2010年10月6日水曜日

シリウスS回顧 2010


レース総括
■前半~道中がある程度速く、上がりは加速勝負
■切れ&持久力が問われた


シリウスS結果
キングスエンブレム2.04.4 36.6 06-06-05-03
ラヴェリータ2.04.5 37.0 02-02-02-02
チョイワルグランパ2.04.6 36.8 07-06-05-07
サクラロミオ2.04.7 36.6 12-12-09-08
マイネルアワグラス2.04.8 36.8 09-08-07-05
グリッターウイング2.04.8 37.2 03-03-03-05

天候:晴 芝:良
上り4F:49.6 3F:37.0
前半1000m:62.0
12.8-11.4-11.6-13.7-12.5-12.8-12.6-12.3-11.6-13.1




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半はこのレースとしてはそれ程ではないが、ある程度
速く流れて、コーナー部分で一旦落ち着いた後、向こう正面はまずまず締まった
展開になり、勝負所ではしっかり加速して、ラスト1Fはかなり落ちる形。

今回は、前半&道中がある程度速く流れていることから、それを追走しても
勝負所までしっかり余力を残せるような、持久力を持っていることがまずは
重要になった。

また上がりでは、このコースらしいロングスパート戦にはならず、ぎりぎりまで
待ってからの加速勝負という形になったために、かなりの切れが問われた。

今回の内容であれば、上位陣の地力の部分はある程度信頼できそうだが、JC
ダートまで考えれば、本番では勝負所で各馬がもっと積極的に押し上げて行く
はずで、他のレースによる持続力に関しての裏付けは欲しいところ。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

キングスエンブレム
持久力と1枚上の切れ味を示し、改めて性能の高さを証明した形。
ただしこの形自体は上賀茂Sで示したパフォーマンスに近く、自身の適性に
嵌まったという印象も否めなくて、(この展開では仕方ないとしても)終いの
ラップがかなり落ちていることから、懸念していた末の持続力という部分は
まだ未知数なところがある。
したがってG1の舞台で、本当の一線級が揃った中で期待するのは、その点を
確認してから…という感覚。

ラヴェリータ
勝ち馬に比べて実質2.5kg重い斤量を背負い、ある程度速い前半を積極的に
行って、尚且つ加速勝負にもしっかり対応していて、その内容で0.1秒差の
2着なら、明らかに格上のパフォーマンスだったと言えそう。
当然、今回のように持久力重視の舞台ならこの先も期待できるが、もう少し
スピード(&持続力)が問われると微妙…という部分もあるので、適鞍を
しっかりと見極めて狙いたいところ。


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