2010年10月3日日曜日

スプリンターズS展望 2010


予想
スプリントG1で、結局ハナに立つしかないローレルゲレイロがいるのだから
ペースが落ち着くことはまず考えられなくて、やはりここはハイペース戦を
想定しつつ、それを好位から押し切れるタイプを中心に考えたいところ。

◎ビービーガルダン
ハイペース戦でのパフォーマンスは昨年しっかり示しているし、その負けた
相手の先行力が落ちている可能性を考えたら、ここは期待できるはず。
59kgを背負った前々走はともかく、前走で元々得意だった持続力勝負で負けて
いることも、春も同じように持続力勝負の阪急杯で負けて、G1ではしっかり
巻き返したように、よりスプリンターに近づいていると前向きに捉えたい。

○ローレルゲレイロ
ハイペースからの持久力勝負でこその馬で、ここはベストとも言える舞台。
問題は本来の先行力を発揮できるかどうかの1点で、先頭に立つのに時間が
掛かった場合や、ハナを奪えなかった場合のリスクを考えて、今年は評価を
1つ下げておく。

▲キンシャサノキセキ
地力は当然勝ち負けレベルの馬だが、基本的にはやはりスピードの持続勝負の
方が合っているタイプで、(馬場が渋った場合などの)実質的なハイペースは
ともかく、実際の32秒台もあり得るような流れでは分が悪い印象。
雨でも降れば別だが、1叩きも出来なかったことを考えれば、ここはライバル
2頭に譲る…という雰囲気。

注サンダルフォン
元々ハイペース戦を地力で浮上する形は得意で、先行力に関しても、今年は
北九州記念でついに32秒台の追走まで見せていて、最内枠からロスなく回って
くれば浮上の可能性は十分ありそう。

△アイルラヴァゲイン
元々ハイペースからの持久勝負でこその馬で、過去2回掲示板を確保している
ようにこの舞台は合っていて、状態次第では勝ち負けの少し後ろにいるくらいの
ことはあってもいいはず。

△ワンカラット
基本的にスピード持続力で勝負してきた馬で、明らかにここよりも高松宮記念
向きというタイプに思える。
ただし函館SSのハイペース戦を制しているので、上位になだれ込むことは
あっても良さそう。

☆グリーンバーディー
前走は1つ上の実力を示した訳だが、結局は持ち味の決め手を発揮した形で、
速い流れへの対応は分からなかった。
地力は認めるとしても、適性微妙でしかも1番人気というのなら、感覚的には
下げたくはなる。


×ダッシャーゴーゴー
前走もCBC賞も、基本的に上がりの脚を活かす形で勝って(好走して)いて、
G1レベルのハイペースへの対応は正直疑問。

×サンカルロ
基本スピード持続力で勝負するタイプの馬だけに、1400~1600mの馬も来やすい
高松宮記念はともかく、真のスプリンターでなければ厳しいここでは疑問。





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