2011年9月25日日曜日

神戸新聞杯展望 2011


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2010 13.0-11.5-13.2-12.9-12.5-12.2-12.7-12.1-12.0-11.6-10.6-11.6
2009 12.6-10.8-12.1-12.5-12.3-12.2-12.7-12.4-12.1-11.3-11.5-11.7
2008 12.9-11.4-12.3-12.5-12.2-12.4-12.4-11.9-11.6-11.2-11.9-12.6
2007 12.5-10.8-12.2-11.7-11.6-12.5-12.8-12.8-12.4-11.4-11.4-12.6

過去4年の平均ラップタイム
12.75-11.13-12.45-12.40-12.15-12.33-12.65-12.30-12.03-11.38-11.35-12.13
(0.24 -0.38 -0.51 -0.50 -0.39 -0.15 -0.17 -0.39 -0.33 -0.17 -0.54 -0.55)←バラつき
2.25.03




傾向
この条件ではまだ4回の開催だが、一応過去の平均ラップタイムを見てみると、
前半はミドルペース~やや速いくらいで、道中はさすがに落ち着く流れになって
いるものの、それほど極端には緩まない展開、その後は3~4コーナーで徐々に
ペースアップしつつ、ラスト3Fで一気に加速…という形。

この距離なので、道中じっくり進める形からの上がり勝負…という雰囲気だが、
一線級が基本的にしっかり勝つレースだけあって、その水準自体は低くない。
つまりこの舞台で、勝負所までしっかり余力を残すためには、如何に長い道中で
無駄脚を使わないかが重要で、結果的にまずは高い持久力が問われる。

また上がり部分では、展開的にしっかりとした加速が入るので、そこで置かれ
ないための切れは当然必要で、さらにラスト3Fから全開…という形になっている
ために、そこから長い直線を最後まで伸び切れるかどうか…という点も、勝敗を
分ける要素にはなりそう。


好走する条件
・高い持久力が必要
・切れ&トップスピードの持続力があること


予想

◎オルフェーヴル
一瞬の切れや持久力に関しては、まだドリームジャーニーを超えたとは言い切れ
ない部分があるが、終いを伸び切れるかどうか…という点では確実に上を行って
いる雰囲気で、この舞台ではどうやっても浮上はしてきそう。
普通の状態なら勝ち切るはず。

○ウインバリアシオン
長くゆったりした道中からの決め手勝負でこそ…というタイプで、この舞台への
適性はかなり高いし、純粋な持久力という点でも、ダービーのパフォーマンスを
持ち出せば当然上位の扱いになる。
それでも終いを伸び切れるかどうか…という点で、ダービーでオルフェーヴルに
しっかり差をつけられた形なので、それよりも上の評価という訳にはいかない。

▲スマートロビン
春は自らのスタートの悪さと、スピードに偏った展開で全く結果を残せないで
終わったが、前走は締まった展開の中でなかなかの持久力を発揮しての快勝。
その前走の内容と、元々ゆったりした流れからの溜め→切れは発揮できていた
…ということを併せて考えれば、(積極的に行くことは条件だが)この舞台なら
上位に残る可能性もあっていいはず。

注フレールジャック
引っ張られての浮上にしても、決め手にしても、一応しっかり示している馬で、
一瞬の切れで片をつけるというよりも、最後まで持続するイメージからも、直線
勝負もおそらく大丈夫。
あとは未経験の長い道中で脚を使い過ぎる…ということさえなければ。

△ショウナンマイティ
道中を長くゆったり進めて、そこから切れを活かす形は合っているとは思うが、
長い直線を伸び切れるかどうか…という点では不安がある。
また今の馬場状態ではラスト1Fのラップが落ち込みやすく、そこを地力で差して
来れるだけの迫力までは感じないので、やはり強くは推しづらい印象。

△ダノンミル
締まりに締まった若葉Sでは、1周かけてジワジワ浮上しての押し切り、道中は
そこそこ速いが前半遅かった皐月賞では、中団に控えて直線相対的に全く伸びず
…という、完全に持続勝負向きのタイプで、溜めていいタイプでは全くない。
そうなると、地力はあるので前から残る可能性もなくはないが、ここのある程度
メリハリのある展開に合わない可能性はありそう。


×ステラロッサ
春はスプリングSではオルフェーヴルとも僅差だったことを考えると、その後
本当に伸び悩んだ印象だったが、走法的には長い距離をゆったり進めるよりも、
スピードで引っ張られて一気に走り切る方が良さが出そうなイメージで、ここも
道中で無駄脚を使って伸び切れない…という可能性が結局高そう。

×カーマイン
持久力は2走前の500万下でしっかり示している格好だが、スムーズに加速する
イメージはなく、この相手だと素直に切れ負けしそうな雰囲気。





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