2016年11月11日金曜日

武蔵野S展望 2016


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2015 12.0-11.0-11.4-11.7-12.1-12.1-11.9-12.5
2014 12.3-10.7-11.2-11.8-12.1-12.2-12.0-12.9
2013 12.3-10.9-11.5-12.1-12.1-12.3-11.9-12.2
2012 12.1-11.0-11.9-12.7-12.9-12.4-11.5-11.9
2011 12.2-11.2-12.0-12.0-11.8-11.4-12.2-12.4
2010 12.3-11.5-12.1-12.3-12.6-12.0-11.8-12.0
2009 12.4-10.7-11.5-12.0-12.2-12.1-12.0-12.6
2008 12.3-10.8-11.6-12.1-12.5-12.3-11.8-12.6
2007 12.7-10.8-11.8-12.1-12.4-12.0-11.7-12.0
2006 12.4-11.2-11.6-11.8-12.0-11.6-12.0-12.7

過去10年の平均ラップタイム
12.30-10.98-11.66-12.06-12.27-12.04-11.88-12.38
1.35.57




傾向(過去記事の一部修正)
過去のラップタイムを見てみると、前半がかなり速く流れていて、その後道中も
なかなかスピードの落ちない展開になり、勝負所~直線で少しだけ加速しつつ、
ラスト1Fは落ちる形。

基本的にこの舞台では、前半~道中の速い展開になるために、持久力&持続力を
備えている…ということが、まずは必須の条件になる。

一方で、道中が落ち着いた展開になる年も中にはあって、ある程度速い上がりに
対応できる脚も併せ持っている…という馬の方がやはり信頼感は増しそう。

脚質に関してはやはり前半のペースによるところが大きいものの、極端に後ろ
からではさすがに厳しいので、速いペースをある程度好位で受けられるタイプが
有利になっていて、結局は地力の高さが物を言いそうなイメージ。


好走する条件
・持久力&持続力があること


予想

◎モーニン
フェブラリーSは、道中が少し落ち着いた展開ではあったものの、全体としての
パフォーマンスはやはり高いものを示しているし、昨年のここで、前半~道中の
締まった展開でもしっかりと好走はしているので、とりあえず実力&適性面での
問題は特に見つからない。
直近でも1800mでアウォーディーと差のない競馬をしているように、状態は良さ
そうだし、59kgを背負う厳しさはあるものの、やはりここは推しておきたい。

○ゴールドドリーム
ユニコーンSは、レース自体は(速過ぎる)例年と比べたら落ち着いた入り方を
したものの、自身はしっかり水準の高いラップを踏んで押し切っていて、一応は
昨年のノンコノユメ(ユニコーンS時)と遜色ないパフォーマンスだった。
ここで勝ち負けするには、前半&道中&上がりの全てで、そこからもう1段階の
レベルアップをする必要はあるが、(3馬身の差をつけた)グレンツェントとの
比較からは、その可能性は十分あっていいはず。

▲ソルティコメント
同舞台の3連勝は、前半~道中が締まった展開、道中で溜めを効かす展開、前半
ゆったり入って→決め手を発揮する展開と、全て異なった形で勝ち切っていて、
それぞれのパフォーマンスも十分に高いものを示しているし、展開に依らない
強みはやはりある。
今回は休み明けになるので、状態が問題なければ…という条件は付くが、当然
上位には扱っておきたい存在。

注カフジテイク
前走は、なかなかの水準で追走しつつ→かなりの決め手を発揮しての勝利で、
その内容であれば、(一昨年のワイドバッハと同じイメージで)距離延長しても
ある程度出来て良さそう。
展開次第という部分はやはりあるので、信頼まではさすがにできないが、浮上の
可能性はとりあえず考えておきたい。

△ブラゾンドゥリス
安定した経歴の持ち主で、一定の地力は認めていいだろうし、同舞台のレース
でもしっかりと結果は残していて、適性自体は備えていそう。
ただし、そのどれもが道中水準の低い展開になっていて、この相手に対してどこ
まで出来るかは微妙。あくまでここは可能性として。

△ノボバカラ
同舞台でもユニコーンSや白嶺Sなどで、前半~道中を厳しいペースで進めつつ
→粘り込んだ経験は持っているが、溜めを効かす…という要素が薄く、さすがに
トップレベルのマイラーと戦うこの段階に至っては、一本調子過ぎ…な印象。
それなりに上位には残れても、坂上でキッチリと交わされそう。

△タガノトネール
昨年ここでは2着している訳だし、実力的にも適性的にも十分な裏付けを持って
いる馬だが、近走はさすがに物足りない内容。
もちろん状態次第ではある程度上位に粘る可能性はあるが、勝ち負けまではもう
無理なのかも…。基本は静観。





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