2019年11月16日土曜日

東京スポーツ杯2歳ステークス展望(ラップ傾向&予想)2019



まとめ
  • 一旦落ち着いて→しっかりと加速する展開だが、水準はそれなりに高い。
  • 一定の持久力&切れが問われる。
  • 予想◎ラインベック

過去のラップタイム

2018 12.7-11.5-12.0-12.3-11.9-11.6-11.6-11.4-11.6
2017 12.4-10.9-11.4-11.8-12.0-12.3-12.0-11.8-12.0
2016 13.0-11.4-11.7-12.1-12.4-12.6-12.0-11.2-11.9
2015 12.9-11.7-12.3-12.4-13.1-13.4-11.5-10.9-11.3
2014 12.7-11.1-11.6-12.4-12.5-12.7-12.3-11.0-11.6
2013 12.7-11.4-11.7-11.8-12.0-11.9-11.6-11.2-11.6
2012 12.8-11.1-11.2-11.3-12.0-13.1-12.2-10.9-11.4
2011 13.3-11.9-12.3-12.9-13.2-13.2-12.2-11.5-12.2
2010 13.0-11.5-11.7-12.1-11.8-12.0-11.8-11.5-11.9
2009 12.8-11.4-12.0-12.2-12.7-12.7-11.4-11.2-11.8

過去10年の平均ラップタイム
12.83-11.39-11.79-12.13-12.36-12.55-11.86-11.26-11.73
1.47.90




ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

ラップタイムを見れば、前半はミドルペースくらいの流れから、道中はなかなか
スピードが落ちないものの、一旦は落ち着く展開。その後ラスト3F~2Fで大きく
加速して、上がりはある程度速くなる。

このレースでは、以前と比較すると締まった展開が増えていて、ある程度高い
水準での追走でも後半に余力を残せる…という部分で、一定の持久力は欲しい。

それを前提とした上で、やはりこの舞台なので、適性的には"切れ"が重要。
実際に(道悪や厳しい展開による例外を除けば)過去のここの勝ち馬は、基本
的に34秒台前半以内の上がりを使っているし、その点はしっかり問いたい。

脚質的には、しっかりと切れ味を持った馬ならそこまでこだわる必要はないが、
極端に後ろのポジションから…というのはさすがに難しくなるので、やはり中団
辺りまでにつけられる馬の方が信頼はしやすい。


好走する条件
・一定の持久力&切れがあること



予想

個人的にとにかく時間がなかった週。この少頭数はありがたい。
マイネルデステリョあたりが行き切って締め付ける…という可能性もゼロでは
ないだろうが(同馬にはたぶんそれがベスト)、とりあえずは落ち着きそう。
性能を示している馬を素直に選びたい。

◎ラインベック
新馬戦では、性能の高さをしっかりと示して、前走では、道中ある程度締まった
展開の中で一定の地力を示した格好。
もう少し馬格があれば…という部分はあるが、フットワークのいいタイプで、
距離延長も問題なさそうだし、コース替わりの週で最内枠を確保。
全兄のジナンボーは、デビューから4ヶ月後の2戦目では20kgくらい馬体を
増やしているし、この馬にもそれに近いことが起きれば。色々と期待したい。

○アルジャンナ
新馬戦は、かなり落ち着いた流れからの→上がり勝負という中で、まともには
追わずに、ただただ交わすだけ…という騎乗で勝利。性能は示した。
450~460kg台の人気3頭の中では、スケール感がある方で、成長してもっと
身が入ってくれば面白そうな存在。
その点、新馬戦が6月の阪神なら…というところで、今回は2番手。

▲コントレイル
人気3頭の新馬戦の中で、指標的にはこの馬のレースの数字が最も高い。
それにも関わらず、何故3番手評価?となるのだが、↑の2頭の走りから感じた
違和感(と書くとマイナスのニュアンスっぽいのだが)のようなものが、あまり
なかった…というのが理由。(伸びしろ…的なことかも)
むしろ完成度ではこちらが上で、あっさり…の可能性もあるが、少し控える。

注リグージェ
新馬戦は、道中溜めた格好ではあるが、しっかりとした決め手を発揮して勝利。
加速には少し苦労するのかも知れないが、エンジンが掛かってからの破壊力は
なかなかのものだし、浮上の可能性はあっても良さそう。
それなりにスケール感もあるし、ここで地力を示せれば、面白いかも。

△オーロラフラッシュ
性能の部分では一息ということにはなるが、前走&前々走ともに、最後しっかり
伸び切れるところを見せて、ラスト1Fがなかなか強そうなタイプ。
サトノクラウンの2014年に近いようなイメージで、団子状態の中での坂上勝負
…とかなら、最後の最後に覆す可能性はあるかも。展開待ちだが注目はしたい。

△マイネルデステリョ
前走は、飛ばした前に引っ張られる形で、自身も道中をかなり高い水準で進め
つつ→上がりをまとめての勝利。
今回は少頭数になって、切れ勝負で何も出来ず…という可能性もあるのだが、
地力(の裏付け)では大いに威張れる存在。上記のように飛ばせば。



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