
開幕馬場とは言え、パワーのいる洋芝はかなり合っていそうだし、持久力&
持続力に関しては確かなものがあるので、先手さえ奪えればここでは勝ち負け
必至に思える。

○アプリコットフィズ
本質的に一瞬の切れを活かすというよりも、勝負所で持久力の高さで浮上して、
そこからの持続力で粘るというタイプなので、極端な切れ味勝負にはならない
この舞台は合いそう。

▲ヒカルアマランサス
元々の切れに加えて、持続力も示してきたというのがここ2走だが、2000mだと
あと1歩伸び切れないという印象もあって、そう考えると距離短縮のここでは
少なくとも前走からの前進はありそう。

注プロヴィナージュ
持続力は良いものを持っているタイプだが、切れに関しては他のメンバーには
おそらく劣るので、勝負所で遅れを取る可能性もあるかもしれない。
思い切って逃げる選択が出来れば…といったところ。

△ウェディングフジコ
持続力は持っているタイプで、前のペースが速くなれば、中山牝馬Sのように
展開的には嵌まる可能性はある。
ただしこの相手に大外から捲くって押し切れる程、地力で主張はできない印象。

☆レジネッタ
地力は高いが、基本的には上がりの時計が掛かる形でやっと浮上してくるタイプ
なので、洋芝というのは明らかにプラスだが、前に強い馬がいる今回は、伸びて
来ても差し切れないというイメージがどうしても湧く。





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