2020年7月15日水曜日

ジャパンダートダービー回顧(ラップ分析)2020


まとめ
  • 前半~道中がかなり厳しい流れになり→上がりは完全に落ち込む展開。
  • 高い持久力が問われた。

JDD結果

ダノンファラオ2.05.9 39.7 02-02-02-02
ダイメイコリーダ2.06.2 40.1 01-01-01-01
キタノオクトパス2.07.3 40.4 06-05-05-05
ブラヴール2.07.6 38.7 13-13-10-10
ミヤジコクオウ2.08.0 41.4 04-04-04-04
エメリミット2.08.3 40.6 08-08-08-08
カフェファラオ2.08.4 41.8 03-03-03-03
バーナードループ2.08.4 41.3 07-07-07-06

天候:曇 ダート:重
上り4F:52.3 3F:39.8
前後半1000m:61.3-64.6
12.2-11.4-12.3-12.8-12.6-12.3-12.5-12.9-12.7-14.2




レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、スタートからある程度速い入り方をしつつ、その後の
道中もかなり締まった展開。直線では少しだけ加速を示しているものの、最後は
完全に落ち込む形になった。

今回の特徴は、やはり前半(比較対象の平均も元々速い)~道中の速さ。
前後半5Fの差が3秒以上の前傾で、攻め切って→ひたすら耐える…という戦いに
なり、適性的には、当然高い持久力が問われた。

脚質的には、差しづらい馬場自体の傾向もあったのかも知れないが、さすがに
これは行った行った…という表現にはしづらくて、スピード(耐性)&パワーが
試される厳し過ぎる展開によって→後ろが潰れた末の、前2頭の決着。
地力が物を言ったと考えておきたい。(最近で言えば桜花賞の2、3着馬…的)

過去のこの手のレースでは、例えば同じく上がりが40秒近く掛かった2006年も
好位の2頭(2、3番手)の決着。勝利したフレンドシップは、その後屈腱炎を
発症して活躍が難しくなってしまったので何とも言えないものの、2着に粘った
バンブーエールは短距離戦線で大活躍。

往々にして、厳しい展開を好位から→粘るというパフォーマンスは、どちらかと
言えば距離短縮につながるもの。

今回の上位2頭からは、ある程度"長さ"を感じたので、当てはまらない可能性も
あるが、まずは両者の力を認めた上で、この先どのように(どのような路線に)
つながって行くのか?という部分にも、長い目で注目していきたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ダノンファラオ
前半~道中が締まった展開の中で、番手から圧を掛けるような形から→しっかり
押し通してのG1制覇。
前走の鳳雛Sも同じように厳しい前傾戦だったが、そこでの大敗から一瞬で巻き
返した格好で、それまでと比べても明らかにパフォーマンスを上げてきた。
(もちろん陣営を含めての)立て直す力は素晴らしい。
この内容がどの方向につながって行くのか?というのは、現時点では判断し切れ
ないが、地力は当然認められるし、この先の活躍にも期待はしておきたい。

ダイメイコリーダ
こちらは、鳳雛Sでも好位から→粘り込んでいたし、この手の展開での強さは
とりあえず間違いなさそう。この先も地力勝負では当然注目しておきたい存在。
前々走の1勝クラスのレースでは"溜め"を効かす内容も示していて、この馬も
今の時点ではどちらの方向に行くのか?は判断しづらいが、元々7Fでの好走も
ある馬だし、(将来的に)セオリー通りに距離短縮の可能性もなくはない。
後学のためにも、動向を注視しておきたい。

カフェファラオ
前走ユニコーンSで、マイルの前傾戦を好位から押し通しつつ、間髪を入れず
距離延長。体内に刻み込まれているリズム…という部分で、つながりづらさは
あったのかも知れない。
その他にも1角手前でのアクシデント、圧を掛けられる競馬ならではの厳しさ、
砂被り…など、敗因は複合的なものだろうが、経験が物を言うのがダート。
キャリアの浅さを考えれば、仕方のないところ。(その点、今回のこの馬と同じ
4戦目でJDDを制したクリソベリルは凄い!となるのだが…)
元々デビュー2戦は後傾の内容だったし、スピード一辺倒という訳ではないはず
なので、とりあえず現時点では、単純に距離…という感覚にはならないし、同じ
父親の産駒が勝利している訳なので、適性も全くダメ…ではないはず。
その勝ち馬が前走から一瞬で巻き返したように、これを糧にして、乗り越えて
くる姿に期待しておきたい。(それだけの価値がある馬…だとは思う)




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