2014年10月16日木曜日

秋華賞の傾向 2014


秋華賞過去10年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。

2013(メイショウマンボ:1.58.6)
12.1-10.4-11.9-12.2-12.3-12.3-11.9-11.8-11.8-11.9

天候:晴 芝:良
上り4F:47.4 3F:35.5
前後半:58.9-59.7
勝ち馬コーナー通過:11-11-08-08
勝ち馬上り3F:34.2


2012(ジェンティルドンナ:2.00.4)
12.3-11.0-13.2-13.4-12.3-11.6-11.4-11.3-11.5-12.4

天候:曇 芝:良
上り4F:46.6 3F:35.2
前後半:62.2-58.2
勝ち馬コーナー通過:08-09-09-09
勝ち馬上り3F:33.1


2011(アヴェンチュラ:1.58.2)
12.2-10.8-11.6-11.8-11.9-12.2-11.9-12.1-11.7-12.0

天候:晴 芝:稍重
上り4F:47.7 3F:35.8
前後半:58.3-59.9
勝ち馬コーナー通過:02-03-03-02
勝ち馬上り3F:34.9


2010(アパパネ:1.58.4)
12.0-10.8-12.0-11.9-11.8-12.8-12.5-11.6-11.2-11.8

天候:晴 芝:良
上り4F:47.1 3F:34.6
前後半:58.5-59.9
勝ち馬コーナー通過:11-12-08-08
勝ち馬上り3F:34.1


2009(レッドディザイア:1.58.2)
12.3-10.3-11.4-11.9-12.1-12.8-12.2-12.0-11.6-11.6

天候:晴 芝:良
上り4F:47.4 3F:35.2
前後半:58.0-60.2
勝ち馬コーナー通過:08-08-05-05
勝ち馬上り3F:34.5


2008(ブラックエンブレム:1.58.4)
12.3-10.4-12.3-12.2-11.4-12.5-11.9-11.5-11.8-12.1

天候:晴 芝:良
上り4F:47.3 3F:35.4
前後半:58.6-59.8
勝ち馬コーナー通過:05-06-08-07
勝ち馬上り3F:34.6


2007(ダイワスカーレット:1.59.1)
12.3-10.4-11.5-12.2-12.8-13.6-12.4-11.3-11.1-11.5

天候:晴 芝:良
上り4F:46.3 3F:33.9
前後半:59.2-59.9
勝ち馬コーナー通過:01-02-02-01
勝ち馬上り3F:33.9


2006(カワカミプリンセス:1.58.2)
12.0-10.6-11.9-12.0-11.9-12.2-12.0-12.0-11.6-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:47.6 3F:35.6
前後半:58.4-59.8
勝ち馬コーナー通過:09-08-05-06
勝ち馬上り3F:34.4


2005(エアメサイア:1.59.2)
12.4-11.0-12.2-12.2-12.3-12.3-11.8-11.6-11.3-12.1

天候:晴 芝:良
上り4F:46.8 3F:35.0
前後半:60.1-59.1
勝ち馬コーナー通過:12-12-12-09
勝ち馬上り3F:34.2


2004(スイープトウショウ:1.58.4)
12.4-11.0-12.1-12.4-12.0-12.0-11.6-11.7-11.6-11.6

天候:晴 芝:良
上り4F:46.5 3F:34.9
前後半:59.9-58.5
勝ち馬コーナー通過:17-17-15-16
勝ち馬上り3F:33.9


過去10年の平均ラップタイム
12.23-10.67-12.01-12.22-12.08-12.43-11.96-11.69-11.52-11.90
1.58.71




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見れば、前半速く、道中もそれ程緩まずに淀みなく流れ、早めの
仕掛けから、ある程度のスピードを維持したままゴールを迎える形。

このレース(コース)の特徴は、何と言っても持続力が問われるということで、
前半のペース次第で上がりの絶対的な速さは変わってくるものの、適性面では
(瞬間的に)"切れる"ことよりも"止まらない"ことの方が重要になる。

脚質的には、基本締まった展開になり、前半~道中の速さ次第では追い込みまで
決まるレースではあるが、ペースに左右されやすい後方を定位置とする馬よりも
中団辺りから進められる馬の方が結局信頼度は高い。


基本的なところは上記したくらいだが、道中に関して少しだけ追記しておくと、
このレースでは道中であまり息を抜けないため、高い持久力(心肺機能)を
持っている馬が当然有利になるのだが、だからと言って単純にそれさえあれば
良いという訳ではない。

つまり12秒前後を刻み続ける(絶対的な)スピードそのものに対応できるか?
…という部分が問題で、純粋な持久力だけで勝負するようなステイヤー寄りの
タイプでは、筋肉への負荷に耐えられない(→脚が上がる)可能性がある。

したがってここでは、筋力などの中距離的な(ひょっとしたらマイラーに近い)
資質がどうしても必要で、その点の裏付けだけは取っておきたい。


好走の条件
・相当な持続力が必要
・持久力があること







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