2011年8月3日水曜日

小倉記念回顧 2011


レース総括
■前半ハイペースで道中も緩まない、完全な前傾レース
■持久力&持続力が問われた


小倉記念結果
イタリアンレッド1.57.3 35.7 09-09-08-06
キタサンアミーゴ1.57.6 35.8 11-11-11-09
リクエストソング1.57.7 36.6 03-03-03-03
ヤマニンキングリー1.57.7 36.4 06-06-05-06
エーシンジーライン1.57.8 36.8 02-02-02-01
ナリタクリスタル1.57.8 35.9 12-13-13-12

天候:晴 芝:良
上り4F:48.4 3F:36.4
前半1000m:57.1
11.8-10.7-10.8-12.0-11.8-11.8-12.0-12.0-11.8-12.6




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半が相当に速くなり、道中も全く淀みのない展開で、
勝負所まで一定に近いスピードを維持しつつ、ラスト1Fだけ落ちる形。

今回の特徴は、とにかくスプリント戦レベルの前半の速さで、道中も全く緩む
場面がなかったことから、完全に前傾の、持久力&持続力勝負だったと言える。

脚質的には、この展開ではやはり差し馬に向いたと言えそうで、そう考えると
上位に残っている先行馬の存在は目立っていて、そのあたりは次戦以降の大きな
狙い目になってきそう。
(もちろんこの展開でしっかり浮上した差し馬も十分な地力を示したと言える)


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

イタリアンレッド
展開的には嵌った格好ではあるが、この馬の位置取りでも十分引っ張られている
くらいだし、勝負所でも積極的に浮上した形だったので、今回に関しては何の
文句もないパフォーマンスだった。
秋まで考えると状態面で心配も出てくるが、とりあえずこの内容なら、夏の間は
十分に期待が持てそう。当然次戦も注目したい。

キタサンアミーゴ
勝ち馬を終始見るような位置取りから、展開的にはやはり嵌った感もある。
ただしこの馬の場合、長い距離の、前半で相当に引っ張られる展開でも結果を
残しているように、持久力に関しての裏付けは持っていて、それに加えて今回の
ようなスピード持続力が問われる展開をこなせたというのは収穫。
当然これはプラスに捉えたい。

リクエストソング
この馬の位置取りでも明らかに33秒台で入っていて、前半でそれだけ脚を使い
ながら最後もしっかり浮上して(粘って)いるというのなら、やはりこれは評価
しない訳にはいかない。
イメージ的には距離短縮ですぐにでも結果が出そうな雰囲気。注目したい。

ヤマニンキングリー
久々の状態ながら、これだけ厳しい展開を好位からしっかり浮上した形なので、
当然(1度叩いての)次戦の期待は大きくなる。
あとは絶好調だった2年前の水準までパフォーマンスを上げられるか…という
点に注目したい感覚。

エーシンジーライン
ハイペースを番手から、勝負所でも攻めた格好で、最後まで良く粘った内容。
この馬の場合、ミドルペースで持続力を活かすイメージだったので、これだけ
速い流れから粘り込めたというのは、1つの大きな収穫。
当然これは次戦以降、ペースが落ちた時にあっさり逃げ切る可能性を考えたい。


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