2011年12月24日土曜日

ラジオNIKKEI杯2歳S展望 2011


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2010 12.7-10.8-13.0-12.7-12.5-12.5-12.3-11.8-11.8-12.1(61.7-60.5)
2009 12.6-11.0-12.7-12.9-12.5-12.6-12.2-11.6-11.4-11.8(61.7-59.6)
2008 12.6-11.0-12.3-12.2-11.8-12.0-12.3-12.3-12.3-12.9(59.9-61.8)
2007 12.5-11.6-13.4-13.4-13.6-13.9-13.1-11.5-11.4-12.6(64.5-62.5)
2006 13.0-11.3-12.3-12.3-12.5-13.0-12.5-11.8-11.5-11.9(61.4-60.7)
2005 12.3-11.3-12.7-12.7-12.3-12.9-12.4-11.9-11.7-11.7(61.3-60.6)
2004 12.9-12.4-13.5-13.4-12.7-12.5-12.1-11.4-11.1-11.5(64.9-58.6)
2003 12.6-11.6-12.3-13.0-12.8-12.5-11.9-11.8-11.4-11.7(62.3-59.3)
2002 13.1-11.5-13.2-12.9-13.4-12.9-12.2-11.7-11.4-12.2(64.1-60.4)
2001 12.8-11.4-13.2-13.0-13.0-12.7-12.2-11.7-11.6-11.8(63.4-60.0)

過去10年の平均ラップタイム
12.71-11.39-12.86-12.85-12.71-12.75-12.32-11.75-11.56-12.02
2.02.92




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見れば、前半ミドルペース~ややゆったりした流れで、道中は
基本的にはかなりしっかり緩む展開になり、ラスト4Fから徐々に加速していき、
完全に上がり勝負という形。

2歳馬の2000m戦だけに、やはり道中はスローに流れることが想定される。
そうなると当然決め手勝負という方向にはなるのだが、そのためには長い道中で
無駄脚を使わないことが重要で、結局は持久力の高い馬が浮上するレース。
(近年は前半のペースが上がっている傾向もあるので余計に)

また道中がある程度高い水準になった場合(1000m通過:61秒台が1つの目安)
過去の結果からは、クラシックに直接的につながるという傾向が出ているので、
この先を見据えてその点には注目しておきたい。


好走の条件
・一定の持久力が必要
・勝負所での切れ&末脚の持続力


予想

◎ゴールドシップ
前走は後方からの競馬になったが、道中ではかなり脚を使う形から、直線でも
1頭違う脚で詰めてきているように、切れ&持続力はしっかり示した格好。
その内容からは、1F延長のここへのつながりは十分意識できるし、位置取りを
考えても嵌りそうなイメージはある。

○グランデッツァ
初戦で速い上がりも示しているし、前走では持久力&切れを発揮した格好で、
この舞台への適性は十分にありそう。
タイプ的にもゆったりした走り方をするので、距離延長という方向はプラスに
働きそうなイメージ。

▲ブライトライン
黄菊賞では水準の高い流れを勝ち切り、持久力&持続力をしっかり示した形で、
単純に地力の裏付けだけならナンバーワン。
ただ少し大味なタイプで、イメージとしては京都の長距離くらいが合いそうな
雰囲気があり、切れ&スピードという点で、ここを押し切れるかは微妙な印象。

注トリップ
前走は、レースの流れ自体は緩いものの、この馬自身は道中をまずまずの水準で
進めていて、(一瞬の切れはともかく)最後伸び切れるイメージからも、ここで
浮上してくる可能性は十分ありそう。
単純に持久力(≒格)の点で、上位に対してどこまで出来るかに注目したい。

△アダムスピーク
前走は新馬戦ということで、前半~道中が極端に緩い流れではあったが、映像
からは、ある程度の持久力を備えていそうな雰囲気も感じるし、少なくとも切れ
という点では問題はないはず。可能性としては考えておきたい。

△エーシングングン
前走は道中まずまずの水準で追走して、最後は一応しっかり伸び切っているし、
イメージ的には、もう少ししっかりしてから…という雰囲気ではあるが、ここで
ある程度浮上してくる可能性はあって良さそう。





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