2016年11月26日土曜日

ジャパンC展望 2016


予想
土曜の競馬を見ると、先週と比較して地味に洋芝を2cm伸ばしたからなのか、
脇に雪が残っているような状態だからなのか、(後者であっては欲しいが…)
比較的パワー系のタイプや、地脚の強いタイプに向いている印象を受けた。

したがって例年とは少し違って、今年は切れや性能というジャパンCではないの
かも知れない。
(純粋な切れタイプなんてルージュバックくらいしかいないのだが…)

ということで、見た目以上に負荷が掛かる馬場…という条件を前提に考えると、
スタート直後に脚を使うタイプが逆境の立場に置かれる可能性はあるはずで、
当然1枠1番の大人気馬の扱い方は、少し難しくなりそう。

あとは予想する側のスタイルの問題だが、自分の場合は、やはり逆らう方向に
なってしまう。

◎ゴールドアクター
前走は、道中を高い水準で進めて→上がりをしっかりとまとめた格好での差し
切りで、(データ的な)裏付けが少し物足りなかったこれまでとは一線を画した
内容だったと言える。やはりトップホース。
タイプ的には、基本は持続力を活かせる舞台でこそというイメージなので、本来
東京がいいとは言えないのだが、アルゼンチン共和国杯では切れ勝負を(多少
遅れを取りながらも)しっかりと勝ち切っているし、今の状況ならば、(洋芝で
強過ぎの)この馬くらいがむしろピッタリはまるのかも。
父親には以前ここで(目の前で)悶絶させられたが、息子には素直に2代制覇の
期待をしておきたい。

○シュヴァルグラン
前走は、展開的にゆったりした流れからの→加速勝負になったことでどうか?
とは思ったが、それを問題なく勝ち切ってG2のレベルの切れを示し、適性の
幅の広さ…という点で、これまでとは一線を画すような内容。
タイプ的には、もっと地力が問われる方が間違いなくいいので、パフォーマンス
的な前進は今回見込めるし、(良く分からない積極策の宝塚記念は度外視して)
パワー馬場の阪神大賞典やオリオンSで強い競馬をしていることからも、今の
状況はこの馬には向いているように思える。
キタサンブラックより上に取ったのは1つの賭けだが、可能性はあるはず。

▲キタサンブラック
地力に関しては、天皇賞&宝塚記念で相当に高いものを示しているし、ここでは
言うまでもなく上位の存在で、普通に勝ち切ってしまう可能性も当然ある。
ただし、長い直線での決め手…という部分はやはり問題で、前走や大阪杯で速い
上がりを使って好走してはいるのだが、自らの力で加速する必要がある東京は、
下り坂の後押しがある京都や阪神とはやはり違う。
さらに今回は、上記したように相対的に負荷が掛かった状態で勝負所を迎える
可能性もあるし、(これ以上下げるのはさすがに無理だが)ここで逆境の立場
ながら際どく粘って→有馬記念で巻き返す想定にしたい。

注リアルスティール
中山記念で示した地力と、前走で示した切れを合わせて考えれば、とりあえず
ここでは普通に上位扱いになるし、タイプ的にも、大きなフットワークをする馬
なので、距離延長自体は悪くないはず。
ただし、過去の例からは、ここで前進を示した馬は、天皇賞でもう少し厳しい
ラップを踏んでいる…という事実もあって、前走がスローだった点は正直良い
材料とは言えないし、今の馬場で得をする方向性の馬でもない。
微妙だが、やはりここは相手の1頭に止めたい。

△ディーマジェスティ
皐月賞のパフォーマンスと比べれば正直落ちるとは言え、何だかんだダービーや
菊花賞でも崩れなかった訳だし、持久力という点ではやはりここでも上位に扱う
べき存在。
本質的には、ここもやはり長いくらいには思えるが、とりあえず前走からの距離
短縮で(自身としては)普通に前進を示すだろうし、展開次第では勝ち負けに
近いところに浮上する可能性はあって良さそう。当然注目はしておきたい。

△ラストインパクト
昨年ここでは2着していて、その時のパフォーマンスは、単純な横の比較では
やはり上位扱いになる。
もちろん位置取り的に恵まれた部分もあるし、今回とは馬場などの条件が少し
異なるため、それをそのまま信頼はできないが、有力な先行馬が早めに仕掛ける
ような展開など、再度浮上する可能性も考えられなくはない。
とりあえず現状、人気を落とし過ぎているようには感じる。

△レインボーライン
菊花賞は、上がりに賭けるような競馬ではあったが、外を回しつつしっかり浮上
した内容的に、一定の持久力はやはり認めるべきだし、ここでもある程度出来る
可能性はあっても良さそう。
タイプ的にも、適性の幅が広いイメージではあるし、とりあえずここの展開には
対応出来ても良さそうだし、展開次第では怖い存在になるかも。
とにかく結果を出している札幌記念組。軽視はできない。

△イラプト
昨年は、前半速い展開にしっかり引っ張られるポジションから進めて、基本的に
差しが浮上した中で6着に粘った内容。
一応同じような競馬で5着に粘ったサウンズオブアースが、直後の有馬記念で
巻き返したことを考えても、これはやはり評価しておくべき。
もちろん直接的な裏付けはそれだけなので、信頼まではできないが、3歳で1度
経験しているだけに、4歳で前進を示す可能性はやはりある。注意はしたい。

△サウンズオブアース
昨年は、一応逆境の立場に置かれながら最後しっかり粘って掲示板を確保して、
その実力はやはり上位の扱いになる。
ただし本質的に、勝負所で流れに乗り遅れるタイプなので、この舞台自体は正直
合っている訳ではないし、同じ理由で、不利を受ける可能性も高い馬なので、
力では負けていなくても、結果には反映されない…ということも考えられる。
結局ここでは圏内候補の1頭にしかならない。







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