2011年9月15日木曜日

京成杯AH回顧 2011


レース総括
■前半~道中がかなり締まった展開の、相当な前傾レース
■スピード持続力が問われた


京成杯AH結果
フィフスペトル1.31.9 34.7 06-07-07
アプリコットフィズ1.32.0 34.6 09-09-07
レインボーペガサス1.32.2 35.2 06-06-05
オセアニアボス1.32.2 34.2 12-12-12
エアラフォン1.32.3 34.6 09-11-10

天候:晴 芝:良
上り4F:46.8 3F:35.3
前半4F:45.1
12.0-11.0-11.0-11.1-11.5-11.7-11.8-11.8




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半から速い流れになり、その後もなかなかスピードの
落ちない展開で、勝負所に近づいた場面でやっと減速しつつ、最後はフラットな
形になっている。

とにかく今回は、展開にしてもジョッキーの騎乗にしても、相当に前掛かりな
内容になっていて、完全にスピード持続力勝負というレースだった。

脚質的には、開幕週でもこれだけの展開なので、やはり先行馬には厳しかったと
言えそうで、実際に上位には前半or道中のどこかしらで溜めを作ったという馬が
入っている印象。

そう考えると、好位からある程度粘っている馬というのが、次戦以降での1つの
狙い目になりそうだが、いずれにしても、マイルG1は最早1分31秒台…という
時代なので、(馬場は違うにしろ)今回の流れで好走できたというのは、今後に
向けての裏付けに十分なっていきそうな雰囲気。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

フィフスペトル
好発から、全く緩まない道中…という中で脚を溜めた格好で、勝負所しっかり
浮上しての押し切り。鞍上の完璧な騎乗だった。
馬自身に関しても、休養前に示していた以上の持続力を発揮しているくらいで、
これは強い内容だったと言えそう。
当然次戦以降も十分に期待ができる。

アプリコットフィズ
前半溜める形から、勝負所でしっかり浮上する形での2着。持続力発揮。
元々結果を残している舞台&展開なので、適性的には当然合っていたと思うが、
それにしても今までの凡走が何だったのか?という雰囲気。
単純に状態面(精神面)の問題とかであれば、当然この先の期待は持てるはず。

レインボーペガサス
ある程度好位から進めて、勝負所では結果的にギリギリまで溜めた形で、最後は
しっかり浮上してきたという内容。
完全に一本調子の展開に対して、それにつき合わない瞬間を入れているという
点で、やはり鞍上の力も大きかったと思うが、それでもこの馬自身も、さすがに
忙しいイメージだったここのスピードにも、しっかり対応できたことは収穫。
広いコースに替わっての前進は当然ありそう。

スズカコーズウェイ
好位から進め、道中もかなり押し上げた形だったが、それでも最後はまずまずの
粘りを見せている。
この舞台でこの内容を示せるのであれば、得意の1400mに戻れば普通に前進が
期待できそう。注目したい。


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