2019年11月21日木曜日

マイルチャンピオンシップ回顧(ラップ分析)2019


まとめ
  • 落ち着いた入り方から、後半ある程度締まった中での加速勝負。
  • 切れ&持続力が問われた。
  • ある程度好位&内寄りを進んだ馬に向いた。

マイルCS結果

インディチャンプ1.33.0 33.9 04-05
ダノンプレミアム1.33.2 34.2 04-03
ペルシアンナイト1.33.3 33.7 10-12
マイスタイル1.33.4 34.6 01-01
ダノンキングリー1.33.4 34.1 06-07

天候:晴 芝:良
上り4F:45.8 3F:34.2
前半4F:47.2
12.5-11.2-11.6-11.9-11.6-11.5-11.0-11.7




レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半は落ち着いた入り方をして、その分道中はあまり
緩まない展開になり、そこから直線でしっかりと加速する形。

今回の場合、ラップのバランス的にははっきりと後傾だが、(馬場を考えれば)
道中はある程度締まった格好。その点、地力で一定の淘汰はなされた扱いで、
適性的には、切れと持続力のバランス…というレースだった。

また、(前半ゆったり&道中以降が締まる)この形は、特に外差しが脚を使い
過ぎるパターンにも該当。実際に2桁のポジションから→上位に浮上して来た
ペルシアンナイトやカテドラルなどはロスの少ないコース取りだったし、基本
的には、ある程度好位&内寄りの馬に向いた…と言えそう。

そのあたりを前提として、今回、結果を大きく左右したのは、やはり馬場適性。
上位馬の中での話ではあるが、荒れ馬場での"切れ"勝負というところで、元々
フットワークのいい馬が(上げ切れず)苦戦したイメージ。

この手のレースを見て、いつも思い出されるのが、ジェンティルドンナが6着に
敗れた京都記念。あのパターンだ…と、今更ながら思い至る。
(そこに思考を結びつけられなかった自分自身にも、今、愕然としている…)

もちろん、その時と比べて今回は、一定の地力は問われている訳なので、勝ち
切ったインディチャンプの実力は疑いようもないが、走法の部分で今回損をした
馬(特にディープ産駒2頭あたり)の巻き返しにも、この先しっかりと注目は
しておきたい感覚。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

インディチャンプ
とにかくもう、回転の速さ。これに尽きる。
もちろん、直線で追い出しをギリギリまで我慢できる程に余力を残していた
ことが大きい訳だが、荒れ馬場の中で一気にトップギアに入れられる能力は、
間違いなく群を抜いていた。
そして、このレースの勝利だけだと、一芸に秀でた馬…みたいな扱いになって
しまうのだが、この馬には安田記念での勝利もある。
今回の条件での圧倒的な強さを目の当たりにしてから振り返ると、この手の馬が
(他の有力馬に大きな不利があったとは言え)あの超高速馬場でよく勝ったな…
と、今更ながら思わせる。文句のつけようがないマイル王者。素直に称えたい。
次戦は香港マイルとのこと。(この馬にとって重要な)ロスの少ない競馬をする
印象があまりないレーンJというのは気になるが、当然期待はしておきたい。

ダノンプレミアム
スタート直後から、極力馬場のいい所を通って、直線も止まらずにしっかりと
力は示した格好だが、最後は相手の決め脚に屈しての2着。
鞍上もしっかり工夫はして、やることをやっての負けなので、仕方ない結果では
あるのだが、(特に後半)フットワークが普段よりも少し小さくなっているよう
にも見えたし、やはり馬場の影響は少なからずあった印象。
この条件ならば(未だに馬場の速い)ジャパンCの方が良かったかも…などと
結果論的なことを言ってみたところで、今週末は天気が微妙。う~む、不運…。
どちらにしても、この負けを大きく捉える必要はないはずだし、来春に期待。





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