2011年8月21日日曜日

レパードS展望 2011


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2010 12.4-10.8-12.2-12.8-12.3-12.8-13.2-12.4-12.9
2009 12.5-11.1-12.1-12.0-12.0-12.4-12.4-11.6-13.4

09-10年ラップタイム



傾向
コースの特徴を考えた、昨年の記事(→'10レパードS展望)を参考にすると、
・(速い前半→)持久力&(4角~直線で一気の加速→)切れが問われる
・クラスが上がると、前傾の展開に近づいていく
ということになっている。

これを踏まえて09年の内容を見てみると、前半~道中が相当に締まった流れに
なって、勝負所ではしっかり加速しているものの、最後はかなり落ちる形。
10年は、前半が(馬場差を考えれば)かなり速く、道中は平均的なペースで、
勝負所で加速は示しつつも、上がり自体は少し掛かる形。

展開的に多少異なる部分はあるが、前半の厳しさという点は両者の間で共通して
おり、世代上位が出走してくることで、上記した2番目の特徴がしっかり表面化
していて、適性的にも切れ→持久力&持続力の方へシフトしているイメージ。

したがってここでは、前半のスピードに引っ張られても確実に浮上できるような
地力を示しているタイプを、何はともあれ中心に考えたいところ。


好走する条件
・高い持久力(&持続力)があること


予想
前に行きたい馬が結構揃っていて、ゆったり入って道中が締まるというよりも、
前半がとことん速くなるという方がイメージしやすい。
そうなると基本的には差し馬に向くはずで、引っ張られて浮上できるという点は
大前提として、(隊列が長くなるだろうから)道中~上がりで持続できる脚を
持っているタイプが軸となりそう。

◎ボレアス
前半が相当速いJDDでしっかり浮上してきたし、ユニコーンSではスピード
持続力を十分発揮しており、ここはやはり上位には入ってきそう。
最後圧倒するようなスケール感…というのはないが、脚質的にも恵まれそうな
ここは中心視していいはず。

○タガノロックオン
前走の内容を踏まえて、陣営(&鞍上)がどの程度のポジションを取るかが鍵に
なりそうだが、極端に前に行くということがなければ、一定の持久力&持続力を
示している馬だけに、当然浮上はしてきそう。展開次第では頭まで考えたい。

▲タカオノボル
前走の内容は強くて、当然その再現の可能性もここはあるが、もう少し道中が
締まった場合にしっかり対応できるかは一応未知数。
その点を含め、同型が多いここは、あくまでパフォーマンスを上げてくることが
前提…という感覚。

注サトノサミット
一応この馬も、古馬1000万クラスの厳しい展開を浮上してタイム差なし…という
ステータスを手に入れての出走で、脚質的にも上位に食い込む権利はありそう。
最後の爆発力は感じないので、なだれ込むくらいかも知れないが、一応注目は
しておきたいところ。

△レックスパレード
前走は前半飛ばす形から、最後もしっかり押し切った内容だが、タカオノボルと
比較すると、前半&道中&上がりで、どれも1つずつ落ちるイメージ。
今回は、とりあえず同型を倒すことが大きな課題。





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